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「生理がきそうでこない・下腹部痛」の対処法はご存知ですか?医師が徹底解説!

 公開日:2025/01/18

生理がきそうでこない。下腹部痛もある時、身体はどんなサインを発しているのでしょうか?Medical DOC監修医が考えられる病気や何科へ受診すべきか・対処法などを解説します。気になる症状は迷わず病院を受診してください。

※この記事はMedical DOCにて『「生理がきそうでこない・下腹部痛」の原因はご存知ですか?医師が徹底解説!』と題して公開した記事を再編集して配信している記事となります。

楯 直晃

監修医師
楯 直晃(宮本内科小児科医院)

プロフィールをもっと見る
2013年 熊本大学病院 初期臨床研修医
2015年 熊本大学病院 総合診療専門修練医
2018年 国立熊本医療センター 救急集中治療部医員
2020年 リアラクリニック名古屋院院長
2021年 メディカル・テート株式会社 CEO
2022年 宮本内科小児科医院副院長

救急科専門医、抗加齢医学専門医、プライマリケア認定医、内科認定医、産業医、健康スポーツ医、医療経営士、禁煙サポーター、日本産婦人科学会会員、厚労省緊急避妊研修修了、厚労省緩和ケア研修修了

「生理がきそうでこない・下腹部痛」の正しい対処法は?

ホルモンバランスの乱れは、不調だけでなく生理不順を招く要因にもなります。女性の体はとてもデリケートなため、ストレスや運動不足、不規則な生活などのちょっとしたことでもホルモンバランスが乱れることがあります。日々の生活の中でできることから少しずつ改善するなどの対応をとりましょう。ウォーキングなどで適度に体を動かすことは、自律神経を活性化しホルモンバランスを整えます。また日頃から基礎体温を記録することをおすすめします。基礎体温により体の状態を把握することで、ご自身の気分や体調をコントロールしやすくなります。快適に過ごすひとつのツールとして、ぜひ取り入れてみてください。

「生理がきそうでこない・下腹部痛」についてよくある質問

ここまで症状の特徴や対処法などを紹介しました。ここでは「生理がきそうでこない・下腹部痛」についてよくある質問に、Medical DOC監修医がお答えします。

生理が遅れていて下腹部が痛いのは妊娠しているのでしょうか?

楯 直晃 医師楯 直晃 医師

妊娠したために遅れている可能性も考えられますが、妊娠以外の原因も多く考えられます。1~2週間経っても生理がこない場合や、痛みが強くなっている場合は、早めに婦人科を受診することをおすすめします。

妊娠の可能性がないのに生理が来ず下腹部が痛いのは病気ですか?

楯 直晃 医師楯 直晃 医師

生理がこない原因の中には、病気が隠れている可能性もあります。痛みが続いたり、我慢できないようであれば、早めに医療機関を受診してください。

生理がきそうでこない・下腹部痛症状の予防法を教えてください。

楯 直晃 医師楯 直晃 医師

体を温めたり、ホルモンバランスを整える食生活や好きなことをしてリフレッシュするなど生活習慣の見直しをすることはとても大切です。習慣を変えることはなかなか難しいこともあるかと思うので、できるところから始めてみてください。

40代女性で生理がきそうでこない・下腹部痛は更年期障害でしょうか?

楯 直晃 医師楯 直晃 医師

更年期の不調で40代から生理不順になる場合もあります。ピルの服用やホルモン治療で改善されることもあるため、医師に相談してみるといいでしょう。

まとめ

毎月起こる生理だからこそ「今までも同じことがあったから大丈夫」「何とかなるだろう」と過ごしてきたことがあるかもしれません。生理がこない原因の中には、早めに病院へいって検査や治療を行った方が良いものもあります。早めのケアが早めの回復につながることもあります。

「生理がきそうでこない・下腹部痛」で考えられる病気と特徴

「生理がきそうでこない・下腹部痛」から医師が考えられる病気は12個ほどあります。
各病気の症状・原因・治療方法など詳細はリンクからMedical DOCの解説記事をご覧ください。

妊娠の可能性がある場合には第一に妊娠を疑いますが、妊娠の可能性がない場合には、婦人科疾患と内分泌疾患をしっかりと検査して調べる必要があります。

「生理がきそうでこない・下腹部痛」と関連のある症状

「生理がきそうでこない・下腹部痛」と関連している、似ている症状は25個ほどあります。
各症状・原因・治療方法などについての詳細はリンクからMedical DOCの解説記事をご覧ください。

「生理が来そうでこない・下腹部痛」の他に、これらの症状が見られる際は、「妊娠」「甲状腺疾患」「子宮筋腫」「更年期障害」「子宮内膜症」などの病気の存在が疑われます。
痛みがひどい場合やなかなか治らない場合は、早めに医療機関への受診を検討しましょう。

この記事の監修医師

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