「MRI検査」はどのくらい時間がかかる?費用や検査で分かる病気についても解説!

MRI検査の結果が出るまでの期間は?メディカルドック監修医が、クリニックでの当日説明から総合病院での読影期間、緊急時の即日報告まで、結果が判明するまでの流れを詳しく解説します。
※この記事はメディカルドックにて『「MRI検査」はどのくらい時間がかかる?費用や検査で分かる病気についても解説!』と題して公開した記事を再編集して配信している記事となります。

監修医師:
木村 香菜(医師)
目次 -INDEX-
MRI検査とは?
MRI(Magnetic Resonance Imaging、磁気共鳴画像法)検査は、強力な磁石と電波を使い、磁場を発生させて行う検査です。縦、横、斜めなど、さまざまな方向の断面を画像にすることができます。
また、体の臓器や血管の状態を詳細に調べることができます。主に脳や脊椎、関節、腹部臓器などの診断に用いられます。同じように医療の現場で多く用いられているCT検査と比べると、放射線を使用しないため、被ばくのリスクがないことが特徴です。今回の記事では、MRI検査で何がわかるのか、どのようなメリットやデメリットがあるのかについて解説します。そして結果が出るまでの時間についてもお示しします。ぜひ参考にしてください。
CT検査との違い
MRIとCT検査の違いとして最も大きなものは、MRI検査ではX線を使用しないので、放射線被曝の問題がないことです。また、MRI検査は磁場を用いるため、CTとは異なる特性を持ちます。例えば、CTは骨の描出が得意なのに対し、MRIは軟部組織(脳や筋肉、靭帯など)の詳細な画像を得るのに適しています。一方で、検査時間がCTでは10分程なのに対し、MRI検査では20分から1時間程度と長くかかるという点も違いとして挙げられます。
MRI検査の検査時間はどれくらい?
MRI検査は、撮影するための時間は部位によって異なるものの、20分から1時間程度です。造影剤を使用する場合、撮影前あるいは撮影中に造影剤の静脈注射を行うため、さらに10分〜15分程度の時間がかかります。
MRI検査の検査結果はどれくらいでわかる?
MRIの検査結果がわかるまでの時間は、医療機関や検査の種類によって異なります。検査画像自体は当日に仕上がることが大半ですが、放射線科診断専門医が読影し、レポートを作成するまでの期間が医療機関ごとに異なるためです。例えば、クリニックや小規模病院などでは、MRI検査の結果は当日に説明を受けることができることもあります。一方、総合病院や大学病院の場合、外来でMRI検査を受けた際には検査から1週間程度後に結果説明が行われることが多いと考えられます。画像診断を専門とする放射線診断専門医の読影が行われ、レポートが作成されてから結果が説明されるためです。もちろん、脳梗塞が疑われるなどの緊急事態が疑われる場合は、どのような病院でも即日結果報告が行われます。
「MRI検査の時間」についてよくある質問
ここまでMRI検査の時間について紹介しました。ここでは「MRI検査の時間」についてよくある質問に、メディカルドック監修医がお答えします。
MRI検査中は眠っていても問題ないでしょうか?
木村 香菜 医師
MRI検査中に眠ってしまっても、基本的に問題ありません。しかし、体が動くと正確なMRI画像が撮影できない場合があります。そのため、できるだけ起きているようにしましょう。
MRI検査でナプキンは外した方がいいのでしょうか?
木村 香菜 医師
生理用のナプキンで、金属が含まれていない場合には外さなくても問題ありません。骨盤範囲のMRI検査など、撮影範囲にナプキンが含まれるような場合には、事前に技師にその旨を伝えておきましょう。
まとめ
MRI検査は、組織の状態を詳しく調べることができ、さまざまな病気の検出に役立つ画像診断です。ただし、検査時間が長く、狭い空間が苦手な人にとってはストレスに感じることもあるかもしれません。また、体内に金属がある人は事前にMRI検査が可能かどうかをチェックしておくことも必要です。MRI検査を受ける際には、事前に医療機関からの指示案内を確認しておきましょう。
「MRI検査」の異常で考えられる病気
「MRI検査」から医師が考えられる病気は60個ほどあります。各病気の症状・原因・治療方法など詳細はリンクからメディカルドックの解説記事をご覧ください。
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