お互いに健康を高め合える、家族で通える歯科医院との出会い【京都市右京区 トミイ歯科・矯正歯科】


小児・成人とも症状のないうちから歯科医院に通うケースが増えている。しかし、「自分には合っているが小児歯科や小児矯正に対応していない」「子どもにはいいけれど、私にはどうも……」といった悩みを持つ親も少なくないようだ。通院の手間・時間を削減するという意味でも、できれば親子で同じ歯科医院に通いたいもの。そうしたなかで、京都市右京区の「トミイ歯科・矯正歯科」は、親子で通いやすい診療体制をしっかり整えている。同院の冨井真左信院長、冨井明子先生に、どのような診療・取り組みを行っているのか詳しく話を伺った。
冨井 真左信(とみい まさのぶ)
医療法人真明会 トミイ歯科・矯正歯科 院長
1990年朝日大学歯学部卒業後、大阪歯科大学歯科補綴学第二講座入局。1996年にトミイ歯科・矯正歯科を継承。歯学博士。日本補綴歯科学会・日本顎咬合学会・近未来オステオインプラント学会・PASSの会所属。お口と体の健康を長く保つために、お口の中全体をひとつにまとめて考えた診療を大切にしています。1本1本の歯を守ることが、日々の生活の質(QOL)につながると考え、丁寧に診療にあたっています。
1994年大阪歯科大学歯学部卒業後、大阪歯科大学歯科矯正学講座に入局。日本矯正歯科学会認定医。長きにわたり、京都市内の保健センターにて乳幼児歯科相談を担当。国際中医薬膳師・日本成人矯正歯科学会・近畿東海矯正歯科学会所属。小児・成人矯正を担当し、乳幼児期からの歯並びやかみ合わせの改善を通じて、全身の健やかな発育の支援に取り組んでいる。また、ちょっとしたお口のお悩みや心配ごとでも、気軽に相談してもらえる環境づくりを大切にしている。
目次 -INDEX-
- 親子で同じ歯科医院に通うことの意外なメリット
- 小児矯正は専門医師の定期チェックのうえ、最適な時期にスタート
- 近年、小児矯正を希望される親御さんが増えていると聞きます。小児矯正について教えてください
- 癖や習慣も治すのですね。具体的にはどんなことがありますか?
- そんな癖や習慣は、歯医者さんで改善できるものなのでしょうか?
- 親御さんは、I期治療を受けることをどのように判断すればよいでしょうか?
- II期治療はどんなことを行うのですか? またII期治療だけを受けるようなこともありますか?
- いずれにせよ、自己判断せず定期的に診てもらうことが大切なのですね
- 貴院のI期治療では、どのような装置を使っていますか?
- II期治療ではどのような装置を使っていますか?
- 親子で一緒に行えば、矯正も楽しく乗り切れそうですね
- 貴院の小児矯正の費用について教えてください
- 成人矯正の費用についても教えてください
- きっかけは何でも!自分の歯の価値を高め、大事にすること
親子で同じ歯科医院に通うことの意外なメリット
親子で同じ歯科医院に通うことには、どのようなメリットがありますか?
【院長】親子で同じ歯科医院に通う価値は、単に「安心」だけではありません。私たちは、“家族という最小単位から健康を育てる”ことが最も重要だと考えています。
お子さんのお口は、食べ方・呼吸・姿勢・生活習慣など、ご家族の影響を大きく受けて成長します。だからこそ、親御さんと同じ視点でお口を見守り、家族全体で同じ理解・同じ方向性を持つことが、将来の健やかな成長につながります。
当院では、親子を“別の患者さん”としてではなく、「ひとつの家族単位の健康」としてサポートしています。

親御さんは、まずご自身が信頼できる歯科医院を探すことが大切になりそうですね
【院長】はい、とても大切なことです。ただ私たちは、「治療するための歯科医院」ではなく、“人生に伴走する歯科医院”を見つけていただきたいと考えています。
特に妊娠期は、お口の環境が大きく変わる時期であり、その状態は赤ちゃんにも大きく影響します。だからこそ妊娠前から、お口の状態を整える・生活習慣を見直す・正しい使い方を知るという準備が大切です。そしてそれは、「赤ちゃんのため」だけでなく、ご家族の未来の健康づくりの第一歩でもあります。
妊娠中だと歯科治療に制限が出るためでしょうか?
【院長】たしかに治療には配慮が必要ですが、もっと大切なのは、「生まれてくる前からお口の環境を整えること」です。むし歯菌や歯周病菌は、生活の中でご家族から伝わることもあります。だからこそ当院では、お母さんだけでなく、ご家族全員が一緒にお口のケアに取り組むことを大切にしています。これは単なる予防ではなく、“家族で健康を守る文化づくり”です。
出産後、お子さんはどれくらいの時期に歯医者さんに連れていけばいいでしょうか?
【院長】一般的には歯が生えてからですが、当院ではもっと早い段階、生後4カ月頃からの受診をおすすめしています。なぜなら、お口の機能は「歯が生えてから始まる」のではなく、哺乳・呼吸・舌の動き・姿勢といった赤ちゃんの成長そのものと深く関係しているからです。この時期から関わることで、“歯並びを治す”のではなく、“歯並びが良く育つ環境”をつくることができます。
4カ月だと、まだ乳歯も生えていないと思いますが、どんなことを行うのでしょうか?
【院長】とても良い質問です。この時期に大切なのは、むし歯予防ではなく、「お口の正しい使い方の土台作り」です。例えば、指やブラシに慣れる・お口に触れられることに慣れる・舌や唇の動きを育てる等こうした積み重ねが、将来の歯並び・噛み方・呼吸・発音すべてにつながっていきます。つまりこの時期は、“未来の健康への準備期間”なのです。
小さいときから歯医者さんに通っていくことで抵抗がなくなるのですね
【院長】はい、ただし大切なのは「慣れ」だけではありません。私たちは、無理に治療を進めることはしません。お子さんのペースに合わせながら、「安心できる場所」として関係を築くことを大切にしています。
そしてもう一つ大切なのは、親御さんとの関わりです。親御さんが前向きに関わることで、お子さんも自然と、「ここは大切な場所なんだ」と感じるようになります。
お子さんの受診の付き添いをしていると、親御さんもいろいろ気づくことがありそうです
【院長】はい、むしろ親さんにとっての学びがとても大きいと考えています。当院では、歯磨き・食事の取り方・離乳食の進め方・お口の使い方・歯並びの見方などを、親子で一緒に学んでいただいています。なぜなら、子どもの健康は、家庭での関わりによって育つものだからです。その一環として、当院では「親子歯磨き教室」を開催し、ご家庭で実践できる形でサポートしています。

親子で通うことは、親子で学ぶことにもつながるんですね
【院長】はい、私たちはそう考えています。日々のケアを親子で一緒に学ぶことで、それは家庭の中で自然に習慣になります。そしてその積み重ねが、一生涯の健康につながる力になります。
私たちは歯を治すだけでなく、「家族の未来をつくる歯科医院」でありたい。家族は社会の最小単位です。だからこそその核から、健康の価値を育てていく。そして、家族でお口の健康を共有し、記録し、支え合うことが、生涯健康で過ごすための大切な鍵だと考えています。
「歯を守るのではなく、家族の未来を育てる。」「お口から、人生の建幸へ。」
小児矯正は専門医師の定期チェックのうえ、最適な時期にスタート

近年、小児矯正を希望される親御さんが増えていると聞きます。小児矯正について教えてください
【明子先生】小児矯正の本当の目的は、単に歯を並べることではありません。私たちは、「その子が本来持っている成長の力を正しく引き出すこと」だと考えています。そのために大切なのが、顎の成長やお口の使い方を見ながら、適切なタイミングで関わることです。そしてその”タイミング”は、一度の診断ではなく、日々の積み重ねの記録の中から見えてきます。
親子で継続して通っていただくことで、その子の成長の流れを正確に把握でき、必要な時期に、必要なサポートができるのです。
癖や習慣も治すのですね。具体的にはどんなことがありますか?
【明子先生】はい、とても大きく関係します。
歯並びは「歯」だけで決まるものではなく、舌の位置・唇や頬の筋肉・呼吸・姿勢・生活習慣といった、日常の積み重ねによる影響も大きいのです。だから当院では、癖を単に「やめさせる」のではなく、なぜその状態になっているのかを、成長の流れの中で見ていきます。お子さんの情動の発育・環境との影響も継続して診ているからこそ分かることです。
そんな癖や習慣は、歯医者さんで改善できるものなのでしょうか?
親御さんは、I期治療を受けることをどのように判断すればよいでしょうか?
【明子先生】一般的には5~6歳頃が目安と言われますが、本当に大切なのは、「その子にとっての適切なタイミングを見極めること」です。そしてその判断に最も重要なのが、これまでの成長の記録です。いつから口呼吸になっているのか・舌の使い方はどう変化してきたか・顎の成長の方向はどうか等これらは、その時だけ見ても分かりません。
だからこそ、継続して診ていることで、「今、介入すべきか」、「まだ待つべきか」が正確に判断できるのです。
II期治療はどんなことを行うのですか? またII期治療だけを受けるようなこともありますか?
【明子先生】II期治療は、永久歯が生えそろってから行ういわゆる本格矯正です。ただし私たちは、I期治療の質とタイミングが、II期治療の内容を大きく変えると考えています。
II期が不要になる・治療がシンプルになる・抜歯を回避できる可能性が高まる等こうした結果は、“適切な時期に適切な介入ができたか”に大きく左右されます。そのためにも、正確で規格化された記録と経過観察がとても重要になります。
いずれにせよ、自己判断せず定期的に診てもらうことが大切なのですね
【明子先生】はい、ここが最も大切なポイントです。私たちは、「長期で正確に規格化された記録こそが、未来の治療を変える」と考えています。同じ歯科医院で継続して診ることで、成長の変化・機能の変化・生活習慣の影響がすべてデータとして蓄積されます。その結果、“その子にとって最適な治療開始時期”が明確になるのです。
これは単なる早期発見ではなく、“過不足のないタイミングで介入する”ための医療です。
貴院のI期治療では、どのような装置を使っていますか?
II期治療ではどのような装置を使っていますか?
【明子先生】矯正治療の本質的なゴールは正しいお口の機能を作り、それは審美的にもバランスをとり、そして生涯の健康の源になる長く安定する歯並び・噛み合わせにすることです。
II期治療では、ワイヤー矯正・マウスピース矯正などを用いて、歯並びを整えます。しかし当院では、II期治療を“本質的なゴールを手に入れていただく”ことを目指しています。そのために、I期からの関わり、そして家族での取り組みが重要になります。
私たちは、歯並びを「治す」のではなく、“育てるもの”だと考えています。そしてその成長を支えるためには、家族での理解と、継続した記録の積み重ねが不可欠です。家族は社会の最小単位です。
その家族単位でお口の健康を共有し、記録し、支える。その積み重ねが、適した治療のタイミングを導き、生涯にわたる健康へとつながります。
親子で一緒に行えば、矯正も楽しく乗り切れそうですね
【明子先生】歯並びがきれいになっていく喜びも2倍です。
診療全般において、当院ではご希望により親子やきょうだいの予約を同じ時間枠でお取りできます。別々のチェアで診療を同時進行すれば時短になりますし、もちろん親御さんがお子さんの様子をそばで見たい場合など、順番に診療を受けていただくこともできます。
貴院の小児矯正の費用について教えてください
すべて税込みで、相談料が2,200円、検査・診断料が74,800円です。期治療費(大人の歯が生えそろうまでの治療)は220,000~605,000円となります。費用は、治療期間・通院回数・使用する装置などにより変動いたします。
成人矯正の費用についても教えてください
相談料が2,200円、検査・診断料が74,800円です。
Ⅱ期治療はⅠ期治療の差額で、メタルブラケットの表側矯正が968,000円、セラミックブラケットの表側矯正が1,078,000円、上下とも歯の裏側に取り付けるフルリンガルが1,595,000円、目立ちやすい上顎だけ裏側に取り付けるハーフリンガルが1,430,000円、インビザラインティーンが1,100,000~1,430,000円となります。
歯の1~2本を動かす部分矯正については、550,000~600,000円(税込)となります。

きっかけは何でも!自分の歯の価値を高め、大事にすること

貴院では医療ホワイトニングを導入されているそうですが、それについて教えてください
「むし歯や歯周病かもしれない」という状態でも、ホワイトニングの相談に乗っていただけますか?
【明子先生】歓迎します。検査でむし歯や歯周病が見つかれば、もちろん先にその治療が必要になりますが、お気軽にご相談ください。
私はどんな角度からでも、まずはお口に興味を持っていただくことが大切と考えています。「こうなりたい」というお気持ちから手に入れた健康や美しさは、患者さんが必ず大事にしてくれるんです。

最後に、読者の方にメッセージをお願いします
【明子先生】大切なのは、適切な診療によってお口の価値を高めることがです。価値が高くなると、そのお口を大事にしようという気持ちが自然に強くなります。受診の動機は、歯の健康でも、美しさでも何でもいいんです。正しい順序を踏んで治療・予防に取り組めば、結局はどちらも手に入れることができます。
【院長】当院では、すべての歯が正しく機能して初めて身体の器官としての役割を果たすという「一口腔=一単位」の考え方を大切にしています。
お口の環境は、日々のブラッシングと食事の工夫、そして定期検診によって今日から改善していけます。ぜひ親子で、ご家族で当院にご相談ください。
編集部まとめ
「子どもの診療を通して親が歯の大切さを知る」「価値を高めることで自然とお口を大事にする」こうした言葉が印象的でした。親子で同じ歯科医院に通うことは、単に時間・手間が減るというだけでなく、さまざまなメリットがあります。トミイ歯科・矯正歯科は親子で、あるいは3世代でも安心して通える歯科医院といえるのではないでしょうか。京都市で頼れるかかりつけの歯科医院をお探しの方は、一度足を運んでみてはいかがでしょうか。

医院名
トミイ歯科・矯正歯科
診療内容
所在地
京都府京都市右京区西院高山寺町10
アクセス
阪急京都線「西院」駅より徒歩1分
嵐電(京福)嵐山本線「西院」駅より徒歩3分
京都市バス「西大路四条」バス停留所より徒歩3分

