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「ブドウ糖」は食べてすぐ脳に届く?種類による“吸収スピードの差”とおすすめ食品を解説!

 公開日:2026/03/10
「ブドウ糖」は食べてすぐ脳に届く?種類による“吸収スピードの差”とおすすめ食品を解説!

ブドウ糖が脳に届くまでの時間とは?メディカルドック監修医がブドウ糖の多い食べ物・一日の摂取量・早く届く食べ物などを解説します。

※この記事はメディカルドックにて『「ブドウ糖が脳に届くまでの時間」はご存知ですか?早く届く食品も解説!』と題して公開した記事を再編集して配信している記事となります。

中岡 紀恵

監修管理栄養士
中岡 紀恵(管理栄養士)

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短大卒業後、20年以上経って栄養士の職に就く。給食受託会社に勤務しながら管理栄養士の資格を取得。栄養指導に携わりたいという思いから、病院に転職。現在は慢性期病院で栄養指導、入院患者様の栄養管理、給食管理等を担当。生涯現役で、栄養相談を通じてたくさんの人を健康に導くのが夢であり、目標でもある。

「ブドウ糖」とは?

「ブドウ糖」とは?

ブドウ糖(グルコース)は単糖の一種で、穀物や果物に多く含まれています。動植物が活動するためのエネルギー源として重要な役割を果たします。特に脳が主に利用するエネルギー源がブドウ糖であり、人体にとって非常に重要な栄養素です。

ブドウ糖の一日の摂取量

ブドウ糖の一日の摂取量

日本人の食事摂取基準(2025年度版)によると一日の摂取量の設定はありません。ブドウ糖は炭水化物に含まれるため、総エネルギー摂取量の50~65%を炭水化物から摂ることが望ましいとされています。
例えば1日のエネルギー摂取量が2000kcalの場合、炭水化物から250g~325gを摂取することになります。その中でブドウ糖は脳、神経組織、赤血球、腎尿細管、精巣、酸素不足の骨格筋等の活動に必要な最低量として、100g/日と推定されています。
WHOでは、遊離糖類(ブドウ糖、果糖、ショ糖など)を総エネルギー摂取量の10%未満、望ましくは5%未満に抑えることを推奨しています。フランスでは100g/日未満といった基準を設けている例もあります。他に、韓国(総エネルギーの10~20%)が挙げられています。

ブドウ糖が脳に届くまでどれくらい時間がかかる?

ブドウ糖が脳に届くまでどれくらい時間がかかる?

ブドウ糖が脳に届くまでの時間は、摂取する糖質の種類によって異なります。
単糖類であるブドウ糖は吸収が早く、摂取後数分で血糖値が上昇し始め、速やかに脳のエネルギー源として利用されます。
スクロース(砂糖)は小腸でブドウ糖と果糖に分解され、数分程度で血中に吸収されます。
一方、複合糖質(ごはんやパンなど)は消化と分解に時間がかかるため、摂取後30分でブドウ糖の血中濃度がピークに達するとされていて、脳に届くまでには時間がかかります。

早く脳に届くブドウ糖の多い食品

早く脳に届くブドウ糖の多い食品

ラムネ菓子

ラムネ菓子は90%以上がブドウ糖で構成されていて、吸収が非常に早いです。ラムネ菓子1本29gあたり26.3gが炭水化物なので約24g以上のブドウ糖が含まれていることになります。集中力を高めたいときやエネルギー不足を感じた時におすすめです。

ブドウ糖タブレット

固形のブドウ糖タブレットは原材料名がブドウ糖のみです。市販品では個包装になっているものもあり、2.5g/個で2.5gのブドウ糖が含まれています。持ち運びにも便利なので、低血糖症状の恐れがある糖尿病患者さんが携帯しておくと安心に繋がります。

乳酸菌飲料

ブドウ糖果糖液糖を含む乳酸菌飲料には、ブドウ糖や果糖が含まれており、1本(約65ml)あたりで数gの糖質が摂取できます。ただし、ブドウ糖の正確な含有量は商品によって異なります。手軽に摂れるので、時間がないときなどにも良いでしょう。

ブドウ糖の多い食品

ブドウ糖の多い食品

果物

果物には自然な形でブドウ糖が含まれており、ぶどう8.4g/100g バナナ2.6g/100gとなっています。バナナは手軽にエネルギー補給ができます。

穀類

ごはん一膳(約150g)には0.2g、食パン1枚(60g)には0.9gのブドウ糖が含まれています。炭水化物が消化されることでブドウ糖が生成されます。即効性はありませんが、持続的なエネルギー供給が可能です。

嗜好飲料

甘酒には3.4g、コーラには3.9g、サイダーには3.1g(全て100gあたり)のブドウ糖が含まれています。手軽に飲めることからブドウ糖の摂り過ぎになる可能性があります。飲む時間や摂取量を決めるなどして楽しみましょう。

「ブドウ糖が脳に届くまでの時間」についてよくある質問

「ブドウ糖が脳に届くまでの時間」についてよくある質問

ここまでブドウ糖の食べ物などを紹介しました。ここでは「ブドウ糖の食べ物」についてよくある質問に、メディカルドック監修医がお答えします。

ブドウ糖が吸収されるまでどれくらいの時間を要しますか?

中岡 紀恵中岡 紀恵

ブドウ糖は単糖類であるため、他の糖質に比べて消化・吸収が早くなります。経口摂取した場合、数分で血糖上昇が認められます。低血糖時にブドウ糖10gを摂取すると、約50mg/dlの血糖上昇が期待できます。砂糖(ショ糖)もブドウ糖と果糖に速やかに分解されるため、比較的早く吸収されます。エネルギー補給が急務な場合に適しています。
一方で、多糖類を含む食品(ごはん、パン、麺類など)は単糖類に分解されるまでに時間がかかるため、ゆっくりと吸収されます。このため血糖値の上昇は緩やかになります。

編集部まとめ

ブドウ糖はエネルギー源として、私たちの体になくてはならない大切な栄養素です。特に脳はブドウ糖を主なエネルギー源として利用しています。ブドウ糖の摂り過ぎや不足、どちらも病気のリスクを高める可能性があります。適切な摂取量の把握や摂取するタイミング等が健康維持には大切です。

「ブドウ糖」と関連する病気

「ブドウ糖」と関連する病気は4個ほどあります。
各病気の症状・原因・治療方法など詳細はリンクからメディカルドックの解説記事をご覧ください。

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