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「内視鏡検査(大腸内視鏡・胃カメラ)」で見つかる”4つの病気”とは?医師が解説!

 公開日:2026/05/06
「内視鏡検査(大腸内視鏡・胃カメラ)」で見つかる”4つの病気”とは?医師が解説!

内視鏡検査(大腸内視鏡・胃カメラ)で発見できる病気はどのようなものでしょうか。メディカルドック監修医が内視鏡検査で発見できる病気・疾患について解説します。気になる症状は迷わず病院を受診してください。

※この記事はメディカルドックにて『「内視鏡検査(大腸内視鏡・胃カメラ)でわかること」は?正確に診断されるコツも医師が解説!』と題して公開した記事を再編集して配信している記事となります。

木村 香菜

監修医師
木村 香菜(医師)

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名古屋大学医学部卒業。初期臨床研修修了後、大学病院や、がんセンターなどで放射線科一般・治療分野で勤務。その後、行政機関で、感染症対策等主査としても勤務。その際には、新型コロナウイルス感染症にも対応。現在は、主に健診クリニックで、人間ドックや健康診断の診察や説明、生活習慣指導を担当している。また放射線治療医として、がん治療にも携わっている。放射線治療専門医、日本医師会認定産業医。

「内視鏡検査(大腸内視鏡・胃カメラ)」で発見できる病気・疾患

ここではメディカルドック監修医が、「内視鏡検査(大腸内視鏡・胃カメラ)」に関する病気を紹介します。
どのような病気や症状なのか、他に身体部位に症状が現れる場合があるのか、など病気について気になる事項を解説します。

大腸がん

大腸がんは、良性のポリープががん化して発生するものと、大腸の粘膜から直接発生する悪性腫瘍で、遺伝的要因・生活習慣・加齢などが原因といわれています。
初期症状においては無症状が多いですが、進行すると血便や便通異常、腹痛などの症状が現れることもあります。
治療法は、がんの進行度によって異なりますが、内視鏡的切除や手術、化学療法などを選択します。
便に血が混じる血便や下血がある、持続的な腹痛がある場合には消化器内科や外科を一度受診しましょう。

大腸ポリープ

大腸ポリープは、大腸粘膜の一部が、いぼのように盛り上がって内側に飛び出している状態の良性腫瘍で、遺伝性・生活習慣などで生じます。大腸ポリープは、腹痛や下痢、腹部の膨満感などが出ることもありますが、基本的にはポリープの大きさが小さい初期の段階では自覚症状はありません。しかし、ポリープが大きくなると、血便や粘液の混ざった便となる場合があります。また、一部のポリープはがん化する可能性があるため、6㎜程度以上の大きさになると切除することが一般的です。
ポリープが大きくなっているかは、定期的な大腸内視鏡検査を受けることで発見できます。便秘・下痢・腹痛・腹部の張りなど気になる症状がある場合は、消化器内科を受診しましょう。

胃がん

胃がんは、胃の粘膜の細胞が、無秩序に増えていくことにより発生する悪性腫瘍です。ヘリコバクター・ピロリ菌感染・塩分の多い食事・喫煙・過度な飲酒などが主な原因といわれています。
初期は無症状が多いですが、進行すると胃の痛み・胸やけ・吐き気・食欲不振などが生じます。また、がんから出血することによって、貧血が起こることや、黒い便が出る場合もあります。
胃がんは早期発見が重要で、内視鏡的切除や手術、化学療法などの治療法があります。もし、胃の不快感や食事摂取問題が続く場合は、消化器内科や外科を受診しましょう。

胃ポリープ

胃ポリープは、胃粘膜の一部が、いぼのように盛り上がって内側に飛び出している状態の良性腫瘍です。過剰なアルコール摂取・脂っこい食べ物の食べ過ぎ・運動不足・睡眠不足・喫煙・ストレスなどの生活習慣の乱れが原因といわれています。
大半の胃ポリープは良性なため、経過観察で十分ですが、2cm以上の大きさや形状によっては内視鏡の切除をおこないます。
胃ポリープは、がんのリスクは比較的低いですが、定期的な検査で経過を観察することが重要です。
胃の不快感・食欲不振など、気になる症状がある場合は、消化器内科を受診しましょう。

「内視鏡検査(大腸内視鏡・胃カメラ)でわかること」についてよくある質問

ここまで内視鏡検査(大腸内視鏡・胃カメラ)でわかることについて紹介しました。ここでは「内視鏡検査(大腸内視鏡・胃カメラ)でわかること」についてよくある質問に、メディカルドック監修医がお答えします。

内視鏡検査(大腸内視鏡・胃カメラ)は大腸や胃のどこまで検査することができますか?

木村 香菜木村 香菜 医師

大腸内視鏡では、肛門から挿入した内視鏡を使用して、直腸から結腸、大腸の入り口である回盲弁など大腸全域を観察できます。
また、胃カメラ検査は、食道・胃の内部・十二指腸の間までを詳細に観察できます。

内視鏡検査(大腸内視鏡・胃カメラ)は何年おきに受診するとよいですか?

木村 香菜木村 香菜 医師

内視鏡検査の受診頻度は個人の状況により異なります。
正常な場合は、ポリープやがんを早期発見・早期治療するために、3~5年に1回は受診しましょう。また、ポリープを切除した方や、大腸がんの治療をした方は1年に1度の検査をおすすめします。

まとめ 定期的な内視鏡検査で消化管の異常を予防

内視鏡検査は、消化官の状態を詳細に観察し、異常や疾患を早期に発見するための重要な検査で、検査をスムーズに進行するためには、前日や当日の食事や行動に注意が必要です。
内視鏡検査は、多くの医療機関で受けることができます。定期的な検査が健康維持に繋がるため、検査を希望する場合は、医療機関に事前に相談し、必要な準備を行いましょう。
内視鏡検査を定期的に受けることで、消化器疾患の早期発見と適切な治療が可能になるはずです。

「内視鏡検査(大腸内視鏡・胃カメラ)」の異常で考えられる病気

「内視鏡検査(大腸内視鏡・胃カメラ)」から医師が考えられる病気は9個ほどあります。
各病気の症状・原因・治療方法など詳細はリンクからメディカルドックの解説記事をご覧ください。

感染症内科の病気

  • ヘリコバクター・ピロリ感染症

下痢やお腹の張りなど気になる症状がある場合は、内視鏡検査を一度受けることで消化器系の詳細な観察が可能なため、症状が続く場合には医療機関を受診しましょう。

この記事の監修医師

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