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足に赤い斑点ができるのは感染や内出血が原因!?考えられる原因や病気を徹底解説!

SY0338 足に赤い斑点

足に赤い斑点ができるとき、身体はどんなサインを発しているのでしょうか?ここではMedicalDoc監修医が足に赤い斑点がある症状で考えられる病気や何科へ受診すべきかなどを解説します。気になる症状は迷わず病院を受診してください。

楯 直晃 医師

監修医師
楯 直晃 医師(リアラクリニック)

プロフィールをもっと見る
2013年 熊本大学病院 初期臨床研修医
2015年 熊本大学病院 総合診療専門修練医
2018年 国立熊本医療センター 救急集中治療部医員
2020年 リアラクリニック名古屋院院長
2021年 メディカル・テート株式会社 CEO

救急科専門医、抗加齢医学専門医、プライマリケア認定医、内科認定医、産業医、健康スポーツ医、医療経営士、禁煙サポーター、日本産婦人科学会会員、厚労省緊急避妊研修修了、厚労省緩和ケア研修修了

「足に赤い斑点ができる」で考えられる病気と対処法

​​足に赤い斑点ができたら、かゆみなどの症状があるか、斑点がブツブツしているかどうか、などを確認しましょう。
かゆみがある場合の多くは、虫さされや「かぶれ」です。かゆくない場合は、皮膚の下の内出血が斑点にみえることがあります。薬などを飲んでいる場合は、薬疹の可能性も。
このようにいろいろな原因や病気が考えられます。それぞれ対処法も異なりますので、わかりやすく紹介していきます。

足に赤い斑点ができるがかゆくない症状の原因と治し方

​​かゆみがない赤い斑点は、紫斑と呼ばれるもので、軽くしこりのように触れる斑点である可能性があります。このような場合、ヘノッホ-シェーンライン紫斑病特発性血小板減少性紫斑病などが疑われます。

ヘノッホ-シェーンライン紫斑病

ヘノッホ-シェーンライン紫斑病は、10歳以下の子どもの場合に多いと言われますが、大人でも発症します。多くの場合、咳や喉の風邪の後に紫斑が現れます。紫斑は、すねやおしり、太もも以外にも、腕にも見られます。皮膚症状以外にも微熱、だるい、関節の痛み、腹痛などの症状やIgA腎症という腎障害を起こす場合があります。

特発性血小板減少性紫斑病

特発性血小板減少性紫斑病は、血管が破れた際に血を止める作用のある血小板の数が減ってしまう病気です。ぶつけていないのに足や腕に内出血ができて斑点になります。歯ぐきや鼻からの出血がしやすい状態になります。この病気も、子ども、大人ともに発症する可能性があります。
いずれの病気でも、早めの治療が必要です。子どもの場合は小児科にご相談ください。大人の場合は、皮膚科や内科を受診しましょう。

足に赤い斑点ができてかゆい、痛い症状の原因と治し方

かゆみがある足の赤い斑点の場合、虫刺症(虫刺され)接触皮膚炎(かぶれ)などが原因として考えられます。
虫刺されの原因によって症状は少し異なります。いずれも、軽度の症状であれば、市販のかゆみ止めの塗り薬を使って自分で対処することができます。症状が強い場合や赤ちゃんの場合は、自己判断せずに皮膚科や小児科を受診しましょう。

蚊にさされると、ぷっくりした蕁麻疹のような湿疹が出来ることが多く、かゆみが現れます。

ダニ

ダニの場合には、多くはイエダニ類という0.7mmほどの小さいダニが布団に潜り込むことによって足を刺されます。かゆみは強く、赤いブツブツができて痛みを伴うこともあります。

ノミ

ペットに付いているノミに刺された場合は、かゆみを伴う皮疹や斑点が出ます。
かぶれは、虫や草などに触って症状が出現します。かぶれの治し方は、原因となるものを避けることです。

足の毛穴に赤い斑点ができる症状の原因と治し方

太ももや二の腕の裏側の毛穴に赤い斑点やブツブツがでる場合、毛孔性苔癬が考えらます。
毛孔性苔癬は非常にありふれた症状で、かゆみなどの症状はありませんが、触った時のザラザラした感じや見た目を気にする方が多い印象です。思春期を過ぎると自然に良くなりますので、気にならなければ治療は必要ありません。気になる場合には、皮膚科で保湿剤や角質溶解剤などの塗り薬で治療を行うこともできます。

乾燥すると足に赤い斑点ができる症状の原因と治し方

乾燥すると足の赤い斑点が目立つ場合には、毛孔性苔癬が考えられます。
毛孔性苔癬は、アトピー性皮膚炎がもともとあると合併しやすい病気で、そのアトピー性皮膚炎の症状自体も乾燥で悪化します。市販の保湿剤で保湿をすることで、症状が落ち着くかもしれません。保湿で症状が改善しない場合には皮膚科を受診しましょう。

すぐに病院へ行くべき「足に赤い斑点ができる」関連症状

ここまでは症状が起きたときの原因と対処法を紹介しました。
応急処置をして症状が落ち着いても放置してはいけない症状がいくつかあります。
以下のような症状がみられる際にはすぐに病院に受診しましょう。

かゆみがなく、軽くしこりのように触れる斑点である場合は、小児科・内科・皮膚科へ

軽くしこりのように触れる足の赤い斑点がある場合には、注意が必要です。
10歳以下の子どもの場合には、ヘノッホ-シェーンライン紫斑病の鑑別は必須です。詳しい診察や検査が必要ですので必ず小児科を受診してださい。大人の場合には、かゆみ、痛みがある斑点は皮膚科に、微熱やだるさなどの全身の症状がある場合は内科を受診してください。

「足に赤い斑点ができる」症状が特徴的な病気・疾患

ここではMedical DOC監修医が、「足に赤い斑点ができる」に関する症状が特徴の病気を紹介します。
どのような症状なのか、他に身体部位に症状が現れる場合があるのか、など病気について気になる事項を解説します。

結節性紅斑

結節性紅斑は、皮膚の下の脂肪などの組織が炎症を起こす病気です。薬や細菌、ウイルスなどの感染症、炎症性腸疾患や膠原病に伴って、痛みのある足の赤い斑点などの症状が見られることがあります。薬が原因の場合には薬の中止や、炎症性腸疾患などの原因の病気を検索する必要があります。早めに皮膚科や内科を受診しましょう。

「足に赤い斑点ができる」症状の予防に気をつけたい生活習慣

乾燥で斑点が出る場合には、普段の保湿をしっかり行いましょう
アトピー性皮膚炎などの皮膚炎がある場合には、保湿と適切なステロイドの塗り薬などで治療を行いましょう。
かゆみがある場合や、かゆみがなくても気になって触ってしまうと、症状が悪化することがあります。
かゆみが強い場合には、対症療法として冷水やアイスノン®などの冷却剤を布で包んで患部を冷やすとかゆみが改善します。冷却剤は直接当てると凍傷の恐れがあるので、必ず布で包んだりして直接当たらないよう工夫をしてくださいね。
妊娠中や赤ちゃんは肌が乾燥しやすいため特に注意しましょう。乾燥肌は斑点以外の皮膚トラブルも起こしやすくなります。お風呂あがりや朝晩など、こまめに保湿をしましょう。

「足に赤い斑点ができる」ときに使用しても良い市販薬は?

市販薬には、保湿剤や市販のステロイドの塗り薬があります。薬が原因で斑点ができることもあるので、自己判断での飲み薬はやめておいたほうが良いでしょう。
市販のステロイドの塗り薬は、虫刺されなどで強い炎症がある場合に適しています。ただし、2~3日使って改善しない場合は、だらだら使用せずに皮膚科を受診しましょう。
水虫(足白癬)などのカビの感染症などに対して、むやみにステロイドを使ってしまうと、症状が悪化する場合がありますので、自己判断での薬の使用にはご注意ください。
保湿剤は肌のトラブルがある場合には使い慣れたものを使いましょう。使い慣れたものでないと、肌荒れのときには添加物で皮膚の症状が悪化する可能性があります。

「足に赤い斑点ができる」症状についてよくある質問

ここまで症状の特徴や対処法などを紹介しました。ここでは「足に赤い斑点ができる」症状についてよくある質問に、Medical DOC監修医がお答えします。

足に赤い斑点ができてかゆいのですが、皮膚科にかかるべきでしょうか?

楯 直晃 医師楯 直晃 医師

虫さされで軽いかゆみであれば、市販のかゆみ止めやステロイドの塗り薬で治療することができます。
ただし、強い症状や他の症状がある場合、また、セルフケアで数日しても良くならない場合には、皮膚科を受診するのが良いでしょう。

足に赤い斑点ができる症状とダニは関係がありますか?

楯 直晃 医師楯 直晃 医師

ダニに刺されると、足など刺された部分に赤い斑点やかゆみを伴った湿疹、斑点が現れます。

マッサージをしたら両足にぶつぶつした赤い斑点ができてしまいました。マッサージは控えるべきでしょうか?

楯 直晃 医師楯 直晃 医師

マッサージが原因であれば、控えたほうが良いでしょう。
かゆみがある場合には、蕁麻疹を疑います。蕁麻疹はマッサージなどの刺激以外にも、寒い環境(寒冷刺激)やストレスなどで出ることもあります。内出血の場合には、特発性血小板減少性紫斑病で出血しやすくなっている可能性もあります。症状が強い場合や繰り返す場合は皮膚科でご相談ください。

足の甲に赤い斑点ができるのは湿疹でしょうか?

楯 直晃 医師楯 直晃 医師

足の甲に斑点ができ、ぷくっと盛り上がっている場合には湿疹が疑われます。
原因として、かゆみがあればダニなどによる虫刺されの可能性を、足の指などにも症状があれば水虫(足白癬)の可能性などを考えます。

まとめ

今回は、足の赤い斑点の原因について解説いたしました。どのような斑点なのか、かゆいのか痛いのか、無症状なのかによってさまざまな原因が考えられます。一部は自分で対処できますが、症状が強い場合やご不安なときには、皮膚科への受診を検討ください。

「足に赤い斑点ができる」症状で考えられる病気と特徴

「足に赤い斑点ができる」から医師が考えられる病気は11個ほどあります。
各病気の症状・原因・治療方法など詳細はリンクからMedicalDOCの解説記事をご覧ください。

皮膚科の病気

血液内科の病気

  • 特発性血小板減少性紫斑病

皮膚科で扱う疾患が多いのですが、内科が扱うような全身疾患の症状の一つとして足に赤い斑点が現れることがあります。

「足に赤い斑点ができる」症状と関連のある症状

「足に赤い斑点ができる」症状と関連している、似ている症状は7個ほどあります。
各症状・原因・治療方法などについての詳細はリンクからMedicalDOCの解説記事をご覧ください。

関連する症状

「足に赤い斑点ができる」症状の他に、これらの症状がある場合も、「ヘノッホ-シェーンライン紫斑病」「特発性血小板減少性紫斑病心不全」「虫刺症」「接触皮膚炎」「毛孔性苔癬」「結節性紅斑」「薬疹」などの疾患の可能性が考えられます。
かゆみが強い場合や、出血しやすい場合、他に症状が併発している場合は、早めに医療機関への受診をおすすめします。

【参考文献】
・日本皮膚科学会 皮膚科Q&A
https://www.dermatol.or.jp/qa/qa35/q04.html
https://www.dermatol.or.jp/qa/qa16/q01.html
・接触皮膚炎診療ガイドライン2020
https://www.dermatol.or.jp/uploads/uploads/files/guideline/130_523contact_dermatitis2020.pdf
・難病センター 
https://www.nanbyou.or.jp/entry/157

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