確かな技術と知識による豊富な選択肢の中から一人ひとりに合った矯正治療を【大阪市西区 阿波座よしかわ矯正歯科・小児歯科】

はい。親子で通ってくださると、互いに刺激し合って治療・予防にポジティブでいられることが多いように感じます。2つのチェアで治療を並行することも、1つのチェアで順番に治療を受けていただくことも可能です。

年齢というよりも、顎の骨の状態が重要になります。重い歯周病などがなく、ある程度顎の骨の状態がよければ、矯正治療は可能です。当院でも、60代の患者さんがいらっしゃいます。ただ、やはり若いうちに歯並びを治しておくに越したことはありません。

それもありますが、美しくむし歯・歯周病になりにくいお口を早く手に入れることで、その恩恵を長く受け取れるというのが最大の理由です。「今日が人生で一番若い」といわれるとおり、少しでも歯並びのことが気になるなら、思い立ったときにご相談いただきたいですね。

基本的に、小児矯正から開始する方がお得になっています。料金体系はクリニックによって異なりますが、当院では小児歯科のⅠ期治療から受けてくださった場合には、成人矯正のみを受けた場合を上回らないような料金設定をしています。

数十万円という費用だけを見ると、「高い」と感じるのが普通だと思います。基本的に数年単位の通院が必要になるので、その歯科医院で提供する治療の質だけでなく、接遇や環境などにも目を向けて、費用対効果を考えることをおすすめします。
また当院では、少しでもご負担を抑えられるよう、分割払いやクレジットカード、デンタルローンにも対応しております。

私はもともとかなり歯並びが悪く、ずっとコンプレックスでした。当時の写真を見ると、頑なに口を閉じています。歯並びがよくなってからは、写真を撮られるときも、普段も、思い切り歯を見せられるようになり、それがとにかくうれしかったですね。

当院ではマウスピース型矯正の装置として、主にインビザライン(※1)を使用しています。インビザラインは毎年のように改良が加えられ、適応の広さの差は縮まっていますが、歯並びの乱れの程度・タイプによっては、ワイヤー矯正を強くおすすめする、ということもあります。またインビザライン以外にもいくつかマウスピース型の装置を採用しており、症例によって使い分けが可能です。
(※1) 未承認医薬品等であるため医薬品副作用被害救済制度の対象とはならない可能性があります。

装着中の目立ちにくさ以外であれば、着脱可能という点が挙げられます。1日の装着時間（インビザラインの場合は20時間以上）は守らなければなりませんが、食事・歯磨きの際には外せるため、食べ物が装置に詰まる・歯を磨きにくいという心配がありません。また、金属アレルギーの方でも安心して使用できる装置です。

ただ、ひと口に「ワイヤー矯正」「マウスピース型矯正」といっても、その内容は歯科医院によって異なります。たとえば当院では、ワイヤー矯正にクリッピーというシステムを採用しています。これは、開閉式のブラケットを採用したシステムで、従来のように一つひとつを結紮（細いワイヤーで縛ること）する必要がありません。全ての歯の結紮を外して再度結紮しなおすだけでも通常15分ほどかかりますが、クリッピーであれば2分ほどに短縮されます。

歯をより3次元的に動かしたいという場合には、歯科矯正用のインプラントアンカーを使用します。直径1.2～2.0mmのネジを歯茎の骨に埋め込み、それを固定源とすることで、本来では困難な歯の移動が可能になります。また、インプラントアンカーを発展させたPLAS（パラタル・レバー・アーム・システム）にも対応しています。こちらは、上の奥歯の圧下、遠心移動、前歯部の微細なコントロールなどを可能にします。

いえ、あくまでオプションとしての治療です。当院ではインプラントアンカーが必要になるのが全体の約30％、PLASが必要になるのが約5％でしょうか。もちろん無理におすすめすることはありませんが、より理想的な歯並びを目指すための選択肢として、ご提案させていただくことがあります。ワイヤー矯正とマウスピース型矯正、どちらと組み合わせることも可能です。

個人差がありますが、歯を動かす以上、痛みは必ず出ます。ワイヤー矯正であれば調整直後、マウスピース型矯正であれば交換直後がもっとも痛みが強く、3-7日間をかけて慣れていきます。ただ、基本的に「痛くて治療を続けられない」ということはほとんどありませんので、過度に心配する必要はありません。

歯が動く痛みではなく、装置の変形等による痛みの場合は、救急で来院いただいて装置の調整をする必要があります。また、ワイヤー矯正であれば装置の強さを緩める、マウスピース型矯正であればひとつのマウスピースを装着する期間を長くする、などの対応が可能です。その分、治療期間が長くなってしまうこともあるため、医師とよく相談し、納得した上で判断をすることが大切ですね。

Ⅰ期治療は、乳歯と永久歯が混在する6～11歳くらいに行う矯正治療です。歯を動かすことよりも、顎を正しく成長させ、永久歯がきれいに並ぶための土台をつくることに重点が置かれます。当院では、プレオルソ、床矯正装置、急速拡大装置、ヘッドギア、インビザラインファーストなど患者さまの状態に応じて装置を選択します。

これは上あごの骨格の拡大を目的に使用する、ナイロン製の特殊なプレートです。インビザラインと同様、iTeroという口腔内スキャナーで取得したデータをもとに作製します。従来であれば骨格を拡大するためには、固定式の装置を使用するしかなかったですが、こちらなら着脱が可能です。装着時間は歯磨きする時以外は常時使用し、毎日交換します。治療期間は、約1カ月です。比較的新しい装置のためまだ導入しているクリニックは少ないものの、現在のところ良好な結果が得られています。

認定医であればそれでいいというわけではありませんが、経験や知識・技術の根拠として、重要な要素になると思います。もうひとつ、頭部X線規格写真（セファロ）の有無も診断や治療の正確性をはかる上で注目すべき点だと考えます。
頭部X線規格写真は矯正歯科専用のレントゲンであり、世界共通の規格に基づいた撮影ができます。顎の大きさ・形、上下の歯や顎の位置関係、歯の傾斜などの状態や歯並びの原因などについて、詳しく診断することが可能です。当院では、頭部X線規格写真機能付きの歯科用CTを導入し、診断と治療計画の立案に役立てています。

料金体系が明瞭であること、歯科医院やスタッフの雰囲気が合うことなども、無料相談を利用するなどして確認しておくとよいでしょう。「長く安心して通えるか」をイメージすると、判断しやすいかもしれませんね。

まず共通事項として、矯正相談料は無料、精密検査・診断料が55,000円、調整料が1回5,500円、観察料1回が3,300円となります。
そして小児矯正（Ⅰ期治療）が44万円、成人矯正・Ⅱ期治療は共に77万円となりますが、Ⅰ期治療からⅡ期治療へと移行した場合はⅠ期・Ⅱ期をあわせて77万円と割引させていただきます。その他、部分矯正が22～44万円、プレオルソが11万円、保定装置量が5万5,000円です。費用はすべて税込みです。
一般的な治療期間は18～36か月、来院回数は18～36回となります。

矯正治療は、口元が美しく・磨きやすくなり、むし歯・歯周病のリスクが下げられるという、「一生物の治療」です。こういった半永久的な効果は、他の歯科治療ではなかなか得られません。性別や年齢に関係なく、矯正治療に少しでもご興味がありましたら、お気軽にご相談ください。