QOLを低下させる眼瞼下垂。日帰り手術で早期治療が肝心【静岡県浜松市 高田眼科】

高田眼科
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加齢による皮膚や筋肉のたるみなどが原因で起こる「眼瞼下垂」。眼瞼下垂になると老けた印象になるなどの「見た目の問題」はもちろん、頭痛や肩こりなどのトラブルを誘発する原因にもなる。また視野が狭くなるので、特に高齢者にとっては転倒リスクが高まることも問題だ。そんな眼瞼下垂の治療のエキスパートとして知られるのが、「高田眼科」の高田尚忠院長。同院長が解説する、患者に負担のかからない眼瞼下垂の「日帰り手術」について聞いてみた。
※眼瞼下垂の日帰り手術は経過観察(定期来院)が必要です。

 

Doctor’s Profile
髙田 尚忠
高田眼科 院長

平成14年、国立岡山大学医学部 卒業。岡山メディクス眼科やふじみ野眼科で院長を務め、平成20年に高田眼科を開院。
日本眼科学会会員、日本形成外科学会会員、日本眼形成再建外科学会会員。

「視野が狭くなる」だけじゃない! 眼瞼下垂のトラブルはこんなにあった

「視野が狭くなる」だけじゃない! 眼瞼下垂のトラブルはこんなにあった

眼瞼下垂とは、一体どんな症状なんでしょうか?

眼瞼下垂は文字通り、「眼(め)の瞼(まぶた)が下垂する」症状です。まぶたの皮膚や筋肉が伸びてしまったり、まぶたを支える腱が軟骨から外れてしまったりすることで起こります。眼瞼下垂になると、まぶたが垂れ下がって目を覆うような状態になります。視野が狭くなり、ものが見えにくくなってしまいます。

ものが見えにくくなる以外にも、何らかのトラブルが現れるのでしょうか。

眼瞼下垂になると、垂れ下がったまぶたを上げようとし、額の筋肉に無理な力が入るようになります。そのため、額にしわができたり、偏頭痛や肩こり、眼精疲労、眠気などを引き起こしたりする場合があります。
目が開けづらくていつも眠そうな顔になる、目が細くなって目つきがきつくなるなど、見た目に関する問題も少なくありません。特に、老け顔に見られがちになるのは、女性にとって大きな悩みといえますね。また高齢者にとって、視界が狭くなると転倒リスクが高まるので、こちらも危険です。

眼瞼下垂の原因にはどんなものが考えられますか?

一般的には、加齢による皮膚や筋肉の衰えが、まぶたの“たるみ”につながるケースが多いといえます。社会の高齢化に伴い、こういった「老人性眼瞼下垂」に悩む人が増えています。それ以外にも、パソコンやスマホの見過ぎや、コンタクトレンズの長期装用、目を強くこするなど、目やまぶたの酷使も眼瞼下垂につながります。
これらの原因に加え、体質的にまぶたの筋肉が動きにくい、まぶたの脂肪が重いなど、先天的な原因が加味される場合もあります。
あとは事故による外傷や、顔面神経麻痺、眼瞼痙攣、重症筋無力症など、ほかの病気も眼瞼下垂につながることがあります。そういったケースでは、眼瞼下垂よりもその治療を優先することになります。

なるほど。ひと口に眼瞼下垂の原因といっても、いろいろあるのですね。

そうです。ですから、患者さんがどうして眼瞼下垂になったか。その原因を見極めた上で、適切な治療法を選択する必要があります。

眼瞼下垂の手術をされる年齢層は?

先天的な疾患による眼瞼下垂の場合、早ければ10代後半から治療にかかる患者さんもあります。しかし、眼瞼下垂にかかる人はほとんどが加齢によるもので、40歳くらいから治療される方が急増します。年齢的な上限はなく、過去には90歳以上の方が訪れたケースもありました。

ところで、眼瞼下垂に自覚症状などはありますか?どんなことになったら「私は眼瞼下垂かな?」と、自分で気が付くのでしょうか。

ご自身の若い頃の写真を用意して、現在の顔と見比べてください。
・眉毛の位置が上がっている
・おでこにシワができている
・目の上に窪みがある(サンケンアイ)
・二重まぶたの幅が広くなっている
・まぶたが開けづらく、重く感じる
どれか1つでも当てはまっているなら、眼瞼下垂の可能性があります。

「視野が狭くなる」だけじゃない! 眼瞼下垂のトラブルはこんなにあった

眼瞼下垂の手術は短時間で日帰り可能。痛みや出血も少なく安心

高田眼科での眼瞼下垂の治療法を教えてください。

眼瞼下垂の治療は、一般的に手術による外科治療となります。
まず、まぶたの皮膚を切除し、まぶたの中で伸びてしまった眼輪筋を切除して余分な脂肪を除去します。次に、まぶたから外れてしまったり、伸びてしまった筋膜を折り畳むように縫合し、まぶたの筋肉を引っ張り上げます。そして、切開部を縫合すれば手術は終了です。

眼瞼下垂の手術は短時間で日帰り可能。痛みや出血も少なく安心

高田眼科ならではの手術のポイントは?

先ほども説明した通り、眼瞼下垂にはいろいろな原因があります。単純にまぶたを切除して筋膜を縫合するのではなく、どれだけまぶたの皮膚や脂肪を取るのか、筋肉をどこまで引っ張って直すのか。患者さん一人ひとりの症状に合わせて施術を行うことが重要です。また、眼瞼下垂の手術には切開法と埋没法の2通りの術式がありますが、埋没法はまぶたに負担がかかり、再発のリスクもがあります。そのため当院では、切開法を採用し、美しい二重まぶたの仕上がりに努めています。

眼瞼下垂の治療機器はいかがですか?

当院では、より安全で確実な治療環境を整えるため、新しい機器を取り揃えています。
高周波メスは、エルマン社の機種を導入しています。術中の出血がほとんどなく、美しい術後の仕上がりになります。また、レーザーメスほど高温にならないので、やけどの心配もありません。
手術顕微鏡は、通常は6倍、最大で32倍まで拡大可能です。細かい筋組織を見極めながら、肉眼よりもはるかに正確な手術が可能です。

手術というと、どうしても治療を敬遠してしまう人も多いと思います。痛みや手術の時間はいかがですか。

当院は、手術時間が短いことも大きな特徴です。手術自体は、片眼で15分、両眼で30分しかかかりません。手術前後の準備や後処置を合わせても、たった1時間です。通常では2、3時間かかるのが普通です。手術時間が短い分、患者さんの負担も軽減されます。
痛みについては、麻酔注射が多少チクンとするくらいで、ほとんど痛みはありません。歯医者さんの虫歯治療のほうがしんどいくらいですよ。

高田眼科の眼瞼下垂手術は、日帰りできると伺いました。

当院は手術時間が短くて出血が少なく、そして術後の腫れが少なく早期回復できることが特徴です。ですから、手術も基本的には日帰りとなります。
ただし、翌日に術後の経過を見る必要があります。県外など遠方から来られていて、行き帰りがかえって面倒な場合は、提携医院に入院していただくか、ホテルに宿泊していただきます。

手術でメスを入れることで、傷跡が残らないかと心配です。その点についてはいかがですかか?

当院で行う眼瞼下垂の手術では、切開法を採用しています。切開法は、埋没法に比べて失敗のリスクが少なく、仕上がりが美しいというメリットがあります。
切開による傷跡は、二重まぶたの線で隠れるので、まったくわかりません。一重まぶたの人は二重まぶたになりますが、審美治療ではないので控えめな二重にとどめています。

改めて、高田眼科の眼瞼下垂治療の流れについて教えてください。

当院では、予約制で眼瞼下垂の手術を毎日行っています。時間は、平日であれば12時半から14時半、土・日曜日は14時半から17時半です。
治療の流れは、まず術前の手術説明からとなります。眼瞼下垂の現在の状況や、手術の術式などを説明します。所要時間は30分から1時間程度です。
次に眼瞼下垂の手術を行います。手術の所要時間は、片眼で15分、両眼で30分と短時間なので、患者さんの負担は最小限で済みます。一晩だけ、傷口を守るためまぶたの上にガーゼをしていただきます。
そして、術後の経過確認です。手術日の翌日以降、術後の経過確認をし、傷の回復状況や視力検査をします。通常は手術の翌日、1週間後、2週間後(抜糸)、そして1カ月後に行います。2週間ほどはメガネやサングラスを着用していただきます。

眼瞼下垂の手術後は、どんなことに注意すべきでしょうか?

その都度、医師の指示に従ってください。具体的には「傷口を触らない」「手術当日は傷口をよく冷やす」「手術後は安静を心がける」「血圧を上げない。運動やお風呂などに注意する」などの注意点が挙げられます。

眼瞼下垂を治療すると、どんなメリットがありますか?

目がぱっちりとして自然な二重になり、額のしわが緩和されるので、眠そう・怖そうという見た目の印象がなくなります。また、頭痛や肩こりといった身体的な痛みの原因が眼瞼下垂なら、それらのトラブルが取り除かれます。
目からより多くの光が入ることで、視力がよくなる人もいますよ。

眼瞼下垂の手術は短時間で日帰り可能。痛みや出血も少なく安心

やはり費用が気になります。健康保険は適用されますか?

眼瞼下垂の治療は、基本的には健康保険が適用されるのでご安心ください。
片目の場合、患者さんの窓口負担は3割負担で約2万4,000円となります。両目なら約4万8,000円で手術を受けることができます。
1割負担の方は、片目の場合は約8,000円、両目なら約1万6,000円となります。

眼瞼下垂のパイオニア的存在

15年間で1万件以上の実績がある、眼瞼下垂のパイオニア的存在

治療は、高田先生がお一人でおこなうのですか?

そうですね。治療は私一人で行い、ほかのドクターにまかせることはありません。
眼瞼下垂の治療を前面に押し出しているドクターは、日本でも数少ないのが現状です。手前味噌ですが、眼瞼下垂に関するパイオニアの一人であると自負しています。ネットなどで評判を聞きつけて、患者さんも地元静岡をはじめ、北海道から沖縄まで、日本全国からいらっしゃいますよ。

高田先生が、眼瞼下垂の治療に注目されたきっかけを教えてください。

実は、学生時代(国立岡山大学医学部)に初めて経験した手術が眼瞼下垂だったんです。そこから「まぶた」に関心を持つようになった。
もともと、機械を触ることが好きだったので、機械をたくさん使う眼科が自分の性に合っているということもありました。また、大学の先輩にたまたま親類がいて、その人が美容外科・形成外科のクリニックを開業し、そこに弟子入りした経験も大きかったですね。

最後に、眼瞼下垂の治療を検討されている方、Medical DOCのサイトを訪れた読者に対して、メッセージをお願いします。

眼瞼下垂の手術は、ドクターの経験に左右される部分が大きいことは事実です。単に「目を大きく開けるようにする」ことだけを目的とする手術では、人相がまるで変わってしまう場合もあります。他院で受けられた手術で実際に顔つきが変わってしまい、当院で再手術をされた方もいらっしゃいます。
当院では、手術後の傷跡が美しく、ナチュラルで自然な顔になれるよう心がけています。眼瞼下垂で悩んでいる人は、お気軽にお問い合わせください。

眼瞼下垂のパイオニア的存在

編集部まとめ

直接的な痛みや障害につながらない眼瞼下垂。しかし間接的には、顔つきや印象が変わったり、頭痛や肩こりの原因になったりと、人生のQOL(クオリティ・オブ・ライフ)を低下させる大きな要因になり得ます。治療は手術になりますが、手術自体は短時間で終わり、入院の必要もありません。「眼瞼下垂かな?」と感じたら、少しでも早く診察を受けることをおすすめします。

 

医院情報

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