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眼瞼下垂症手術とは

 更新日:2023/03/27

眼瞼下垂症手術とは

眼瞼下垂症手術とは、眼瞼下垂という病気や加齢による変化で垂れ下がってきたまぶたをぱっちりと開けるために行うものです。瞼板に付着している眼瞼挙筋腱膜を探し出して、短く縫い付けることによってまぶたを挙げる力を回復させる手術です。その他にも、皮膚が垂れ下がり視界に被っている部分を切除する方法や、眉毛を上げる力でまぶたを上げられるようにする方法もあります。まぶたが楽に開けられるようになることで、頚を後屈する姿勢が良くなって、肩こりや眼精疲労が改善する効果があります。
手術自体は局所麻酔で、デザインの時間も含めて2時間程度と短い時間で終わりますが、術後は傷のチェックや抜糸、状態観察やデザインチェックに3ヶ月はかかります。そこからさらに手術痕が消えるまで6ヶ月程度時間を要することがあります。

メリット

・肩こりや眼精疲労の改善
・傷跡が目立ちにくい
・目がぱっちりと大きく見えるようになる

デメリット/副作用

・ドライアイになりやすくなる
・術後は内出血の色や腫れが落ち着くと感じられるまで1〜2ヶ月必要となる

治療期間

手術時間は2時間程度です。手術翌日に傷のチェック、抜糸は1週間後に行われ、その後1〜2ヶ月間は状態観察、3ヶ月後にはデザインチェックを行います。

費用相場

片眼:2万4千円程度
両眼:4万8千円程度

注意点

治療期間や費用は治療内容などによって大きく異なる場合があります。

この記事の監修医師