マウスピース型矯正装置の治療期間を少しでも早く終わらせるための歯科医院の選び方とは?【江戸川区 アルファー歯科】 2020/03/10

アルファー歯科
アルファー歯科

女性をはじめ美容意識が高い方から選ばれることが多い「マウスピース型矯正装置」。しかし、治療期間も長いというイメージがもたれがちですよね。
また矯正歯科医療として聞きなじみの強い「ワイヤー矯正」と比べて、治療期間にどの程度の差があるのか、気になる声も多いといいます。
 
そこで今回は、マウスピース型矯正に関する多くの知見を持つ【平井駅 アルファー歯科 廣光 敦先生】に、次のようなテーマで詳しくお話を伺いました。

 

  • マウスピース型矯正装置とワイヤー矯正における治療期間の違い
  • 治療期間ができるだけ短い歯科医院を選ぶコツ
Doctor’s Profile
廣光 敦
アルファー歯科 院長

1990年に城西歯科大学にて歯科医師免許取得。その後、6院の大手歯科クリニックにて勤務。2008年からはそれまでの経験を活かし、治療だけにとどまらず口元の美も追求した矯正や審美治療を行うためアルファー歯科を開院。また、患者さまの負担を軽減するために、できる限り歯を抜かずに治療を行うことにも心がけている。

歯の矯正治療には、大きく分けるといわゆる一般的な歯科矯正であるワイヤー矯正とマウスピース型矯正装置の2種類があります。
どちらの治療期間が短く済むのか気になるところではありますが、まずはワイヤー矯正とマウスピース型矯正装置の違いについて理解していきましょう。

マウスピース型矯正装置とワイヤー矯正の違い

マウスピース型矯正装置とワイヤー矯正は、どちらが優れているということではなく、以下のようにそれぞれのメリットとデメリットがあります。

【マウスピース型矯正装置とワイヤー矯正】治療期間の違いは?

マウスピース型矯正装置とは(メリットとデメリット)

マウスピース型矯正は、矯正用のマウスピースを使って歯並びを整えていく歯科矯正です。マウスピース型矯正装置は、特徴の違いによって国産のものとインビザライン®※とで種類が分けられますが、大まかなメリットとデメリットについては以下のような共通点があります。

※未承認医薬品等であるため医薬品副作用被害救済制度の対象とはならない可能性がある

 

■メリット

  • マウスピースは透明で矯正をしていることが目立ちにくい
  • 歯みがきやマウスピースの掃除のために、自分で外せる
  • 食事のときにマウスピースを外せるので、食事のときの不快感がない
■デメリット

  • 食事や歯みがきのとき以外は、基本的には装着し続けなければいけないため、ストレスを感じることがある(睡眠中も装着が必要)
  • 慣れるまで発音しにくいと感じることがある
  • 慣れるまで違和感がある
  • マウスピース装着中には、コーヒーやお茶などの色の濃いものや砂糖、果糖が入った飲みものが飲めない(すぐに歯みがきしないと、歯の着色や虫歯の原因になる)
  • 歯並びの状態によっては、治療ができない場合がある

※上記のメリットデメリットには、個人差があります。

ワイヤー矯正とは(メリットとデメリット)

ワイヤー矯正とは、古くからある一般的な歯科矯正のことをいいます。ワイヤーとブラケットを使って矯正していく方法です。裏側で矯正するものやクリアタイプのような目立ちにくいものもありますが、マウスピース型矯正装置よりは目立ちやすいのが特徴です。
それでは、主なメリットとデメリットについても詳しくみていきましょう。

■メリット

  • 長く使われてきた歴史の長い矯正方法
  • 基本的にはどんな歯並びでも矯正できる
■デメリット

  • 口を開けたときにワイヤーやブラケットが見えるため、矯正中であることが目立ちやすい
  • 取り外せないので歯みがきの磨き残しが起こりやすい。口内環境が悪化すると虫歯や歯周病になりやすい
  • 歯並びの状態によっては、歯を抜く必要が出てくる

※上記のメリットデメリットには、個人差があります。

まとめると、マウスピース型矯正装置には目立ちにくく、自分で外せるので清潔を保ちやすく食事もしやすいというメリットがありますが、歯並びによっては対応できないものがあるというデメリットが生じるということがわかりました。
 
対してワイヤー矯正は、治療の歴史が長くどんな歯並びも矯正できるというメリットがありますが、取り外せないので歯みがき残りが出やすく、虫歯や歯周病などになりやすいということがデメリットといえます。
 
ここまでのことから考えると、矯正中の見た目や虫歯や歯周病トラブルが心配という方はマウスピース型矯正装置、ひどい状態の歯並びなのでしっかりと矯正したいという方はワイヤー矯正のほうが合うということになるかもしれませんね。
 
ただし、マウスピース型矯正装置とワイヤー矯正には、そのほかにも細かな違いがあります。ここから先は矯正に関する知見をたくさんお持ちでいらっしゃる歯科医師・廣光 敦先生のご意見をお伺いしながら、詳しくみていきましょう。

【マウスピース型矯正装置とワイヤー矯正】治療期間の違いは?

マウスピース型矯正装置とワイヤー矯正の治療期間の違い

マウスピース型矯正装置とワイヤー矯正のメリット・デメリットの違いについては、ここまでの説明でご理解いただけたのではないでしょうか。ただし、この辺りはWEB上で検索して多く見られる情報にすぎません。
 
一方でマウスピース型矯正装置とワイヤー矯正の治療期間の違いについては、WEB上でも意見が分かれるところがあるので、どの情報を信じていいか悩んでいる方も多いと思います。
 
そこで、マウスピース型矯正装置とワイヤー矯正の両方の治療を取り扱っているアルファー歯科院長の廣光先生に、この2つの治療期間の違いについてお伺いしてみましょう。

編集部
マウスピース型矯正装置とワイヤー矯正では治療期間に違いはあるのでしょうか?
廣光先生

治療期間は、歯並びの状態によって違ってきますので、一概には言えませんね。
ただし、そこまでひどくない歯並びの矯正や、見た目を少し良くしたいといった程度の歯並びの矯正であれば、マウスピース型矯正装置でもワイヤー矯正でも治療期間はほとんど変わらないでしょう。

編集部
どのような状態の歯並びだと、治療期間が変わってくるのでしょうか?
廣光先生

例えば、ガタガタとしているような歯並びを矯正する場合では、ワイヤー矯正のほうが短期間で矯正を終えられます。
ただし、これは歯を抜いて矯正する場合の話で、歯を抜かずに奥歯を移動していく方法で矯正する場合であれば、マウスピース型矯正装置とそこまで期間は変わりません。

編集部
治療期間中の通院回数については、マウスピース型矯正装置とワイヤー矯正で違いはありますか?
廣光先生

マウスピース型矯正でも、インビザライン®※と国産のマウスピースでは通院回数は違ってきますが……、どちらにしても標準の歯並びであればマウスピース型矯正の方が通院回数は少なく済むでしょう。

※未承認医療機器であるため、医薬品副作用被害救済制度の対象とならない可能性がある

なぜなら、マウスピース型矯正は1カ月で1ミリくらいしか動かないので、来院していただく必要がないからです。ちなみに、インビザライン®※では、1個のマウスピースを装着する期間で0.2~0.25ミリ程度の動きが一般的です。

※未承認医薬品等であるため医薬品副作用被害救済制度の対象とはならない可能性がある

貴重なご意見を伺えましたね。
そこまでひどくない歯並びであれば、マウスピース型矯正装置はワイヤー矯正と治療期間がそこまで変わらず、通院回数は少なくて済むということでした。
 
下記に廣光先生のご意見と一般的な情報を表にまとめたので、矯正方法を検討する際の参考にしてください。

 

矯正の種類 マウスピース型矯正 ワイヤー矯正
特徴 ・治療中、矯正していることが目立ちにくい
・自分で外して掃除できるので清潔
・食事のとき外せるので、咀嚼の不快感がない
・装着中に飲み物や食べ物の制限がある
・装着中、しゃべりにくくなることがある
・歯並びによっては対応できないことがある
・重度な歯並びに対応できる
・治療中、矯正器具が目立ちやすい
・矯正期間中、丁寧に歯のケアを行わない
と虫歯や歯周病になりやすい
・歯並びによっては抜歯(ばっし)が必要
治療期間 見た目を少し良くしたい程度の歯並びなら、治
療期間はワイヤー矯正とさほど変わらない
一般的には、治療期間が長めの治療法だ
が、抜歯が必要になるような歯並びの場合
は、ワイヤー矯正のほうが期間が短くなる
ことがある
通院回数 1か月で歯が移動する範囲が狭いため、少ない 歯の移動範囲が広く、通院は多め
費用 一部を除き、自由診療の治療となるため高い 比較的費用負担は少ない

※上記の情報は、あくまで「目安」です。詳しくは治療を行う医師にご確認ください。

話題のマウスピース型矯正装置「インビザライン®※」

ここからは、先程から何度か登場している「インビザライン®※」の治療期間や通院回数について説明していきます。
 
インビザライン®※とは、アメリカ合衆国で生まれたマウスピース型矯正装置のことです。
多くの国で使われている矯正方法で、マウスピース型矯正の中では幅広い症例に対応できるとされています。
さらにインビザライン®※は、他のマウスピースなどに比べて通院回数が少なくて済むとされている点も、特記すべき特徴の一つです。そこでまずは、このことについて廣光先生に伺ってみましょう。

話題のマウスピース型矯正装置「インビザライン®※」
編集部

インビザライン®※がワイヤー矯正や他のマウスピース型矯正装置に比べて治療期間内の通院回数が少ないのはなぜでしょうか?

廣光先生

これは、インビザライン®※がシステムで治療を行っているためです。
インビザライン®※には、約700万人もの症例データがあります。そのデータとスキャナーの検査データをもとに精密にシミュレーションをしたうえで治療計画を立て、必要な通院回数を決めるので通院回数を抑えられるのです。

一方で国産のマウスピースは、毎回型取りをすることになるので、どうしても通院回数が増えてきてしまいますね。ただし、これは国産のマウスピースが良くないということではなく、治療の進め方の違いであり、あくまで特徴の違いと考えてもらったほうがいいでしょう。

インビザライン®※は、3Dスキャナーで歯並びのデータを取り、過去の症例のデータを考慮したシステムでどのように歯並びが変わっていくのか綿密なシミュレーションをしていくのが特徴です。
 
もちろん、国産のマウスピースが劣っているというわけではありませんが、通院回数が抑えられることや、最初の段階でトータルの通院回数がわかるということは大きな魅力になるのではないでしょうか。
 
また期間内の治療回数だけでなく、適応範囲が広いのもメリット。マウスピース型矯正装置は、ワイヤー矯正と比べて矯正できる範囲が限られているという話を耳にしたことはありませんか?
インビザライン®※は、他のマウスピース型矯正装置よりも通院回数を少なく抑えられることはわかりましたが、どの程度の歯並びまで矯正できるかは気になるところです。
 
通院回数についても、廣光先生にお話を伺いました。

編集部

インビザライン®※は他のマウスピース型矯正装置と比べて治療期間中の通院回数が少ないだけでなく、適応範囲も広いというのは本当ですか?

廣光先生

本当です。骨格に問題がある歯並びの悪さでなければ、できない症例はほとんどないと考えてもらってかまいません。
これは、インビザライン®※の「700万人の症例」をもとにしたシステムのおかげと言ってもいいでしょう。

また、インビザライン®※は抜歯が必要な症例に対応できたり、ワイヤー矯正との併用が可能であったりするところも、ほとんどの症例に対応できる理由の一つです。

話題のマウスピース型矯正装置「インビザライン®※」
これは「かなりひどい歯並び」であっても、インビザライン®※であれば効果が期待できるということではないでしょうか。

つまり、「矯正中の見た目が気になるけど、歯並びがひどくてマウスピース型矯正装置では対応できないかも」とあきらめていた方にもまだチャンスがあるかもしれませんよ。

アルファー歯科の場合
インビザライン®※  595,000円(税抜)

※未承認医薬品等であるため医薬品副作用被害救済制度の対象とはならない可能性がある

マウスピース型矯正の治療期間を短くするための歯科医院選びのポイントとは?

ここまでの説明でマウスピース型矯正装置のメリットについて、ご理解いただけたのではないでしょうか。しかし実際に矯正を受けようと考えたときに、どのような歯科医院を選べばいいのかというのも気になるところです。
 
ここからはマウスピース型矯正を受けようと思ったときに、どうやって歯科医院を選んだらいいかを考えてみましょう。

マウスピース型矯正の期間を短くするためには

マウスピース型矯正装置に対応している歯科医院は、どんどん増えてきています。
多くの歯科医院の中から「できるだけ短い矯正期間で正確な矯正ができるところ」を選ぶために、どのようなことに対応している歯科医院を選んだほうがいいか、廣光先生のご意見を伺ってみましょう。

マウスピース型矯正の治療期間を短くするための歯科医院選びのポイントとは?
編集部

歯ならびを正確に矯正し、より短い期間でマウスピース型矯正をしてもらうために、どのような医療機器やサポートがあったほうがいいと思いますか?

廣光先生

やはり、オルソパルス®(※2)を使ってくれる歯科医院を選んだほうがいいでしょう。
また、患者様ご本人の希望にもよりますが、ワイヤー矯正を併用できるかどうかも事前に確認しておくことをおすすめします。
インビザライン®※にもワイヤー矯正にも違ったメリットがあるので、どちらも上手く使い分けられる歯科医院を見つけることが大切です。
 
あと、まれにですが、マウスピースが合わなくなることがあるので、そのようなときに他の先生が仮のマウスピースを作ってくれるかも確認しましょう。

※未承認医薬品等であるため医薬品副作用被害救済制度の対象とはならない可能性がある

※2 オルソパルス®とは
近赤外線の作用で組織を活性化して矯正の速度を上げる装置です。オルソパルス®を家庭で使うことで、矯正期間を短くすることができます。

歯科医院を選ぶときは、マウスピース型矯正の実績だけでなく、ワイヤー矯正の実績やオルソパルス®を使えるかも確認しましょう。
 
アルファー歯科の場合
オルソパルス  93,000円(税抜)

矯正終了後の後戻りへの対策

マウスピース型矯正装置は、矯正が終わった後に「後戻り」することがあります。後戻りとは、一度キレイになった歯並びが、以前の悪い歯並びに戻ってしまうことです。
 
後戻りした場合は、それを治す治療が必要になるので、結果としてトータルの治療期間が長くなってしまうことが考えられます。
では、後戻りを防ぐには、どのような対策をすればいいのでしょうか。

編集部

廣光先生は、矯正終了後の後戻りに対して、どのような対策が必要と考えますか?

廣光先生

後戻りの予防に対しては、とにかくリテーナー(※3)でしっかり保定することが大切です。
また、後戻りが進む前に対処するためにも、経過観察を怠らないようにしてください。3カ月から6カ月に一度は来院して、状態を確認してもらいましょう。

マウスピース型矯正の治療期間を短くするための歯科医院選びのポイントとは?

※3 リテーナーとは
矯正後の後戻りを防ぐために装着する保定装置のことです。矯正用のマウスピースが「歯を少しずつ動かす」ための装置なら、リテーナーは「歯を動かさないようにして今の歯並びを保つ」装置ということになります。
 
どのような治療も同じですが、治療後のアフターケアや経過観察が大切です。そういったこともフォローしてくれる歯科医院を選ぶようにしましょう。

マウスピース型矯正の期間は、歯科医院によって差が出る

マウスピース型矯正装置もワイヤー矯正も、そこまでひどくない歯並びであれば矯正期間に大きな差が生じることはないとされています。そのため矯正期間を短くしたいのであれば、歯科医院選びが大切になるといえるでしょう。
そこで、次のような点を確認してから、歯科医院を選ぶようにしてみてはいかがでしょうか?

 

  • オルソパルス®を使える
  • 必要に応じてワイヤー矯正も併用してくれる
  • 後戻りに対するアフターケアがしっかりしている

 

また、正確な治療と幅広い症例に対応できることも歯科医院選びのポイントになります。マウスピース型矯正の実績はもちろん、ワイヤー矯正の実績も確認するようにしてくださいね。

医院情報

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所在地 〒132-0035
東京都江戸川区平井5-23-2
アクセス JR総武線「平井駅」より徒歩30秒
診療内容 矯正歯科・歯科一般・審美治療