「股関節の左だけ痛い」ときの正しい対処法はご存知ですか?医師が徹底解説!
股関節の左だけ痛い時、身体はどんなサインを発しているのでしょうか?MedicalDoc監修医が考えられる病気や何科へ受診すべきか・対処法などを解説します。気になる症状は迷わず病院を受診してください。
※この記事はMedical DOCにて『「股関節の左だけ痛い」原因をご存知ですか?医師が男女別の病気についても解説!』と題して公開した記事を再編集して配信している記事となります。
監修医師:
柏木 悠吾(医師)
目次 -INDEX-
「股関節の左だけ痛い」ときの正しい対処法は?
股関節が痛いときには、市販の痛み止めを飲むことは問題ありません。ただし、お子様の場合は先に病院を受診されることをおすすめします。
市販のロキソニンやバファリン、ラックルなどの飲み薬、ロキソニンパップやフェイタスなどの湿布薬も痛みに効果があります。
医師の診察を受けるまではストレッチやマッサージなどは控え、安静にしてください。
痛みとともに、触って熱くなっているような場合は冷やしてあげると良いでしょう。
早く治したい場合はできる限り安静にして、股関節を休ませてあげることが良いでしょう。
日常生活では痛みが出るような動作をできる限りしないことが重要です。スポーツが可能かどうかは、整形外科を受診し、医師と相談してください。
「股関節の左だけ痛い」についてよくある質問
ここまで症状の特徴や対処法などを紹介しました。ここでは「股関節の左だけ痛い」についてよくある質問に、Medical DOC監修医がお答えします。
左の股関節の痛みは何科で治療できますか?
柏木 悠吾 医師
股関節の痛みがある場合、整形外科の受診をおすすめします。
左足の付け根が痛いときストレッチをしても大丈夫でしょうか?
柏木 悠吾 医師
病気によっては、ストレッチをすることで症状が悪化する可能性があります。まずは医師の診察を受けると良いでしょう。
スポーツ中や運動後に左の股関節が痛む原因は何でしょうか?
柏木 悠吾 医師
股関節の周囲の筋肉などを痛めている可能性に加え、腰の疲労骨折なども原因として考えられます。専門的な診察をうけることをおすすめします。
まとめ
股関節の痛みがあるとき、骨折や脱臼、股関節の変形や炎症などさまざまな病気が隠れている場合があります。
それぞれの病気の原因はさまざまで、年齢や性別によっても起こりやすい病気は変わってきます。放っておくと後遺症が残る病気の可能性もあるため、股関節の痛みがあるときは早めの整形外科の受診をおすすめします。
自力で動けない時や、熱がある場合など他の症状もある場合には急いで病院を受診したほうが良いでしょう。
「股関節の左だけ痛い」で考えられる病気と特徴
「股関節の左だけ痛い」から医師が考えられる病気は12個ほどあります。
各病気の症状・原因・治療方法など詳細はリンクからMedicalDOCの解説記事をご覧ください。
スポーツなどの運動などが原因というだけではなく、特に原因がなく発症する(特発性)股関節痛もあります。
「股関節の左だけ痛い」と関連のある症状
「股関節の左だけ痛い」と関連している、似ている症状は6個ほどあります。
各症状・原因・治療方法などについての詳細はリンクからMedicalDOCの解説記事をご覧ください。
「股関節の左だけ痛い」他に、これらの症状が見られる際は、「関節リウマチ」「可能性股関節炎」「大腿骨頭壊死」「腰椎疲労骨折」などの病気の存在が疑われます。
強い痛みを伴ったり発熱があるなどの場合には、早めに医療機関への受診を検討しましょう。
・特発性大腿骨頭壊死症(日本整形外科学会)