「大腸がん予防のカギ」大腸内視鏡検査でがんリスクを最大9割抑える方法とは【医師解説】

大腸内視鏡検査は、大腸がんをはじめとするさまざまな疾患を早期に発見できる重要な検査です。特に、大腸がんはポリープから進行するケースが多く、検査時にポリープを切除することで発症リスクを大幅に下げることが可能です。今回は、大腸内視鏡検査の概要やメリットについて、「つくば消化器・内視鏡クリニック」の鈴木先生に伺いました。

監修医師:
鈴木 英雄(つくば消化器・内視鏡クリニック)
編集部
大腸内視鏡検査とは、どのような検査なのでしょうか?
鈴木先生
内視鏡を肛門から挿入し、大腸に病気や異常がないか調べる検査です。検査前に大腸をきれいにするため、下剤を使用して腸内を洗浄します。個人差はありますが、検査時間は10~30分ほどです。
編集部
大腸内視鏡検査で見つかる疾患にはどのようなものがありますか?
鈴木先生
大腸がんやポリープ、炎症性腸疾患、憩室疾患など大腸のあらゆる疾患が見つかります。ポリープが発見された場合はその場で切除することもできます。
編集部
大腸内視鏡検査の最大のメリットを教えてください。
鈴木先生
大腸内視鏡検査は「検査と同時にポリープ切除などの治療もその場でおこなえること」が最大のメリットです。大腸がんは、ポリープ(腺腫)が数年の経過で進行して形成されることが多いと言われています。欧米からは5mm以下であってもすべての腺腫を内視鏡的に切除することで大腸がん発生が7~9割抑制できること、大腸がん死亡を約5割抑制できることが報告されています。
※この記事はメディカルドックにて【「大腸内視鏡検査」を受けるべき理由をご存知ですか? 辛さを軽減するコツを医師が解説】と題して公開した記事を再編集して配信しており、内容はその取材時のものです。




