「熱が下がらない」原因はご存知ですか?37度・38度の場合も医師が徹底解説!
熱が下がらない時、身体はどんなサインを発しているのでしょうか?Medical DOC監修医が考えられる病気や何科へ受診すべきか・対処法などを解説します。気になる症状は迷わず病院を受診してください。
監修医師:
甲斐沼 孟(上場企業産業医)
「熱が下がらない」症状で考えられる病気と対処法
熱が下がらない症状のなかで、特に考えられる病気としては、感染症、膠原病、悪性腫瘍などが挙げられます。
これらの疾患は、安静にして水分補給していてもなかなか発熱症状が改善しない際に主な熱の原因として認識されており、その疫学的な発症割合としては感染症が30%前後、悪性腫瘍が15-25%、膠原病が20%前後とする報告が見受けられます。
その他、発熱を呈する原因として、抗生物質など長期服用に伴う薬剤の副作用、自己免疫機能や基礎体力の低下、日々の過労やストレスなども想定されます。
発熱時における体温変化にはいくつかのパターンがあり、病気や原因によって、特徴的なパターンを示すことがあります。
このように、発熱症状を示す場合には、多種多様な原因が関連しており、原因不明な高熱が続く、あるいは熱が上下を繰り返すなどを自覚する際には重篤な病気の可能性も念頭に置いて、速やかに内科などを含めて病院やクリニックといった医療機関を受診しましょう。
今回は、熱が下がらない症状で考えられる病気と対処法について解説していきます。
熱が下がらない症状で考えられる原因と治し方
発熱を呈してなかなか熱が下がらない症状で考えるべき原因は、感染症が圧倒的に多いと言われています。
感染症に罹患すると、体内に細菌やウイルスなどが侵入して、これらの病原体と闘うために自然と免疫機構の働きが活発化して、発熱症状が出現します。
病原体から身を守るために身体が自然の摂理として発熱していると考えると、むやみに熱を下げない方が治癒するスピードが早いとも言えます。
どうしても熱症状がしんどくて体力が消耗される際には、まずは全身をアイスノンや、氷のうなどを用いて効率よく冷やしてあげましょう。
そして、湯冷まし、お茶、イオン飲料などにくわえて、発熱症状が長引いている場合には、OS-1や経口補液剤などの水分を積極的に補給するように努めましょう。
万が一、症状が長期間持続する、あるいは発熱が悪化傾向を示す場合には早めに内科など最寄りの医療機関を受診することが重要です。
37度の熱が下がらない症状で考えられる原因と治し方
37度台の微熱がなかなか下がらない症状として考えられる原因は、薬剤による副作用です。
薬剤性の発熱症状を認める場合には、37度台の微熱を呈することも考えられますし、悪寒を伴う高熱が出現することもありますが、発熱症状が出現している割には比較的全身状態は良好で元気に過ごせることが多いという特徴が見受けられます。
必要に応じて疑わしい薬剤をひとつずつ整理して、発熱症状の推移を見定めることが重要ですので、心配であればかかりつけの処方医を訪ねて相談しましょう。
38度の熱が下がらない症状で考えられる原因と治し方
安静にしていても、38度台の熱がなかなか下がらない症状として考えられる原因のひとつとして、インフルエンザウイルス感染症が挙げられます。
インフルエンザ感染症を含む感冒症状を早期的に治癒させる最善策は、体が冷えないように注意しながら、しっかり水分補給を実践して、十分休養を保つことです。
市販の感冒薬に関しては、ウイルスそのものの増殖を抑制する作用効果はありませんが、様々な風邪症状を対症療法として緩和する観点からは有効的に働きます。
症状が持続して体力が低下する場合や随伴症状が悪化する傾向を示す際には、最寄りの感染症内科など医療機関を受診しましょう。
39度の熱が下がらない症状で考えられる原因と治し方
水分補給していても、39度台の高熱が下がらない症状として考えられる原因は、細菌感染症が挙げられます。
高熱が出ていても、手足が冷たく、寒気を自覚している場合には身体を温めましょう。
寒気を自覚しなくなれば、太い血管が体表に通っている首、脇の下、足の付け根などをタオルでくるんだ保冷剤などでアイシングすると、熱を放散して症状緩和が期待できます。
また、発熱時には大量に発汗するため、重度の脱水症状を引き起こさないように、しっかりと水分と塩分を補給するように努めましょう。
特に、高熱や発熱症状が安静にして水分を十分に補給していても一週間以上継続する場合には、重症な細菌感染症に罹患している可能性を考慮して感染症内科など医療機関を受診しましょう。
子どもの38度の熱が下がらない症状で考えられる原因と治し方
乳幼児など子どもが38℃以上の発熱症状を4、5日以上持続して認める際には、ウイルス感染よりも細菌感染の可能性を考慮します。
一般的には、39℃以上の高熱の場合でも、座薬などを含めて解熱剤で熱を下げてあげれば、自然と機嫌が良好になって笑顔も見られることがありますし、水分を十分に摂取できており尿回数も一定程度保たれていれば、しばらく様子を観察してもよいでしょう。
ただし、なかなか子供の熱が下がらずに高熱が続いて子供がぐったりしている場合や食事のみならず水分までも十分飲めない際には、速やかに小児科などを受診して採血、検尿、胸部X線などの検査をして適切な診断の元で効果的な治療を実践してもらいましょう。
大人の38度の熱が下がらない症状で考えられる原因と治し方
大人が解熱鎮痛剤など服用していても、38度台の熱が下がらない症状として考えられる原因は、膠原病が挙げられます。
膠原病は、自己免疫の異常によって全身の血管や皮膚などに炎症を起こして、発熱症状だけでなく関節痛や皮疹など多彩な症状が出現することが知られています。
代表的な膠原病は関節リウマチですが、それ以外にも全身性エリテマトーデス(SLE)、あるいは混合性結合組織病、全身性強皮症、多発筋炎、血管炎、シェーグレン症候群などが挙げられます。
膠原病と診断された場合には、ステロイドや免疫抑制剤の治療が必要であるケースも少なからず存在し、感染症の際に使用する抗生物質などの治療薬、あるいは熱を下げて痛みを抑える効果を有する解熱鎮痛剤を服用しているだけでは基本的には治癒しません。
したがって、熱が出て長引く際には、安易に対症療法を行って経過を観察するのではなく、膠原病を含めてどのような原因で発熱症状が出現しているかを見極めて、必要に応じて膠原病内科など専門医療機関を受診して適切な治療を実践することが重要です。
すぐに病院へ行くべき「熱が下がらない」に関する症状
ここまでは症状が起きたときの原因と対処法を紹介しました。
応急処置をして症状が落ち着いても放置してはいけない症状がいくつかあります。
以下のような症状がみられる際にはすぐに病院に受診しましょう。
長引く発熱症状を認める場合は、腫瘍内科・血液内科へ
熱が出る病気のなかで、感染症や膠原病以外にも悪性腫瘍によって発熱が長期間続く場合が考えられます。
悪性腫瘍の中では、特に白血病や悪性リンパ腫など血液のがん疾患で比較的発熱症状を呈しやすいことが知られています。
腫瘍自体から発熱症状を促進するタンパク質や炎症性サイトカインが放出される、もしくは腫瘍細胞が急激に巨大化して壊死性変化を起こして発熱物質が出るなど悪性腫瘍に関連して発熱症状が出現する様式は実際には様々であり、その診断は容易ではありません。
したがって、長期的に発熱症状が続いて心配であれば腫瘍内科、血液内科など医療機関を受診して相談しましょう。
「熱が下がらない」症状が特徴的な病気・疾患
ここではMedical DOC監修医が、「熱が下がらない」に関する症状が特徴の病気を紹介します。
どのような症状なのか、他に身体部位に症状が現れる場合があるのか、など病気について気になる事項を解説します。
心因性発熱
心因性発熱は、主にストレスが原因となって引き起こされる体温上昇を指し、交感神経の作用によって起こるため、一般的には解熱鎮痛剤が効果を示さずに、周囲から不明熱の為に仮病と誤解されやすいなどの問題点が挙げられます。
従来では、心因性発熱は、親や教師から過剰な期待を受け、それに適用しようとする子供に多く認められましたが、現在では学校でのいじめなどによる適応困難、家庭内での虐待を契機にして生じる心因性発熱を呈する例も多いことが指摘されています。
発熱を何度以上と定義することは難しく、熱のレベルだけで治療する必要性を判断することはできませんので、大人も子どもも含めて当該人が熱症状を有することを日常生活において苦痛に感じているかどうかが重要な判断材料となります。
ストレス性の発熱形態を示す心因性発熱においては、精神科などを受診して個別的なストレスに対して心理療法や自律訓練法、薬物療法などを中心に実践し、何がストレスになっているのかを追究して、根本的な解決策を導くことが重要なポイントとなります。
感染症
発熱の原因の多くは、感冒(いわゆる風邪)や胃腸炎・肺炎・尿路感染症など細菌による感染症が存在していることが多いです。
風邪症状がひどい場合や座薬など解熱鎮痛剤を服用しても発熱症状がなかなか下がらずに長引く際には、身体のどの部位にどのような病原体が実際に感染しているかを詳しく調べるために、内科などで問診や診察を行って必要に応じて数々の検査を受けることで、適切な診断と治療に繋げることが重要な観点となります。
薬剤性(薬の副作用)
薬剤熱は薬剤を使用している際に副作用のひとつとして認められる発熱症状のことであり、原因薬剤を内服、あるいは点滴してから概ね1~2週間で出現することが一般的です。
抗菌薬を含めてあらゆる薬で発熱症状を引き起こす可能性がありますが、基本的には疑わしい原因薬剤を中止することで速やかに解熱して症状改善を認めることが多いと言われています。
薬剤熱を疑ったら、最も可能性の高い薬剤から順番に中止していくことが重要ですので、心配であればかかりつけ医や処方医に相談するようにしましょう。
インフルエンザ
一般的に、37度から38度前後の発熱が3日間程度続き、喉の痛み、鼻水、咳、倦怠感などの症状を認める場合には、インフルエンザ感染症を疑います。
特に、インフルエンザウイルス感染症を発症してから48時間以内に、内服薬や吸入薬など抗インフルエンザウイルス薬を使用すれば、風邪症状が軽快して、速やかに治癒効果を発揮することが期待されます。
万が一、症状が持続して悪化する場合には、点滴治療を受けることが必要な状況も想定されますので、内科など医療機関を受診しましょう。
膠原病(こうげんびょう)
発熱症状を呈する可能性がある感染症や薬剤など様々な原因を除外して、それでも熱の原因が明確にならない際には最後に検討すべき病気として膠原病が挙げられます。
初期には感冒に類似した症状のみが自覚され、数週間経過して他の随伴症状が目立ってくるケースも存在します。
治療の基本は、自己免疫を抑制するためにステロイド剤を使用しますが、ステロイドのみで病状が改善しない場合には免疫抑制薬を用いることもありますので、心配であれば膠原病内科など専門医療機関を受診しましょう。
コロナ
コロナウイルスは、一般的にヒトを含めた哺乳類、鳥類などに広く存在するウイルスです。
このコロナウイルスの特徴として、エンベロープ(ウイルス表面の脂質性の膜の部分)の上にいわゆる王冠のようなたんぱく質の突起を持っていることからその名が付けられました。
1本鎖のRNAウイルスであり、ウイルスにはエンベロープを持つものと持たないものがありますが、コロナウイルスを含めエンベロープを持つウイルスはアルコールで失活する、あるいは変異を起こしやすいという特徴があります。
一般的に新型コロナウイルス感染症に罹患した場合自覚する頻度が高い症状は、発熱や咳嗽症状、体の倦怠感や息苦しさなどいわゆる通常の風邪のような症状です。
新型コロナウイルスは、熱が下がりにくく、発熱症状がなかなか改善しない場合もありますし、致死的な肺炎など重症の呼吸器感染症を発症する懸念もあるため、注意が必要です。
特に、免疫が低下している患者さんにおいては稀に急性上下気道炎から重症肺炎に重篤化する可能性があります。
新型コロナウイルス感染症に対する治療方法としては、いわゆる感冒のような軽微な症状のみを認める場合には対症療法(解熱鎮痛剤で熱を下げる、あるいは鎮咳剤を服用して咳嗽症状を抑える治療など)を行います。症状によっては抗ウイルス薬を使う場合もあります。
心配であれば、最寄りの内科など医療機関を受診しましょう。
「熱が下がらない」ときの正しい対処法は?
発熱している時に無理に体温を下げると、自己免疫力の活性化を妨害して細菌やウイルスと闘う免疫機能が低下して逆効果になることがありますので、熱が下がらない場合の対処法で重要な要素は、症状を慎重にこまめに観察することです。
発熱の前兆期はしっかり保温することを意識して、熱の上昇期やピーク期は、例えばホットレモンを摂取して喪失されるビタミンC群などの成分を十分に補給して、発熱の下降期には熱を放散して水分補給、あるいは消化の良い食べ物を摂取することが重要です。
特に下降期では、素早く体温調節中枢が設定している平熱の段階に回復するために、主要な動脈血管が走行している腋窩部や頚部、太もものつけ根の大腿部を熱さまシート、冷えピタ、氷枕などでアイシングすると効果的であると伝えられています。
37℃台の微熱症状が続く場合には、身体が疲れない程度に短時間の入浴行為はそれほど問題になりませんが、倦怠感がひどい際には体力をさらに消耗させて逆効果になりますので入浴は見送りましょう。
発熱時は、とにかく身体を休ませて安静を保つことが極めて重要なポイントです。
特に、秋から冬にかけて季節の変わり目などにおいては、朝晩の大きな気温変化などが契機となって体調を崩しやすいと言われていますので、生姜粥など身体を温める食事を摂取すれば、自然に免疫力が高まり発熱症状が早くに改善することが期待できます。
イブプロフェン成分を含有したアセトアミノフェン錠や風邪を改善させる効果を有する葛根湯など市販薬の多くは、熱を下げる効果があり、発熱症状を改善させるためには、これらの薬剤を服用するのも有効的な方法となります。
ただし、発熱症状は身体にとって病原体などに対する防御反応として出現していることもあるため、無理に薬物を服用することで症状をおさえようとせず、なるべく身体を休めて体を温かくしていつもより早めに就寝して8時間以上の睡眠時間を確保しましょう。
座薬使用など応急処置を施しても、微熱を含めて発熱症状が続いて熱が5日間以上経過しても下がらない場合は、重大な肺炎、尿路感染症、白血病などの悪性腫瘍、膠原病などの疾患が潜在化している可能性も考慮されますので、決して油断せずに速やかに医療機関を受診して専門医の診察を受けましょう。
「熱が下がらない」についてよくある質問
ここまで症状の特徴や対処法などを紹介しました。ここでは「熱が下がらない」についてよくある質問に、Medical DOC監修医がお答えします。
熱が1週間以上下がらない場合、どんな病気・原因が考えられますか?
甲斐沼 孟(医師)
代表的な原因として、ストレスが関連する心因性発熱、ウイルスや細菌などの病原体による感染症、薬の副作用に伴う薬剤熱、悪性腫瘍、膠原病などを発症しているケースが想定されます。
座薬を使っても熱が出て下がらない場合病院に行くべきでしょうか?
甲斐沼 孟(医師)
座薬を使用しても熱が下がらない際には、他の症状がなくて全身状態が良ければ、首回りなどをアイシングして安静に過ごしてしっかりと水分や塩分を補給しながら症状経過を慎重に観察しましょう。症状が悪化して、重症化する場合は迷わずに救急車を呼びましょう。
子供の熱が何日も下がらないときはどう対処したら良いですか?
甲斐沼 孟(医師)
子供が夜中などに急に熱を出して何日も症状が続いて熱が下がらない際には、親御さんは不安に駆られるかと思いますが、熱が出たからといってすぐに解熱剤を使用しなければいけないわけではありませんので、慌てずに対応しましょう。
微熱の場合でも無理をせず、安静にして過ごすことを意識して、仮に3日以上熱が続く、38度以上の高熱が出現しており、倦怠感や脱水症状がひどい場合には速やかに医療機関を受診しましょう。
特に、呼びかけに対して子供の反応が悪い、子どもの顔色が悪くて唇の色も青い、けいれんしているなどの症状が認められる際には、救急車を呼んですぐに医療機関を受診して下さい。
発熱して3日経ってもなかなか下がらないのですが不明熱でしょうか?
甲斐沼 孟(医師)
不明熱とは、3週間以上続く原因不明の38.5度以上の発熱症状を認める状態を指しており、その原因として、感染症が40%、悪性腫瘍と膠原病がおおむね20%程度ずつを占めると考えられています。
したがって、発熱して3日間症状が改善しなくても不明熱と断定せずに症状推移をしっかりと観察して、安静保持や水分補給など簡易に実践できるセルフケアに努めましょう。
熱が下がらない症状はコロナの可能性もありますか?
甲斐沼 孟(医師)
なかなか発熱症状が改善せずに、熱が下がらない場合には、コロナウイルス感染症である可能性があります。特に、重症化して肺炎を合併するような場合は、低酸素状態に陥っていることが多く、酸素投与が必要なケースもあります。重症化すれば、全身的な循環動態の管理に加えて抗ウイルス薬やステロイド薬(炎症を抑える薬)などの集中治療が著明に奏効する場合があります。心配であれば、専門医療機関を受診しましょう。
まとめ
発熱と一言でいっても、高熱が続く、あるいは微熱症状が継続して時に熱が上がったり下がったりを繰り返すなど、様々な発熱様式があります。
病原体の活動力を低下させて、我々の免疫細胞を活性化させるための重要な生体反応のひとつとして発熱症状を呈する場合もあって、熱の上がり方や下がり方の違いは主に発熱の原因によって左右されます。
場合によっては、重大な感染症や放置すれば命に係わる悪性腫瘍、根治的な治療を必要とする膠原病など迅速に治療に取り組むほうがよい疾患もありますので、熱が下がらずに続いて身体がしんどい場合や心配な方は、自己判断だけでなく病院など医療機関を受診して積極的に相談するように心がけましょう。
「熱が下がらない」に関連する病気
「熱が下がらない」から医師が考えられる病気は12個ほどあります。
各病気の症状・原因・治療方法など詳細はリンクからMedical DOCの解説記事をご覧ください。
感染症内科の病気
- 細菌感染症
- インフルエンザウイルス感染症
膠原病内科の病気
- 関節リウマチ
- 全身性エリテマトーデス
- 混合性結合組織病
- 全身性強皮症
- 多発筋炎
- 血管炎
- シェーグレン症候群
熱が下がらない原因は多岐に渡りすぐに診断できないこともあります。原因不明な高熱が続く、あるいは熱が上下を繰り返すなどの場合には重篤な病気の可能性もあるので内科などを受診しましょう。
「熱が下がらない」と関連のある症状
「熱が下がらない」と関連している、似ている症状は3個ほどあります。
各症状・原因・治療方法などについての詳細はリンクからMedical DOCの解説記事をご覧ください。
「熱が下がらない」他に、これらの症状が見られる際は、「細菌感染症」「膠原病」「悪性腫瘍」「血液腫瘍」「ウイルス感染症」などの病気の存在が疑われます。
なかなか症状が改善しない場合には、早めに医療機関への受診を検討しましょう。
・日本臨床検査医学会 ガイドライン作成委員会編:臨床検査のガイドライン JSLM2015,“第2章 症候 発熱”, p111-116, 日本臨床検査医学会, 2015