近くの「無痛分娩」 おすすめ医院を探す
産婦人科で受けられる治療
産婦人科で受けられる治療である無痛分娩は、出産時の痛みを和らげるための方法で、一般的には硬膜外麻酔を使用します。この方法では、背骨の近くにある硬膜外腔に細い管を挿入し、ここから薬を注入することで痛みが徐々に緩和されます。痛みの伝達を遮断するため、出産時の負担を軽減することが可能です。
無痛分娩のメリットとしては、陣痛が軽減されることで呼吸が安定し、体力の消耗が抑えられる点です。酸素をしっかりと体内に取り込むことができるため、母子の健康維持に役立つでしょう。特に、高血圧症候群や心臓・肺に負担のある方には、医師から無痛分娩を推奨される場合もあります。
ただし、無痛分娩には注意点もあります。痛みを完全に消すわけではなく、痛みの強さに応じて薬の量や濃度を調整する必要があるでしょう。また、麻酔が効きすぎると足に力が入りづらくなることや、いきむタイミングがわからなくなる場合もあります。さらに、発熱や排尿障害のリスクが生じる可能性があることも理解しておくことが大切です。
近くの産婦人科を選んだ方がいい理由
通院しやすさの点から近くの産婦人科を選ぶことをおすすめします。無痛分娩を希望すると説明会への参加や麻酔科医による診察が必要になることもあるでしょう。出産予定日に近づくとお腹も大きくなり、長時間の移動は負担が大きくなります。定期的な通院に備えて場所を選ぶことが望ましいです。
緊急時のためにも、近くの産婦人科がよいでしょう。無痛分娩は、事前に出産日を決めて人工的に陣痛を誘発させる計画出産となる場合がありますが、初産婦は予定どおりに行かないこともあります。急遽通院したり、分娩前に一時帰宅したりなどもあり得ます。イレギュラーの事態に対応できるように自宅から近い病院を選ぶとよいでしょう。
まとめ
無痛分娩に対応する産婦人科医院は、2022年時点で全国に約4,000医院あります。お住まいの地域や普段利用している駅の周辺にも、無痛分娩に対応した産婦人科医院があるかもしれません。
信頼できる無痛分娩対応の産婦人科を一から調べるのは大変です。ぜひこちらから、ご自身に合った産婦人科を見つけてみてください。