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胃カメラで受けられる治療
胃カメラは、内視鏡をお口から入れる経口内視鏡と鼻から入れる経鼻内視鏡があり、検査中の嘔吐反射が少ないことから経鼻内視鏡検査が普及しています。
胃カメラで受けられる治療(内視鏡治療)は、主に腫瘍やポリープの切除です。しかし、経鼻内視鏡検査では原則としてポリープ切除などの内視鏡的治療は行われません。
腫瘍やポリープを、内視鏡を用いて切除することを内視鏡的切除といい、方法は次の3つです。
- 内視鏡的ポリープ切除術(ポリペクトミー)
- 内視鏡的粘膜切除術(EMR)
- 内視鏡的粘膜下層剥離術(ESD)
内視鏡的切除術を行うと、出血や消化管に穴が開く穿孔という合併症が起きることがあります。そのため、治療は1週間程入院して術後の経過観察を行います。
近くの胃カメラを選んだ方がいい理由
鎮痙剤や鎮静剤を使用した胃カメラの場合は、検査後の運転を避けるのが重要な注意事項です。また、検査終了後に吐き気・腹痛・タール便(黒い便)が生じた場合は、検査を受けた医院に至急連絡することが必要となります。
近くの医院で胃カメラを受けるメリットは、検査後に万が一緊急を要することが起きた場合に、近くの医院であれば迅速な対応ができることです。さらに、自分で運転できなくても、遠方より近くの医院の方が公共交通機関を使って気軽に通院できます。
胃カメラの偶発症として、まれに消化管出血や穿孔などが起こり緊急の処置で入院や手術が必要になる場合もあるため、通院しやすいかどうかも考慮して医院を選びましょう。
まとめ
胃カメラを受けられる消化器内科(胃腸内科)は全国に約21,700件あり、お住まいの市区町村の近くでも胃カメラを受けられる医院はあります。
鎮静剤などを使用して検査する場合は、検査後の運転ができないことも考慮しなければなりません。
どのような医院を選べばよいか迷うと思いますが、緊急を要する場合にも迅速に対応してもらえる近くの医院を受診することをおすすめします。
ぜひこちらから、ご自身に合った医院を探してみてはいかがでしょうか。