高密度焦点式超音波照射とは
更新日:2023/03/27
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高密度焦点式超音波照射とは
高密度焦点式超音波照射とは、前立腺疾患に対して行われる治療法です。超音波を収束し、一部だけを照射することで体を傷つけることなく身体内部の前立腺を80〜98℃の高熱で熱凝固壊死させて治療します。
高密度焦点式超音波では他の施術と比べると尿失禁や性機能障害のリスクが少なく、病変を早期発見できた場合は90%以上の治癒率があります。治療する部位以外の部位や途中にある皮膚や臓器には影響はなく、入院期間が短いのですぐに仕事に復帰できます。
メリット
・他の施術法と比べて尿失禁や性機能障害のリスクが低い
・早期発見の場合90%以上の治癒率がある
・治療する部位以外の位部やや途中にある皮膚や臓器には影響がない
・入院期間が1〜3日と短くてすみ、仕事にすぐに復帰できる
・前立腺がんを他の施術で治療した後に再発しても高密度焦点式超音波照射治療が可能
デメリット/副作用
・前立腺が大きすぎると施術できない
・保険が適用されない
・実施できる施設が限られている
治療期間
施術は1〜3時間程度で終了し、その後1〜3日程度入院する必要があります。
費用相場
保険適用外のため自費診療となり、100万円前後が相場となっています。
※治療期間や費用は治療の手法や素材によって大きく異なる場合があります。