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低用量ピルとは

 更新日:2023/03/27

低用量ピルとは

低用量ピルとは、2種類の女性ホルモンを合わせてできた錠剤です。定められた通りに服用すれば、99%以上の避妊効果があり、月経困難症、生理痛、過多月経、月経前症候群、月経不順、子宮内膜症の症状の緩和など幅広い目的で用いられます。1シートに28錠のタイプと21錠のタイプがあり、28錠のタイプには薬効成分を含まないプラセボと呼ばれる錠剤が含まれています。毎日1錠ずつ飲み続けることで、避妊やその他の効果を得ることができます。飲みはじめには不正出血、吐き気、頭痛などの症状が現れる方もいますが、飲み続けることで軽減されていくとされています。

メリット

・避妊に対し99%以上の効果がある
・月経困難症をはじめとする女性特有の悩みを緩和する効果がある

デメリット/副作用

・毎日飲み続ける必要がある
・わずかに血栓症のリスクがある
・服用中は禁煙が推奨される
・副作用が現れる場合がある

治療期間

低用量ピルは、基本的に定められた期間は毎日飲み続けることで効果が期待できます。

費用相場

低用量ピルは、月経困難症・子宮内膜症等の治療に服用する場合は保険適用となりますが、それ以外の場合は適用外です。適用外で1シート3,000~10,000円程度とされています。

注意点

治療期間や費用は、治療の対象となる疾患や服薬目的等によって大きく異なる場合があります。

この記事の監修医師