【2025年】静岡県の内視鏡検査 おすすめしたい7医院

胃カメラと大腸カメラは、どちらも内視鏡を使った検査ですが、調べる場所と方法が異なります。胃カメラは、口または鼻から内視鏡を挿入し、食道、胃、十二指腸といった上部消化管を観察する検査です。一方、大腸カメラは肛門から内視鏡を入れ、大腸全体を調べる検査となります。

検査の目的にも違いがあり、胃カメラでは胃がんや胃潰瘍、逆流性食道炎などの病気を発見できます。大腸カメラでは大腸がんやポリープ、大腸炎などを見つけることが可能です。特に大腸カメラでは、検査中に見つかったポリープをその場で切除できる場合もあり、がんの予防につながるといわれています。

検査の準備方法も異なり、胃カメラは前日の夜から絶食が必要となります。大腸カメラでは、検査前日から食事制限を行い、当日は下剤を服用して腸内をきれいにする必要があります。検査時間は、胃カメラが5分から10分程度であるのに対し、大腸カメラは15分から30分程度かかることが一般的です。

どちらの検査も症状がある方はもちろん、予防的な健康管理として定期的に受けることが推奨されています。気になる症状がある方や、検診を検討されている方は、消化器内科を受診し、医師に相談されることをおすすめします。