バストアップサプリは効果ある?失敗しない豊胸手術の選び方

「もう少しバストにボリュームが欲しい」「理想のバランスを手に入れたい」など、バストに関する悩みを抱えていませんか?サプリメントによる方法から豊胸手術まで、バストアップを叶える手段は複数存在しますが、それぞれ仕組みや効果には大きな違いがあります。
この記事では、バストアップサプリの作用や豊胸手術の種類、治療を選ぶ際のポイントまで気になるポイントをわかりやすく解説します。

監修医師:
坂内 誠(銀座3丁目・BANNAI美容クリニック)
目次 -INDEX-
まず知っておきたい、バストアップの基本と種類

バストアップを目指す方法には、サプリメントなどの手軽なアプローチから医療機関で行う豊胸手術まで、幅広い選択肢があります。まずは、バストアップの代表的な方法について、その仕組みや特徴を解説します。
バストアップサプリの仕組みや効果
ホルモンバランスに影響を与える可能性
市販されているバストアップサプリは、女性ホルモンに似た働きをする成分を配合しています。サプリを摂取するとこの成分が体内でエストロゲンのように作用して乳腺組織の発達を促す可能性がありますが、変化は個人差が大きく、明確な効果を実感できる保証はありません。
また、ホルモンバランスに影響を与える可能性があるため、サプリの使用については慎重に判断することをおすすめします。体調不良や月経周期の乱れには注意が必要です。
豊胸手術の方法とメリット・デメリット
確実性の高いバストアップを目指すなら、美容外科で行われる豊胸手術が選択肢となります。手術には複数の方法があり、それぞれ得られる効果やリスクが異なります。
代表的な手術方法として、脂肪注入法とシリコンバッグ法、ヒアルロン酸注入法について解説します。
脂肪注入法
脂肪注入法は、自身の脂肪を太ももやお腹から吸引してバストに注入する方法です。
自分の組織を使うため感触や動きが自然で、気になる部位の脂肪を減らしながらバストアップできるため、ボディラインを整える効果も期待できる点がメリットです。傷跡が数mm程度と小さく、長期的な効果を得ることができます。
しかし定着した脂肪は半永久的に維持される一方、注入した脂肪の定着率には個人差があり、一度に大きくできるサイズには限界があります。希望するサイズに届かないケースや希望のサイズになるまで複数回の手術が必要になるケースがある点や、痩せ型の方だと十分な脂肪を取れない可能性がある点などがデメリットです。
費用はクリニックや注入量によって異なりますが、1回あたり300,000〜1,500,000円(税込)程度です。
シリコンバッグ法
シリコンバッグ法は、医療用シリコン製の人工物(バッグ)を胸に挿入してボリュームを出す方法です。一度の手術で大きくサイズアップすることが可能で、脂肪が少ない方でも対応できる点や、術後すぐから希望に近いサイズを実感できる点がメリットです。
ただし、体内に異物を入れるため、胸が固くなる拘縮(こうしゅく)やバッグの破損、将来的な入れ替えといった長期的なリスクがある点はデメリットです。また、見た目や触感が不自然に感じられる場合もあります。
800,000〜1,500,000円(税込)程度が一般的な費用相場で、将来的なメンテナンスも考慮して検討することが大切です。
ヒアルロン酸注入法
ヒアルロン酸注入法は、注射でヒアルロン酸をバストに注入して一時的にボリュームを出す方法で、ダウンタイムが短いのがメリットです。
しかし、ヒアルロン酸は体内に徐々に吸収されるため、「2年程度持つ」と説明されることもありますが、実際には数か月〜半年ほどしか効果を実感できないケースも少なくありません。維持するには定期的な追加注入が必要となる点はデメリットと言えるでしょう。また、注入したヒアルロン酸がしこりとして残るリスクや、乳がん検診で画像診断の妨げになる可能性がある点もデメリットです。2022年には一般社団法人 日本美容外科学会がヒアルロン酸豊胸を推奨しないという発表をしており、慎重な判断が求められます。
費用はクリニックや注入量によって異なりますが、100,000〜500,000円(税込)程度が一般的な相場です。
目的別おすすめの選び方
バストアップの方法を選ぶ際は、目標や優先事項を明確にすると考えやすくなります。
自然な仕上がりを重視し、異物を体内に入れることに抵抗がある方や、時間をかけても確実に理想のバストを手に入れたい方には脂肪注入法が適しているといえます。
一度の手術で大きなサイズアップを目指す方や、脂肪が十分に取れない方は、シリコンバッグ法も選択肢に入るでしょう。
体調不良のリスクがあるので進めるのは危険です。
自分の目指す姿や生活スタイルに合わせて、どの方法が適しているかを見極めることが大切です。
「痛み・腫れ・ダウンタイム」はどのくらい?

豊胸手術を検討する際、「どのくらい痛い?」「腫れはどのくらい続く?」「いつから仕事復帰できる?」といったことが気になるでしょう。ここでは、脂肪注入法を中心に、痛みの程度やダウンタイムの目安を解説します。
痛みはどれくらい続く?
脂肪注入法の場合、バスト部分よりも脂肪を吸引した部位の痛みを感じる方が多い傾向で、鈍い痛みや筋肉痛に似た痛みが1〜2週間程度続くことがあります。個人差はありますが、処方される痛み止めで対処することができます。
シリコンバッグ法ではバッグを挿入するスペースを作るため、術後に強い痛みを感じることがあります。特に、大胸筋の下にバッグを入れる場合は痛みが強く出やすく、痛みのピークは術後数日で、1〜2週間かけて徐々に落ち着いていきます。
ヒアルロン酸注入は、術後2~3日程度は胸の痛みがあります。
ダウンタイム中の注意点と過ごし方
ダウンタイムとは、手術後に日常生活に戻るまでの回復期間を指し、この期間の過ごし方が仕上がりや定着率に影響することもあります。
脂肪注入法では、バストだけでなく脂肪吸引部のダウンタイムも必要です。脂肪の定着を高めるために、術後1ヶ月程度はバストを圧迫しない服装を心がけ、ブラジャーではなくキャミソールなどで軽く支える程度がおすすめです。うつ伏せや横向きで寝るのも避け、仰向けで休むようにし、全身を使う有酸素運動やダイエット、飲酒、長時間の入浴も控えましょう。
睡眠時は仰向けで寝ることをおすすめします。うつ伏せや横向きの姿勢は、バストをつぶしたり、定着する脂肪に負担をかける可能性があります。入浴は長時間避け、短時間のシャワーにとどめましょう。飲酒や喫煙も治癒を遅らせる要因となるため、控えることが大切です。
仕事復帰のタイミングは?
脂肪注入法の場合、デスクワークなど身体をあまり動かさない仕事であれば、翌日から復帰する方もいます。ただし、体力を使う仕事や重いものを持つ仕事の場合は1週間程度、難しい場合は2〜3日休みを取ることが望ましいでしょう。
シリコンバッグ法では1週間を目安とし、痛みが強い場合や腕を使う作業が多い仕事の場合は、もう少し長めに休むことも検討してみてください。
ヒアルロン酸注入法は2日程度休みを取るといいでしょう。
ダウンタイムの長さや回復のスピードには個人差があるため、医師と相談しながら、ご自身の生活スタイルに合わせたスケジュールを立てることが重要です。
自然な仕上がりを目指すには?

豊胸手術を受ける際、手術を受けたことを気付かれないような自然な仕上がりを望む方は少なくないでしょう。ここからは、自然な仕上がりを目指すためのポイントを3つ紹介します。
バランスを決める「デザイン力」と医師の経験
自然なバストを作るには、身体全体のバランスや本来のバストの成長過程を理解したうえでデザインする技術が求められます。
特に脂肪注入法では、バストの輪郭線を一回り大きくすると同時に、高さを出すことが重要です。ただ脂肪を注入するだけでは不自然に見えるため、下乳や外乳を適切に膨らませることで、丸みのある立体的なバストが実現します。
こうした自然な仕上がりのためには解剖学的な知識と豊富な経験が必要で、医師の技術力によって仕上がりに差が出るといえます。
脂肪注入でのしこりを防ぐ工夫
脂肪注入法では、定着しなかった脂肪がしこりになることがあります。しこりのリスクを減らすには、適切な注入量を守ることが重要です。
一箇所に塊で注入すると血流が行き届きにくくなり、しこりになりやすくなるため、脂肪を分散して注入することが大切です。また、脂肪吸引では繊維組織などの不純物の混入が少ないよう注意し、質のよい脂肪を使用することもポイントです。先進的な脂肪吸引器を使い、丁寧に脂肪を採取することで純度の高い脂肪を注入できます。
さらに、注入する部位も重要です。乳腺下に大量に注入するとしこりのリスクが高まると考えられているため、皮下や大胸筋内など、複数の層に分散して注入する技術が求められます。
定着率を高める新しい再生医療技術
近年、脂肪の定着率を高めるための技術が進化しています。そのひとつが、培養幹細胞を用いた再生医療です。
幹細胞には血管を作る働きがあり、注入した脂肪組織のなかに血管が形成されることで、酸素と栄養が運ばれやすくなります。これにより脂肪の定着率が向上し、長期的に安定したバストを維持できる可能性があります。
再生医療による豊胸手術は、第二種再生医療等提供機関として認定された医療機関でのみ提供できる先進的な治療法です。安全性と効果の両面から、今後さらに注目が集まる分野といえるでしょう。
豊胸手術を選ぶ際に見るべきポイント

豊胸手術は、一度行えば長期的に影響が残る治療です。後悔しないためには、クリニックや医師の選び方が重要です。
専門性の高い医師、先進的な設備が整っているか
豊胸手術の仕上がりは、医師の技術と経験に大きく左右されます。特に脂肪注入法は、注入技術によって形や定着率が変わるため、専門性の高い医師を選ぶのが大切なポイントです。
豊胸手術の経験が豊富かを確認しましょう。症例写真を公開しているクリニックなら、実際の仕上がりを確認できます。写真を見る際は、術後3ヵ月以降か、脂肪を注入しすぎていないか、バストの形が自然か、輪郭がはっきりしているか、高さが出ているかなどをチェックするのがおすすめです。
また、設備の充実度も重要です。先進的な脂肪吸引器や定着率を高めるための再生医療技術を導入しているクリニックは、より質の高い治療を提供できる可能性があります。
痛みやダウンタイムへの配慮
痛みやダウンタイムへの配慮も、クリニック選びの重要なポイントです。麻酔の種類や術後のフォロー体制について、事前に確認しましょう。
静脈麻酔を使用するクリニックでは、リラックスした状態で施術を受けられます。術後の痛み止めの有無、緊急時の連絡体制が整っているか、不安なことがあったときに相談できる環境があるか、ダウンタイムを短くするために身体への負担を抑える取り組みが行われているかを確認してみてください。
アフターケアの充実度
豊胸手術後のアフターケアの充実度は、安心して治療を受けるための大切な要素です。特に脂肪注入法では定着率に個人差があるため、サイズ保証制度の有無が重要です。
万が一、十分なサイズアップが得られなかった場合でも、サイズ保証があるクリニックでは、無料で再手術を受けられます。
また、しこりができた場合の対応や、脂肪吸引部の凹凸が気になる場合の修正保証など、万が一のトラブルに対する保証が充実しているかも確認しておきましょう。
バストアップを目指すなら銀座3丁目・BANNAI美容クリニックにご相談を

バストアップの方法にはさまざまな選択肢がありますが、確実性と安全性を重視するなら、専門性の高いクリニックで脂肪注入法を受けることを検討してみてはいかがでしょうか。銀座3丁目・BANNAI美容クリニックは、脂肪豊胸手術に特化したクリニックとして、高い技術力と充実した保証制度を備えています。ここからは、銀座3丁目・BANNAI美容クリニックの特長を3つ紹介します。
経験豊富な院長の高い技術力で脂肪豊胸でありながら丸く立体感のあるバストに!
銀座3丁目・BANNAI美容クリニックの院長は、日本美容外科学会 専門医の資格を持つ脂肪注入法による豊胸手術のスペシャリストです。脂肪注入法による豊胸手術の豊富な経験と高い技術力を活かし、独自の施術方法をさらに進化させながら、自然な仕上がりを追求されています。
施術では特殊な曲がったカニューレを使い、バストの成長の規則性に基づいて、下乳と外乳を適切に広げながら高さも出す独自の注入法で、自然な丸みや高さを実現しているそうです。この技術により、少ない脂肪量でも丸くて立体的なバストを実現できるため、痩せ型で脂肪が足りない方や授乳歴がなく皮膚が硬い方でも施術が可能な場合があるといいます。
痛みと不安に配慮した丁寧な治療と充実の保証制度

銀座3丁目・BANNAI美容クリニックでは、患者さんの痛みや不安に徹底的に配慮した治療を心がけています。
手術は静脈麻酔を適切に使用することで、気持ちよく眠っているうちに施術が完了するそうです。脂肪吸引には先進的な脂肪吸引器を使用し、一人ひとりの患者さんに時間をかけて丁寧に施術を行うことで、身体への負担が少なくダウンタイムを軽減できるよう配慮されています。
保証制度も充実しており、脂肪の定着には個人差があることを踏まえ、コースメニューごとに最大3カップのサイズ保証を提供しています。術後6ヶ月目に3Dスキャナーで客観的に測定し、保証基準に達しなかった場合は、手術費用無料で再手術を受けられます。麻酔代のみの負担で済むため、定着率に不安がある方も安心です。
また、しこりができた場合の対応保証や脂肪吸引部の凹凸修正保証など、手厚いアフターケア体制が整っているだけでなく、遠方からの患者さん向けの交通費や宿泊費の支援制度など、患者さんが利用しやすい環境を整えられています。
先進的な治療法にも対応する脂肪豊胸手術に特化したクリニック
銀座3丁目・BANNAI美容クリニックは第二種再生医療等提供機関として認定を受けており、培養幹細胞を用いた再生医療にも取り組んでいます。
培養幹細胞治療では、自分の脂肪から幹細胞を抽出して6〜10週間培養して増殖させた後、脂肪注入時に添加します。幹細胞が血管形成を助けることで脂肪が定着しやすくなり、長期的に安定したバストを維持できる可能性が高まるといいます。
また、乳がん術後の乳房再建にも対応しており、医学的な知識と豊富な経験を活かした治療を提供しています。
脂肪豊胸手術に特化したクリニックとして保障制度の充実にも力を入れ、完全個室制でプライバシーに配慮した一人ひとりに丁寧に向き合う診療を大切にされているので、理想のバストを手に入れたいと考えている方は銀座3丁目・BANNAI美容クリニックに相談してみてはいかがでしょうか。
銀座3丁目・bannai美容クリニックの基本情報
アクセス・住所・診療時間・費用・治療期間・治療回数
地下鉄丸の内線・銀座線・日比谷線 銀座駅A12出口より徒歩1分
地下鉄有楽町線 銀座一丁目駅9出口より徒歩3分
地下鉄都営浅草線 東銀座駅A8出口より徒歩3分
JR 有楽町駅中央口より徒歩8分
| 診療時間 | 月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 | 日 | 祝 |
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| 9:00〜18:00 | ● | ● | ● | ● | ● | ● | ● | ● |
※不定休
※完全予約制
【費用(税込)】脂肪豊胸 850,000~5,000,000円
【治療期間】
手術時間:2〜3時間
脂肪採取部の回復:2週間程度
胸部の腫れ・内出血:1〜2週間
最終的な定着の確認:3〜6ヶ月後
【治療回数】1~3回
参考文献


