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乳がん検診とは

 更新日:2023/03/27

乳がん検診とは

乳がん検診には主に2つの検査があります。
1つは視触診検査です。乳房にしこり・変形・陥没・分泌物・リンパの腫れがないかチェックする検査を言います。
もう1つは画像検査で、これにはマンモグラフィ検査と超音波検査があります。マンモグラフィ検査は乳房専用のレントゲンです。石灰化した乳がんを写すことができます。超音波検査は、超音波を出す機械を使用します。乳房に超音波を当てることで、画像として写すことができます。

メリット

・視触診検査では、薬剤や針などを使用しないため体の負担がない
・マンモグラフィ検査では、乳腺の全体を写すことが可能
・過去のフィルムがあれば、小さな組織の変化も見つけることも可能
・超音波検査では、薬剤や放射線を使用しないため体の負担が少ない

デメリット

・視触診検査では、小さな早期のがんを見つけることができない
・マンモグラフィ検査では、撮影時に乳房を挟むので痛みを感じる可能性がある
・また乳腺の密度が高い人や若い人は、画像が白くなり正確な診断ができない場合がある
・超音波検査では、死亡率減少効果があると証明されていない

治療期間

マンモグラフィ検査は約10分、超音波検査は約15分で終わります。
しかし、診察や検査結果をお伝えする時間も必要です。乳がん検診全体の所要時間は1~2時間必要になります。

費用相場

視触診検査+マンモグラフィ検査+超音波検査:10000円程度
マンモグラフィ検査のみ:5000円程度
超音波検査のみ:4000円程度

注意点

検査期間や費用は、医療機関や検査内容などによって大きく異なる場合があります。

この記事の監修医師