目立たず、取り外しも可能。マウスピースで矯正治療をお手軽に!【栃木県宇都宮市 くにい歯科・矯正歯科】

マウスピースによる矯正治療が注目を集めている。装置が目立つ従来のワイヤー矯正と異なり、透明で目立ちにくく、しかも取り外すこともできる。矯正治療の敷居が低くなったともいえるが、ではその分、効果のほうはどうなのだろうか。そこで、マウスピース矯正の経験豊富で、インビザラインをこれまで多く扱い、インビザラインを用いた矯正治療を得意としている「くにい歯科・矯正歯科」の国井隆一院長に、マウスピース型矯正のメリットや費用、治療期間などについて詳しく話を伺った。
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矯正中の違和感が少なく見た目も目立たないマウスピース矯正
よくない歯並びは、健康面にも悪影響を及ぼす可能性があると聞きました。
確かにそれはいえます。歯並びが悪いと歯磨きがしにくく、むし歯などになりやすくなります。咀嚼能力も落ちますし、左右の嚙み合わせが非対称なので顎の関節に負担がかかり、顎関節症にもなりやすくなります。もちろん歯並びが乱れている程度にもよりますが、見た目ばかりでなく、その意味でも矯正治療をするメリットは大きいと思います。

矯正治療を始めると日常生活に支障をきたすようなことはありませんか?

マウスピースを取り外すのは、歯磨きのときだけですか?
歯磨きだけでなく、食事のときもマウスピースを取り外します。ただし、それ以外の時間はできるだけ装着しているほうが結果は早く出ます。1日20時間以上装着するのが理想的です。
矯正の効果をシミュレーションできるインビザライン

それでは、マウスピースによる矯正治療の流れについて教えてください。
来院されたら、まずお口の中を拝見し、お悩みをじっくりお聞きします。矯正治療の方法や治療期間、治療費などについて詳しく説明した上で、口腔内3Dスキャナーで大まかな歯並びのイメージをお見せします。 患者さんにご同意いただけたら精密検査を行い、後日診断結果をご説明して契約となります。マウスピースが出来上がるのはそれから3週間後ぐらいです。マウスピースをお渡しし、約1カ月後にまた来ていただいて、問題がなければ2~(から)3カ月ごとの通院となります。マウスピースは10日~2週間に1回新しい形のものに替えて、コマ送りのように少しずつ歯を動かしていきます。
治療期間はどのぐらいかかるのでしょうか?
歯を抜かない人は1~2年、歯を抜く人は2年~2年半ほどかかります。歯を抜くパターンと抜かないパターンの、2種類から選べるケースもあります。それぞれどんな口元になるかを画面上で確認してから決めることができます。
先生がマウスピース型矯正にインビザライン(※1)を選んでいる理由を教えてください。
やはり世界で一番症例数が多いということですね。インビザライン(※1)はコンピューターを使ったマウスピース型矯正の先駆者で、それまでは歯型を取ってアナログ的な矯正治療を行っていました。 インビザラインが登場したことによって、画面上で歯の動きをシミュレーションしながら治療することができるようになったのです。私も当院を開業する前はインビザライン公認のインストラクターが院長を務める「青山アール矯正歯科」で経験を積みましたが、そのときにインビザラインがいかに画期的な治療方法であるかを実感しました。
マウスピース型矯正の治療費はどのくらいかかりますか?
当院のマウスピース型矯正の基本料金は99万円ですが、モニターを引き受けて下さった方は、89万1千円で治療を受けられます。モニターといっても、歯の写真を使わせていただくだけなので、多くの方は89万1千円で治療を行っています。通院してもメンテナンスは行わないので、トータルの治療費も89万1千円です。※費用は全て税込です
参考までに、ワイヤー矯正や裏側矯正の治療費も教えてください。
貴院で支払いにはクレジットカードを使えますか?
はい、使えます。当院はデンタルローンを扱っているので、2年以内に完済するようにローンを組めば、金利手数料はかかりません。各ファイナンスのデンタルローンも扱っています。

マウスピースを装着したときの違和感は3~4日で落ち着く

せっかく矯正した歯が、治療後に元に戻ってしまうようなことはありませんか?
治療後は、最後のマウスピースをそのまま使い続けることで、矯正した状態をキープすることになります。また、リテーナーという専用の保定装置を使う場合もあります。そして、歯の位置が安定しているかどうかを半年に1回の定期検診でチェックするという形です。 当院はむし歯の治療も行っているので、定期検診の際にむし歯があれば、その場で治療もできます。
マウスピース型矯正の期間中に、何か不便なことや不快なことはありませんか?
ほとんどありませんね。マウスピースを取り外すときの煩雑さはあると思いますが、装着してから1週間から10日ほど経てば、それも慣れてしまいます。 爪を深く切っている人や、付け爪をしている人は、取り外し専用のリムーバーを使えば大丈夫です。マウスピースを初めて装着したときは確かに違和感がありますが、3~4日ぐらいで落ち着いてきます。「思っていたほどの違和感はなかった」とおっしゃる人は多いですよ。
治療中や治療後に、気をつけておくことはありますか?
大切なことは、歯磨きを忘れないことです。特に就寝前の歯磨きを意識していただけたらと思います。 また、コーヒーや烏龍茶、ワインなど、色の濃い飲み物を飲むと、マウスピースが着色する場合があるので注意が必要です。飲むときはマウスピースを外しておくといいのですが、装着した状態で飲んだときは軽く水ですすいでおきましょう。マウスピースの汚れが気になるときは専用の洗浄剤を使います。

マスク生活の今は、口元を気にせず矯正治療を受けるチャンス

矯正治療にあたって、先生が大切にしていることは何でしょうか?
やはり何よりも大切なことは、患者さんが心から満足できる歯の動きを提供することだと思っています。また、患者さんに不安を与えないよう、できるだけわかりやすい言葉を使って説明するように心がけています。

矯正を終えた患者さんからは、どんな声が届いていますか?
「歯がきれいに並んでうれしかった」「よい見栄えになってよかった」といった感想が多いですね。「説明が丁寧でわかりやすかった」というお声も多くいただきます。
最後にこの記事を読んでいる読者の方、これから矯正を受けようと考えている方に、メッセージをお願いします。
歯を矯正することによって、歯並びがよくなるだけでなく、お口の中の衛生面の改善も図れます。矯正期間中は大変かと思いますが、がんばって治療を受けることで、今後のご自身の生活を豊かなものにできるでしょう。コロナ禍の今は、マスク生活が普通になっているので、口元を気にせずに矯正治療ができますよ。




