“生涯のかかりつけ医”に。インプラント手術をスタートに、長い信頼関係を築く【京都府伏見区 サクラ堂歯科医院】

公開日:2021/02/17

生涯のかかりつけ医”に。インプラント手術をスタートに、長い信頼関係を築く
生涯のかかりつけ医”に。インプラント手術をスタートに、長い信頼関係を築く

失った歯に替わるものとして、インプラントは高い機能を持っている。しかし費用面を理由に、入れ歯やブリッジを選択する人がいまだ多いのも事実。享受できるメリットを長い目で見れば、むしろお得であるという考え方もあるのだが……。伏見区のサクラ堂歯科医院は、インプラントの症例においてこれまで患者とのトラブルは皆無だそう。豊富な機材と技術を生かし、難しいとされる手術も数々行っている。インプラント治療システムや特徴について、同院院長の鈴木篤史先生に話を伺った。

Doctor’s Profile
鈴木 篤史(すずき あつし)
サクラ堂歯科医院 院長

2003年九州大学歯学部卒業。2003~2009年、医療法人清歯会 浅井歯科に勤務。2010年、サクラ堂歯科医院を開院。「日本顎咬合学会」咬み合わせ認定医であり、「日本補綴歯科学会」「日本歯周病学会」「American Academy of Periodontology(アメリカ歯周病学会)」に所属。現状に甘んじることなく、勉強会などに積極的に参加して技術と知識を向上。インプラント治療を含め、口内の健康を患者と生涯守っていく「かかりつけ医」として信頼を集めている。

目次 -INDEX-

安心・安全を第一にインプラントを。入念なカウンセリングで不安を解消

インプラント治療のメリットは周知されていますが、まだ躊躇される方も多いと感じています。

インプラントが高価であるということに加え、痛みや手術に対する恐怖感で二の足を踏まれる方もなかにはいらっしゃいます。しかし、日本でのインプラント治療は安心・安全を第一に行われており、そんなに大きな心配はありません。
手術で動脈や重要な神経を切断する危険はほとんどないんです。患者さんには事前に入念なカウンセリングを行っており、迷われている方や恐怖感のある方には、正しい情報をしっかりお伝えしています。

安心・安全を第一にインプラントを。入念なカウンセリングで不安を解消

インプラントの代替手段となる入れ歯のメリット、デメリットについて教えてください。

入れ歯は多数歯の欠損に向いており、周辺の歯を削る必要もありません。取り外して洗えるのもいいところですね。
デメリットは審美性に劣るところ、噛む力が弱くなってしまうところです。また、歯茎のやわらかい部分に乗っていますので、痛みが出たり、合わなくなったりすることも。ですから、こまめなメンテナンスは欠かせません。
あとは、あまり挙げられませんが、意外と不潔になりやすく、匂うという欠点もあります。お年寄りなどがつけっ放しにされると、増殖した菌が気管に入って、誤嚥性肺炎を引き起こしてしまうリスクもあります。

ブリッジのメリット、デメリットについてはいかがでしょうか?

ブリッジのメリットは、固定しているので噛みやすいことですね。また、見た目が自然で、審美的なブリッジをつくることが可能です。お手入れについても、歯磨きは必要ですが、取り外しがないので、ほかに比べると楽なのではないでしょうか。
デメリットは、歯を削る必要があることです。また残っている歯に力学的な負担がかかりやすく、土台になっている歯が最悪割れてしまう可能性があります。ブリッジが可能な基準はきちんと決まっているのですが、それに沿って治療したとしても、個々人の噛む力と噛み方、虫歯リスクによって歯が割れるケースがあるんです。

安心・安全を第一にインプラントを。入念なカウンセリングで不安を解消

インプラント以外の欠損補填には、周辺の歯に何らかの影響があるということでしょうか?

欠損する歯には、抜けた理由が必ずあります。それを追求せずに入れ歯をつくっても、再び周辺の歯が抜けたり割れたり、連鎖してしまう可能性も高いんです。
そういう不安を抱える患者さんにこそ、インプラントは有効なんですよ。特に噛む力が強い方には、壊れにくいので積極的にインプラントをおすすめします。1本だけでもだいぶ違いますよ。
加えて、噛む機能、QOLの向上の観点から見ても、インプラントが優位な治療法であることは間違いありません。当院は審美治療も得意としており、見た目をも気遣ったインプラントが可能です。

豊富な機器を駆使した分析と手術で、患者の負担や痛みを少なく

豊富な機器を駆使した分析と手術で、患者の負担や痛みを少なく

インプラントにはどの程度の耐久性があるのでしょうか? 一生使い続けることは可能ですか?

インプラントの耐久性には個人差があり、一概には言えません。ですが、それは健康な歯や、セラミックのクラウンなどにおいても同じことです。
私に言えるのは、メンテナンスやセルフケアで、一生持たせる努力を一緒にやっていきましょうということです。健康なお口であろうと、そうでなかろうと、「自分の歯を全部一生持たせる」という意識を患者さん自身に持っていただきたいのです。私達にできるのは、あくまでそのお手伝いだと思います。

インプラントが優れた治療法であることはよくわかります。逆に弱点があるとすれば、どういった点がありますか?

やはり保険診療ができずに高価な点、それと治療期間が長いことでしょう。カウンセリングから手術まで、一番スピーディーに進んでも半年はかかります。インプラントをするために、周りの歯の環境を整えるさまざまな準備をするなかで、1年かかる方もいらっしゃいます。
抜けた原因がほかの歯にも影響があるならば、まずそれをきちんと治す必要があります。骨の中に菌が入った状態ならそれを取り除かないといけませんし、インプラントの相手となる歯のクラウンとの噛み合わせがよくなければ、それも調整が必要となります。

ちなみに、貴院でインプラント治療を行うとどのくらい費用がかかるのでしょうか。

当院では1本45万円(税別)からとなっています。インプラントの費用は決して安くありませんが、もし医療に予算をきちんと取れる環境にあるならば、ぜひ検討してもらいたいと思っています。

貴院では、豊富な機器を使ってインプラント治療を行っていらっしゃると聞いています。

歯科用CTと口腔内スキャナーで撮影し、骨と皮膚表面の情報をデジタルで合成して、噛み合わせなど歯と顎の状態を精密に分析しています。その上で骨の位置や深さまで、事前に計画を立ててインプラント手術を行っています。
この分析データに合わせ、マウスピースにインプラントの位置、方向、深さを誘導する穴が開いている「ガイド」を発注して行う、「ガイデッドサージェリー」という手術方法もあります。こちらを使うと切らずにインプラントを直接埋め込むことができるので、患者さんの負担や痛みが少なくより安全です。手術時間も短くなります。

インプラントの素材はどこのメーカーのものを使用されていますか?

デンツプライシロナ社のアストラテックです。世界的にも非常にシェアが大きく、著名な先生方が使用された実績とエビデンスがある商品で、安全性が高いことが当院で選んでいる理由です。
操作性にも優れていて、万一のミスが起きにくいのもポイントですね。また最近、インプラントのシュミレーションソフトやガイドをつくる会社が合併したことで、製品同士を組み合わせての使い勝手も非常によくなってきているんです。ほかにも、機器や素材は国産を中心に、安心安全なものを選んでいます。

豊富な機器を駆使した分析と手術で、患者の負担や痛みを少なく

新しいの技術と知識を生かし、歯がない人や骨の薄い人も手術可能に

新しいの技術と知識を生かし、歯がない人や骨の薄い人も手術可能に

患者さんによってはインプラントを施せないケースもあるとか。それはどのような場合でしょうか?

全身の病気を抱えていらっしゃる方や、糖尿病もリスクのひとつなので推奨はしていません。顎の骨が薄い方などもできないことがありますが、骨を移植する「サイナスリフト」や「ソケットリフト」、骨造成を行うGBR法(骨誘導再生)などを使ってインプラントが可能な方もいらっしゃいます。
GBR法は非常に難しい技術なのですが、患者さんのお口に新しく健康な環境を提供できるのですから、取り組まない手はありませんね。今も年に2回は勉強会に参加して、常に新しい技術と知識を学びながら手術に臨んでいます。

新しいの技術と知識を生かし、歯がない人や骨の薄い人も手術可能に

まったく歯のない人に対して、入れ歯の替わりにインプラントで対応できますか?

現存した歯やインプラントを入れ歯で覆いかぶせる「インプラントオーバーデンチャー」や、6本のインプラント体をバランスよく骨に埋入する「オールオンシックス」など、さまざまな方法があります。それでもしっかり噛めますし、何より「きちんと話せるようになった」と喜ばれています。
インプラント手術は高齢の方でも全然問題ありませんし、当院の患者さんも60~70代の方が中心です。衛生面も気を遣っています。感染予防のために手術室は滅菌にして、きれいに消毒した状態でやっていますので、そこは安心していただきたいですね。

最後に、インプラント治療で最も大切なことは何でしょうか?

3~4カ月に一度の定期的なメンテナンスとセルフケアです。手術も重要なポイントですが、そこはゴールではなく始まりです。治療が終わったら正しいケアを続け、インプラント歯周炎を予防し、お口の健康を持続させることが最も大切です。
実は、手術前にそういった指導をしており、きちんとセルフケアができないという方には、「インプラントは難しい」とはっきりお伝えしています。
当院ではただ手術をするのではなく、患者さんの生涯のかかりつけ医として、知識が豊富な歯科衛生士と一緒に長くお口の健康が持続するお付き合いをさせていただければと考えています。

編集部まとめ

京都市伏見区、京阪伏見桃山駅から徒歩2分、近鉄桃山御陵前駅から徒歩3分と、アクセス便利で下町情緒漂うエリアにあるサクラ堂歯科医院。院長の鈴木先生のお話からは、生涯寄り添って「かかりつけ医」になってくれる安心感と、技術と知識を向上し続ける医師としてのプライドが感じられました。町家をイメージした建物も素敵な歯医者さん。お近くの方は、一度ご相談に行かれてみてはいかがでしょうか。

サクラ堂歯科医院

医院名

サクラ堂歯科医院

診療内容

インプラント 入れ歯 一般歯科 予防治療など

所在地

京都府京都市伏見区京町3丁目198-1

アクセス

京阪本線「伏見桃山」駅より徒歩2分
近鉄京都線「桃山御陵前」駅より徒歩3分