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医療機関で受ける「ニキビ跡治療」とは? 赤み・色素沈着・クレーターへの対策【医師解説】

 公開日:2026/04/27
医療機関で受けるニキビ跡治療

「ニキビは治ったけれど、跡が残ってしまった……」と悩んでいる人は、意外と多いのではないでしょうか。そんなときは、ぜひ医療機関へご相談を。セルフケアだけではなかなか綺麗にならないニキビ跡も、医療機関での治療で効率よく消すことができます。今回は医療機関で受けることができるニキビ跡治療について「はなふさ皮膚科静岡院」の青山先生に解説していただきました。

青山 昌平

監修医師
青山 昌平(はなふさ皮膚科静岡院)

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帝京大学医学部医学科卒業。その後、数多くの病院で形成外科として経験を積み、2022年に浜松医科大学医学部附属病院形成外科臨床講師および浜松医療センター形成外科科部長就任。2024年、静岡県静岡市に「はなふさ皮膚科静岡院」を開院。日本形成外科学会認定形成外科専門医。

編集部編集部

医療機関では、どのようなニキビ跡治療をおこなうのでしょうか?

青山 昌平先生青山先生

まず、一般的なニキビ跡の場合、皮膚科での治療は保険適用外となる点に要注意です。保険適用外の治療法としては、イオン導入やケミカルピーリング、光治療、レーザー治療などがあり、それぞれの悩み別に選択します。

編集部編集部

赤みはどのようにして治療するのですか?

青山 昌平先生青山先生

自然に改善する場合も多いのですが、少しでも早く綺麗にしたい場合には、ビタミンCローションなどの外用薬を処方したり、血管に反応しやすい色素レーザーや赤色に反応する波長を含むフォト治療をおこなったりします。

編集部編集部

色素沈着は?

青山 昌平先生青山先生

赤みと同様、自然に良くなることも多いのですが、早く治したい場合はケミカルピーリングやエレクトロポレーションなどをおこないます。ケミカルピーリングは皮膚に薬品を塗って肌のターンオーバーを促す治療法で、エレクトロポレーションは皮膚に弱い電流を流して細胞間に隙間を開け、美容成分や薬剤を皮膚の深層まで届ける治療法のことです。そのほか、ハイドロキノンやトレチノインなどを使うこともあります。

編集部編集部

クレーターやケロイドは?

青山 昌平先生青山先生

ニキビ跡治療の中で、最も困難なものがクレーターです。通常はダーマペンやポテンツァなど超極細の針で肌の表面に小さな穴を開け、肌の自然治癒力を引き出す治療をおこなうことが多いのですが、重症化している場合にはあまり効果が期待できません。当院では医療用の針で癒着した組織を切断し、ふっくらした肌を再生させる「サブシジョン」という治療に炭酸ガスレーザーを組み合わせた治療をおこなうこともあります。その一方、ケロイドにはステロイドの局所注射やトラニラストという薬剤の内服などがおこなわれます。

編集部編集部

ニキビ跡によって治療法が異なるのですね。

青山 昌平先生青山先生

はい。ニキビ跡の治療をスムーズに進めるには、早めに開始する必要があります。自己流の治療法ではかえって悪化することもあるので、早めに医療機関へご相談いただければと思います。

編集部編集部

最後に、読者へのメッセージをお願いします。

青山 昌平先生青山先生

ニキビは日本人の約9割が経験する疾患と言われており、多くの人が悩みを抱える問題でもあります。治療の多くは保険適用となりますが、ニキビ跡の治療は基本的に適用外となってしまいます。そのため、ニキビができたら、跡にならないためのケアが非常に大切です。もし悩みがあるようであれば、早めに医療機関へ相談することをおすすめします。

※この記事はメディカルドックにて<「ニキビ跡」を消す方法はご存じですか? セルフケアだけだと治らない? 医師が教える“ニキビ跡対策”>と題して公開した記事を再編集して配信しており、内容はその取材時のものです。

この記事の監修医師