二次性高血圧の症状・原因・治療方法とは?

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二次性高血圧とは
高血圧には、他の疾患や薬剤の副作用が原因で起こる二次性高血圧と、原因のはっきりしない本態性高血圧があります。
引用:ファイザー 生活習慣病オンライン http://www.sageru.jp/bloodpressure/knowledge/2types.html高血圧の10~15%は、何らかの原因がある二次性高血圧といわれています1)。これは、ホルモン分泌異常、腎臓疾患、薬剤の副作用などが原因で起こると考えられます。 二次性高血圧は、通常の降圧治療では効果がないこともありますが、原因を取り除けば血圧は下がります。
引用:ファイザー 生活習慣病オンライン http://www.sageru.jp/bloodpressure/knowledge/2types.html
監修ドクターのコメント二次性高血圧の症状
全ての高血圧は二次性高血圧の可能性がありますが、次のような場合特に、二次性高血圧の可能性が高いと考えられます。 ①若い時に発症する高血圧 ②急速に進行した高血圧、複数の薬剤を内服してもコントロールできない難治性高血圧、血圧変動の激しい高血圧 ③電解質異常(血液を循環するナトリウム、カリウムなどのイオンの濃度異常)を伴う高血圧 ④心肥大や腎障害などの臓器障害の進行が早い高血圧
引用:大阪大学大学院医学系研究科 老年・総合内科学 http://www.med.osaka-u.ac.jp/pub/geriat/www/jmedi.html
二次性高血圧の原因
高血圧から発見されやすい二次性高血圧として、原発性アルドステロン症や褐色細胞腫などの内分泌疾患、腎血管性高血圧などの血管疾患、睡眠呼吸障害(睡眠時無呼吸症候群)、薬剤誘発性高血圧などがあります。
引用:大阪大学大学院医学系研究科 老年・総合内科学 http://www.med.osaka-u.ac.jp/pub/geriat/www/jmedi.html
監修ドクターのコメント二次性高血圧の検査法
二次性高血圧症は、原疾患が治療できれば血圧も下がります。患者さんが比較的若年で、かなりの高血圧(とくに拡張期血圧)、かつ降圧薬が効きにくいという状況では、二次性高血圧症を疑い鑑別診断をしっかり行う必要があります。 治せる二次性高血圧症のうち、腎動脈狭窄が原因の腎血管性高血圧症ではレニン活性、原発性アルドステロン症ではアルドステロン、クッシング症候群ではコルチゾールやACTH、褐色細胞腫ではカテコラミン(アドレナリン・ノルアドレナリン)が血液検査で異常値を呈します。
引用:日本衛生検査所協会 http://www.jrcla.or.jp/kensanohanashi/img/h29_01.pdf
二次性高血圧の治療方法
原因を特定し治療ができる場合は、降圧剤の内服が減ったり、いらなくなることがあります。また、ホルモン異常によるものの場合は、血圧がお薬で管理できても、血圧を上昇させる以外の作用で体に負担をかけたり、症状が出る場合があります。
引用:井土ヶ谷ふじい内科 https://idogaya-clinic.com/consultation/46.html
監修ドクターのコメント




