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マウスピース矯正の失敗例|失敗の原因・失敗を回避する方法についても解説

 更新日:2023/09/27
マウスピース 失敗

マウスピース矯正は、透明なプラスチック製のマウスピースを使用する歯列矯正方法です。

マウスピースは、特定の期間装着することで歯を徐々に移動させて歯並びを整える方法として有名ですが失敗例もあるのです。

個々のケースによって異なりますが、正しい治療計画の作成と患者様と歯科医師の間の密なコミュニケーションが必要となってきます。

ここでは、そのような失敗の原因・失敗を回避する方法について解説していきたいと思います。

渡辺 政継

監修歯科医師
渡辺 政継(すまいる総合歯科クリニック)

プロフィールをもっと見る
2001年朝日大学歯学部卒業後、新潟、大阪で勤務医として経験を積み、2008年スマイル歯科開業。

マウスピース矯正の失敗例

失敗
マウスピース矯正の失敗例としては、いくつかのケースがありますので注意しましょう。
歯の圧力に合わせてマウスピースを装着しますが、当初の予定どおりに歯の移動が進まない場合があります。治療計画時に予定していなかった方向に歯が移動してしまったりすることがありますので、装着時のフィット感が重要となってきます。また、歯の根の問題や口内炎・歯茎の炎症などにより予想外の合併症や副作用が起こる可能性がありますので注意が必要です。マウスピース矯正の失敗例をみていきましょう。

余計に歯並びが悪くなってしまった

マウスピースの歯科矯正によって、歯並びが悪くなるというケースも稀に発生します。原因としては、事前に計画を誤ってしまうことで想定された歯の移動に予想外の結果が生じる場合があります。
また、マウスピースが歯にフィットしていないことから正しい圧力が歯にかからないことで歯の移動が適切に行われないことが原因です。歯並びは、個人個人で異なりますので、歯の形状や咬合の問題・歯の根の角度などが関与するともいわれています。

噛み合わせが悪くなってしまった

マウスピース矯正による歯の移動は、歯をかみしめる筋肉にも影響を与える場合がありますのでご注意ください。歯をかみしめる筋肉は、咬筋とよばれますが咬筋のバランスが崩れることで噛み合わせに影響が出るといわれているのです。
マウスピースが正しくフィットしていないと正しい噛み合わせの力がかかりにくくなり噛み合わせに不調和を生じることがあります。

歯根が露出してしまった

歯根が露出してしまう原因としては、いくつか要因があります。マウスピース矯正中に歯茎が引っ張られることで歯根が露出することがあります。
この場合は、当初の計画に誤りがあったり装着時の確認不足があったりなどドクターのスキル不足に起因することが多いのです。マウスピース矯正を行う前から歯周組織に異常がある場合なども考えられますので事前に十分な検査をすることをおすすめします。

抜歯の影響で歯が倒れてしまった

歯の抜歯によって、周辺の歯の配置や噛み合わせに変化をもたらす可能性があります。抜歯によって歯列に空いたスペースができることで、隣接した歯が倒れやすくなる可能性があるのです。
歯を抜歯することで、咬合のバランスが崩れてしまい周辺の歯に影響を与えることがあります。また、隣り合った歯同士で支えあっているため抜歯の影響で歯が倒れてしまう可能性が高まってしまいます。

虫歯や歯周病になってしまった

マウスピース自体が虫歯や歯周病を引き起こしてしまうことがおこります。不適切な口内衛生によりマウスピースの間に食べかすや細菌がたまってしまい虫歯や歯周病を起こす可能性があるのです。
また、マウスピースによる歯の移動や咬合の変化により歯周組織に影響を及ぼし、歯茎の炎症や歯周ポケットの深化なども想定できます。

想定よりも時間がかかってしまった

マウスピース装着期間が予定よりも長くかかることは、個人の歯の状況や進行具合によって異なりますマウスピース矯正は、毎日装着することが基本です。
途中でマウスピースを外してしまうと、装着期間は長くなってしまいますので気をつけるようにしてください。マウスピース矯正の装着期間が延びてしまう場合は、担当の歯科医と相談のうえ計画を見直しながらスケジュールを共有しましょう。

費用が当初の予算をオーバーしてしまった

マウスピース矯正の費用は、患者様の歯の状態に合わせて実施しますが当初の予定より歯の状態や噛み合わせが複雑な場合などは予算を超えてしまうことが発生します。マウスピース矯正以外にも追加で治療が必要となる場合もありますので、虫歯治療や抜歯など歯科手術により費用が増加してしまうケースもあるのです。
また、マウスピース矯正の費用は、基本的に保険適用ではありません。。医院によって自己負担費用が増えることがありますので、歯科医と予算に関しても常に相談しながらすすめましょう。

マウスピース矯正が失敗する原因

失敗例
マウスピース矯正が失敗する原因としては、いくつかの要因があります。歯科医の技術不足により、適切な診断と計画が行われなかった場合は治療の成功率は低下する可能性があります。
マウスピースは、患者様がご自分で装着しますので正確に装着できないと歯の移動が不十分になり矯正効果が出ない場合も少なくありません。治療中のトラブルとしてマウスピースの破損や紛失などの発生により、治療の進行が遅れることで中断してしまうことがあります。詳しく紹介していきます。

歯科医師の技術不足

従来のワイヤー矯正に対してマウスピース矯正は、透明で目立ちにくいため見た目を気にする若者に多く利用されている矯正技術です。マウスピース矯正を行うには、歯科医の技術と経験が非常に重要です。
経験が少ないことで、診断に誤りが発生し矯正プランが適切に立てられないことで治療の失敗をまねいたりします。マウスピース矯正は、長期間かけて治療をしますが必要なステップを見落としたりすることで治療計画が大幅に遅延することになります。

マウスピースの装着時間を守らなかった

マウスピース矯正は、推奨されている装着時間を守り正しく装着することで歯の歯列を矯正することができます。
装着時間を守らなかったことで発生する影響を下記に記載します。

  • 計画した歯の移動に遅延が発生することで、装着期間が延長される。
  • マウスピースを長時間外したままにすることで、歯の移動が逆行してしまう可能性がある。
  • 装着時間を守らないと噛み合わせの調整が遅れ、不調和が発生する場合がある。

マウスピース矯正を成功するためには、医師の指示に従い正確な装着時間を厳守することが非常に重要になるのです。

適切な時期にマウスピースの作り直しを行わなかった

マウスピースは、歯を徐々に移動させる力で歯列を矯正しますが適切なタイミングでマウスピースの作り直しが必要となります。
マウスピースの作り直しを行わないと、噛み合わせの調整が遅れることで不調和が残る可能性がありますので気をつけてください。マウスピースの作り直しをする時期は、定期的な歯科医の診察を受け進捗に合わせて歯の状況を確認することが非常に重要となります。

失敗を回避する方法は?

回避する情報
マウスピース矯正の失敗を回避する方法としては、経験豊富な歯科医院を選ぶことが非常に重要です。歯科矯正に対しての専門知識や経験が高ければ高いほど、適切な治療方法を導き出すことが可能となります。
患者様が装着時間や装着方法を歯科医の指示に従うことは、治療の成功には不可欠となります。治療中に疑問が沸いたり不安がでたりした場合は、歯科医とコミュニケーションをとることで安心して治療を任せることができるのです。

歯科矯正の経験が豊富な歯科医院を選ぶ

歯科矯正の経験豊富な歯科医院を見極めるためには、下記を調べることをおすすめします。

  • 歯科矯正の専門的な知識とスキルをもっている。
  • 歯科矯正技術や新しいデジタル画像などで歯列を評価する装置などを導入している。
  • 矯正治療の実績・成功した症例などの情報を確認する。
  • 周囲の評判や医療専門家からの推薦や口コミなども参考にする。

定期的に受診する

マウスピース矯正中に、定期的に歯科医院へ通うことは非常に重要です。
定期的に歯科受診することで、現在の治療の進行を確認することができます。マウスピースのフィット感や歯の移動状況の進行を確認し、都度適切な措置が可能となるからです。

決められた装着時間を守る

マウスピース矯正は、決められた装着時間を守ることが非常に重要です。装着時間は、歯科医と相談し明確なスケジュールを設定ましょう。
継続的に習慣化するためにも、目標を設定することをおすすめします。目標を設定することで、モチベーションを高めることがマウスピース矯正の成功につながります。

マウスピースのお手入れをしっかり行う

マウスピースのお手入れはしっかり行いましょう。マウスピースは毎日洗浄することをおすすめします。洗浄方法は、ぬるま湯で柔らかい歯ブラシなどを使用して優しく洗いましょう。
漂白剤やアルコールなどの薬品は、マウスピースの材質を傷つけることがありますので使用しないでください。

不安なことがあったらすぐに相談できる歯科医院を選ぼう

歯科医院を選ぼう
マウスピース矯正中に不安や疑問が生じたら、すぐに相談できる歯科医院を選ぶことは非常に重要です。マウスピース矯正の経験と専門的な知識が豊富な歯科医院は、多くの症例の実績から適切なアドバイスが望めます。
また、予約が取りやすく緊急時の対応やアフターケアに力をいれている歯科医院だと待たされる心配がありませんので安心です。

マウスピース矯正のご相談ならすまいる総合歯科クリニックへ

すまいる総合歯科クリニック
今回は、マウスピースの失敗例を回避するために、経験豊富な歯科医院を選ぶことをおすすめしました。

最後にすまいる総合歯科クリニックをご紹介します。

マウスピース矯正の経験が豊富

愛媛・松山のすまいる総合歯科クリニックは、経験豊富でマウスピース矯正の実績があるおすすめの歯科医院です。

渡辺院長は、2014年にアメリカニューヨーク大学にてインビザラインの症例を発表しています。

インビザラインとは、透明なプラスチック製のカスタムメイドのマウスピースを用いた矯正治療のことをいいます。

装着時に目立ちにくいため、人に気づかれにくいことで外見への影響を最小限に抑えられることが大きな特徴です。

無料相談を実施

矯正の相談は無料で実施していて、すまいる総合歯科クリニックで受けるかどうか悩んでいる方の相談にも気軽に応じています。

相談はメールや電話でも可能で、矯正に関して対面では聞きにくいことがあるときにも便利です。

費用は分かりやすく、2回目の来院時に治療費の総額が提示されます。デンタルローンの分割払いにも対応します。

矯正中に虫歯や歯周病にならないように配慮していて、お口の健康を総合的に守れるでしょう。症例数も多く、実績豊富なクリニックを探している人におすすめです。

通いやすく平日は夜20時まで診察

さらに松山のすまいる総合歯科クリニックはショッピングモール内にあるため、お買い物の途中で立ち寄りやすい歯科医院ともいえます。

ショッピングモールの駐車場は、約5200台駐車可能です。車を使った通院がしやすい点も魅力的です。古泉駅からもアクセスしやすく、電車でも訪れやすいといえるでしょう。

入り口には、デンタルグッズを並べているため、興味のあるデンタルグッズがあった場合は医院に相談してみてください。

院内にはキッズルームもあり、子供と一緒に歯科医院に訪れたいと考えている方にもおすすめです。子供の患者も多く、子連れでも訪れやすいでしょう。スタッフの方も子供が緊張しないように優しく指導してくれます。

清潔感に溢れた院内は、落ち着いて治療に専念できます。心地よく過ごせるように工夫された環境は、老若男女問わず指示されてきました。

診察時間は平日は20時と長く、仕事帰りに立ち寄れます。土日も営業していて診療を続けやすいです。

矯正以外にも、ホワイトニング口臭治療を実施しています。歯に関する悩み全般が相談できるため、お近くの方はかかりつけ医にするとよいでしょう。

矯正歯科に興味がある方・相談してみたい方はお気軽に、すまいる総合歯科クリニックへ相談してください。

この機会に理想の歯並びを目指してみてください。

すまいる総合歯科クリニックの基本情報

アクセス・住所・診療時間

伊予鉄道郡中線 古泉駅 徒歩1分

愛媛県伊予郡松前町筒井850 エミフルMASAKI1F

診療時間
9:30~13:00
15:00~20:00

※★:9:00~13:00、☆14:00~17:00

この記事の監修歯科医師