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「しわ・たるみ」ができやすい場所はご存知ですか?医師が徹底解説!

しわ・たるみ

「しわ」とは皮膚にできる筋状の筋目、溝やくぼみのことで、肌が重力に負けて下がってくると「たるみ」となります。皮膚の深い内側にある真皮層はコラーゲン、エラスチン、ヒアルロン酸などによって構成されています。それらの成分が加齢や紫外線ダメージ、乾燥などにより減少・破壊されることで皮膚の弾力やハリが低下し、その状態の肌に何度も同じ箇所に力が加わり続けることで、しわ・たるみが現れます。

「しわ・たるみ」のできやすい場所は、主に、額・眉間、鼻横・口元、目元、頰・フェイスラインです。

額・眉間では、額にできる横じわ、眉間の縦じわなどがあります。笑ったり怒ったりするときにできる一時的なしわが、表情を戻してもしわの癖がついたまま消えなくなってしまったものです。

鼻横・口元では、鼻横から下に向かって、口元の両端から下に向かってできるしわ・たるみです。ほうれい線とも呼ばれます。

目元では、目尻にできる細かいしわ、目の下できるしわ、まぶたや目元のたるみなどがあります。目元は他の部位に比べて皮膚がとても薄く、皮下脂肪や皮脂の分泌量も少ないためとても乾燥しやすく、しわができやすいです。まぶたがたるんでくると、目に覆いかぶさり、重症化すると視界が狭まる可能性もあります。

頰・フェイスラインのたるみは、頰や口周りの脂肪が垂れて蓄積されて現れます。加齢による表情筋の筋肉の低下、リンパのむくみなどが原因として考えられます。

すぐに病院に行った方が良い「しわ・たるみ」症状は?

  • 若年層でしわ・たるみが見られる場合
  • 急にたるみができた場合
  • 左右差がある場合

このような場合は早めに医療機関を受診しましょう。

行くならどの診療科が良い?

主な診療科目は皮膚科、美容皮膚科、眼科です。

病院を受診する際の注意点は?

持病があり内服・外用している薬がある場合は医師に申告しましょう。

いつから症状があるのか、他にもきになる症状があるのかなどを医師に伝えましょう。

治療する場合の費用や注意事項は?

  • 保険医療機関の診療であれば、保険診療の範囲内での負担となります。
  • 美容目的の治療の場合、自費診療になります。受診検討する医療機関にご確認ください。

しわ・たるみ症状の病気

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この記事の監修医師