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精神科・心療内科で受けられる治療
精神科と心療内科は両方とも心の病に対して診療・治療を行う科です。うつ病や統合失調症、アルコール依存症など心の病気を専門として全般的に診る医療機関が精神科です。
ストレスが心に作用して身体に症状（頭痛・胃潰瘍・嘔吐など）が現れてしまった方は、内科の分野まで診てもらうことができます。
精神科・心療内科では、診療の後に薬物療法や各種心理療法（カウンセリングなど）を行うのが一般的です。治療療法には以下のようなものもあります。
- 集団療法：同じ症状の方同士でグループで話を行う
- 認知療法：自身の精神状態を把握して現実とすり合わせを行う
- 作業療法：作業（レクリエーションや創作活動など）を通して気分を昇華（怒りなどを社会的なエネルギーに変える）していくことなどを目的に行う。
- 家族療法：ご家族に症状などを理解してもらう
症状が重くて十分な休息が必要な場合やリスク（自殺など）が伴う場合などは、入院治療を行うこともあります。
近くの精神科・心療内科を選んだ方がいい理由
近くの精神科や心療内科を選ぶメリットの一つに、まず通いやすさが挙げられます。
特に気分が優れない時や突然の不安発作が起きた際には、遠くの医療機関へ通うのが負担になることもあるでしょう。近くにある精神科や心療内科であれば、急な症状の悪化にも迅速に診察を受けられるため、適切な対応につながる可能性が高まります。
また、うつ病や不安障害などの慢性疾患や、継続的なサポートが必要なケースでは、通院の負担が少ない近隣の医療機関が適切です。
専門的な治療が必要と判断された場合には、適切な専門施設への紹介も受けられるため、まずは近くの精神科や心療内科を受診してみることが良い選択といえます。
さらに、医師がこれまでの診療記録や経過を把握しているため、急に症状が悪化した際も的確な対応が受けられやすくなるでしょう。
長期間その地域に住む予定のある方にとって、近くに信頼できる精神科・心療内科があることは、安心感を得られるポイントではないでしょうか。
まとめ
2022年時点で、全国には約14,000医院もの精神科・心療内科が存在します。
ご自宅の近くや、普段利用されている駅周辺にも、通いやすい精神科や心療内科があるでしょう。
信頼できる精神科・心療内科を一から探すのは大変です。ぜひ、こちらからご自身にぴったりの医院を見つけてみてはいかがでしょうか。
