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認知行動療法とは

 更新日:2023/03/27

認知行動療法とは

認知行動療法とは様々な精神疾患の治療に活用される心理療法の一つです。
現状の受け取り方や物の見え方を認知と言います。認知行動療法は、ストレスを感じた時の認知に働きかけて心的負担を減らし、問題解決を手助けする構造化された精神療法を指します。
その人それぞれの認知の癖を知り、自分の認知や行動パターンを整えていくことで様々なストレスを減らしていく方法です。
実際には医師やカウンセラーが患者の認知の歪みを知り助言をする認知療法が元になり、学習理論のもとに患者さんの行動に変化をもたらす行動療法がありますが、現在では認知と行動、それぞれに働きかける治療を行なっています。
あくまで患者さんの主体性を尊重し、問題点を洗い出し治療方針をたて、現実に起きている問題に焦点をあてながら、悪い行動を減らし良い行動を増やすように認知への気づきを高めていく手助けをします。

メリット

・薬物療法と併用することで、治療効果が高まる。
・治療としてだけでなく予防としても効果がある

デメリット/副作用

・薬物療法に比べて即効性がなく効果を長期的に見て判断しなければならない
・一部の精神疾患にはまだ保険が適応されてなく自費となり治療費が高くなる
・効果が現れにくく最終的に効果の出ない人もいる

治療期間

病院によって治療期間は異なり、主治医、カウンセラーの判断によることが多くなります。

費用相場

保険診療で行える医療機関もあれば、デイケア等のプログラムで行う場合もあり、費用には幅があります。

注意点

治療期間や費用は、医療機関や治療内容などによって大きく異なる場合があるため事前にご相談ください。

この記事の監修院長