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L法(モーニングアフターピル)とは

 更新日:2023/03/27

L法(モーニングアフターピル)とは

L法(モーニングアフターピル)とは、避妊できなかった人や、避妊に失敗した人に使うレボノルゲストレル法という日本で2011年に承認された緊急避妊法です。性行為後72時間以内にレボノルゲストレル錠という黄体ホルモンを服用することで望まぬ妊娠を防ぎます。レボノルゲストレル錠はノルレボ錠のジェネリック薬品で、どちらも同様の効果を得られます。

メリット

・望まない妊娠を防ぐことができる
・Y法に比べ、吐き気などの副作用がほとんどない
・妊娠阻止率が24時間以内の服用で95%、24時間以上72時間以内で85%とY法より高い
・Y法の服用回数が2回であるのに対し、薬の服用回数は1回ですむ

デメリット/副作用

・必ず妊娠が阻止できるわけではない
・まれに吐き気、嘔吐、頭痛などを感じることがある

治療期間

性行為後72時間以内に服用します。避妊に失敗したと思われる性行為から服用までの時間が短ければ短いほど避妊の確率は高くなります。
また、内服後に再び避妊を行わない性行為があった場合、緊急避妊の効果はありませんのでご注意ください。次回の月経が確認できるまでは、性行為を控えることをおすすめします。

費用相場

避妊を目的としたものなので費用は全額自己負担で、8千円〜1.5万円程度で取り扱っている医院が多いです。

注意点

治療期間や費用は、医療機関や治療内容などによって大きく異なる場合があります。

この記事の監修医師