飛蚊症レーザー治療とは

飛蚊症レーザー治療とは

飛蚊症とは、明るい場所や白いものなどを見たときに目の前に糸くずやアメーバのような浮遊物が見える症状のことを言います。飛蚊症レーザー治療では、YAGレーザーを照射してコラーゲンの塊を分解・気化させることで飛蚊症の原因である硝子体中の濁りを蒸散させて症状を軽減させます。
しかし、1度の照射で濁りを全て取り除くことは難しく、残った浮遊物が原因で患者さんが今までとは異なる飛蚊症を自覚する場合があります。手術自体は1回15分程度で入院の必要や痛みや出血もなく、繰り返し受けることも可能です。

メリット

・出血や痛みがない
・繰り返し何度も治療を受けることが可能
・日常的な不快感から解放される場合がある

デメリット/副作用

・手術後も浮遊物が残り、今までとは異なる飛蚊症になる場合がある
・濁りの大きさや程度によっては1度の照射で効果が得られず、複数回の照射を要する場合がある
・網膜剥離などによる失明のリスクがある

治療期間

手術は15分程度で完了し、入院の必要はありません。

費用相場

初回：片眼15万円程度
3回目以降：片眼3万円程度が相場です。

注意点

治療期間や費用は、医療機関や治療内容などによって大きく異なる場合があります。