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硝子体注射とは

 更新日:2023/03/27

硝子体注射とは

硝子体注射とは、加齢黄斑変性や近視性脈絡膜新生血管症、糖尿病黄斑浮腫といった眼の病気の治療として、硝子体内への注射を行う治療法です。

メリット

・病気の症状を抑えることができる
・細い針で注射をしても問題ない部分を選んで注射するため、時間もかからず穴が塞がるまでの時間が早い
・注射の前に点眼麻酔をするため、痛みを感じにくい

デメリット/副作用

・効果や薬の価格が高いのに対し、持続性は1~2ヶ月程度なので治療を継続すると頻回の注射が必要になる場合が多く高額になる
・数千人に一人程度、感染症を起こし失明に至る人がいる
・術後には、感染症を起こさないために生活で注意しなければいけないことがあり、抗生剤点眼も行うなどセルフケアが大変になる
・生涯にわたる脳卒中のリスクが上昇する

治療期間

日帰りでの手術が可能です。
治療を始めてから毎月注射をし、様子を見ながら必要な患者さんには追加の注射を行います。

費用相場

保険適用で5万5千円程度です。

注意点

治療期間や費用は、医療機関や治療内容などによって大きく異なる場合があります。

この記事の監修医師