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副甲状腺シンチグラムとは

 更新日:2023/03/27

副甲状腺シンチグラムとは

副甲状腺シンチグラムとは、例えば副甲状腺に腫瘤が見つかった場合に、ホルモンを過剰に作っているのか、腫瘍があるだけなのかを判別するために行う検査のことです。副甲状腺ホルモンの過剰産生を検出できるため、原発性副甲状腺機能亢進症の診断に用いられることが多い検査です。99mTc-MIBI製剤を静注し、シンチカメラという専用の装置を用い副甲状腺の機能を確かめます。

メリット

・臓器の機能(動き)についての情報がわかる
・MRI検査やCT検査では判断しづらい異所性を見分けることができる

デメリット/副作用

・単独検査では決定的な診断の決め手に欠ける
・検査が可能な施設が限られる

検査期間

検査方法にもよりますが、ダブルフェーズ法では投与後5~15分(初期像)及び投与後2~3時間(後期像)に撮像します。

費用相場

画像フィルムの枚数によって異なりますが、3割負担の場合2~3万円が検査費用としてかかります。

注意点

検査期間や費用は、検査内容などによって大きく異なる場合があります。

この記事の監修医師