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穿刺細胞診とは

 更新日:2023/03/27

穿刺細胞診とは

穿刺細胞診とは、異変が生じている箇所に細い針を刺してそこの細胞を吸引し、その細胞を調べる方法です。採取した細胞は、異常がないかどうか顕微鏡で検査し、検査結果は短時間ででることがほとんどです。
ただ、他の穿刺検査より調査できる項目が少ないため、より詳細な情報が必要な場合は別途検査を受ける必要がある

メリット

・細い針を使用するので痛みが少ない
・すぐに検査結果が出る

デメリット/副作用

・多くの場合は麻酔なしで行われるので、注射など針を刺す行為を拒まれる方には出来ない
・調べられる情報量が他の穿刺検査より少ない

治療期間

病状の診断のために行われる検査のため、穿刺細胞診の検査自体は1回で済むことがほとんどです。その後診断次第では他の検査を行ったり、治療に進んだりしていきます。最終的に異変のみられた細胞が正常に戻っているか確認のため、再度穿刺細胞診を実施する場合もあります。

費用相場

保険適応の場合がほとんどです。
3割負担の場合:3,000円前後です。
1割負担の場合:1,000円前後の費用が相場となっています。

注意点

検査期間や費用は、検査内容などによって大きく異なる場合があります。

この記事の監修医師