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初期妊婦健診とは

 更新日:2023/03/27

初期妊婦健診とは

妊婦健診とは、お腹の赤ちゃんの成長やお母さんの体調に問題がないかを診る健康診査のことです。そのうち、分娩予定日が決定されてから妊娠15週6日(妊娠4か月)までの健診を初期妊婦健診と呼びます。検診では超音波検査や採血、おりものの検査、子宮頸がん検診、採尿、血圧・体重測定、子宮底長の測定などを行います。

メリット

・胎嚢や胎芽、心音、発育の状況がわかる
・子宮筋腫や腺筋症、卵巣腫瘍合併の有無がわかる
・妊婦のつわりやだるさなどなどの体調不良を相談できる
・ハイリスク妊娠の一部を早期に検出することが可能である

デメリット/副作用

・必要に応じて行われる内診により疼痛や出血が伴う場合がある
・妊娠12週ごろから妊娠24週までは4週に1回の健診頻度なので、異常を早期発見できない可能性がある
・自治体によって自己負担金額が異なり、経済的負担となる場合がある

治療期間

内診による超音波検査は数分で終了しますが、その他実施する検査項目によって健診にかかる時間は前後します。経過に異常がなければ、分娩予定日が決まった後、妊娠10週前後で1回目の妊婦健診を行い、12週ごろに2回目を、以後24週までは4週間毎の健診を行います。

費用相場

妊娠は病気の扱いとはならないため、健康保険が適用となりません。通常の自費診療は全額自己負担が原則ですが、ほとんどの自治体から補助が出ます。自治体によって公費負担金額が異なりますので、確認するといいでしょう。

注意点

治療期間や費用は、医療機関や治療内容などによって大きく異なる場合があります。

この記事の監修医師