挙筋腱膜前転術とは

挙筋腱膜前転術とは

挙筋腱膜前転術とは、垂れ下がったまぶたを開けやすくする眼瞼下垂症手術の１つです。まぶたを切開し、緩んでしまった眼瞼挙筋腱膜という部分を短縮させることで、目がパッチリと楽に開けられ、視界がよくなる効果があります。まぶたが下がってくる後天性眼瞼下垂は加齢によるものが多いのですが、若い人でも挙筋腱膜前転術の適用になる場合があります。
手術をすることで目が開きやすくなるだけでなく、額のシワが目立たなくなる、目の二重幅を調整するなど、若々しい見た目に繋がります。

メリット

・眼瞼下垂症と診断された方は保険内で治療することができる
・手術によって挙筋の働きが改善するため、まぶたが開きやすくなる

デメリット/副作用

・ダウンタイムが1ヶ月程度必要
・以前、まぶたに何らかの施術をした場合は保険適用の範囲で治療ができない可能性がある
・左右差が出たり、挙筋腱膜を縫った糸が外れてしまったりしたときに、再手術が必要になる可能性がある

治療期間

カウンセリングから手術、術後の腫れが引くまでは全部で約1ヶ月間かかります。
手術当日は日帰りで治療することができますが、7日前後に抜糸が必要となります。その後、腫れが引くまでに約1ヶ月かかります。

費用相場

保険適用で両眼で約45,000円程度、片眼で約22,500円程度です。

注意点

治療期間や費用は治療内容などによって大きく異なる場合があります。