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【闘病】定期的に眼科検診を受けながら「緑内障」になっていたワケ(2/2ページ)

 更新日:2025/02/12
【体験談】定期的に眼科検診を受けながら「緑内障」になっていた

患者側も知識は大切です

医師も患者側も知識は大切です

編集部編集部

今までを振り返ってみて、後悔していることなどありますか?

NorikoさんNorikoさん

自分の知識がなかった為、緑内障の検査をするという発想は今まで全くありませんでした。検診は毎年受けてはいたのですが、緑内障に限らず、年齢的に注意した方が良い病気や受けておいた方が良い検査などの知識を持っているべきであったと後悔しています。また、膝のリハビリをしながら感じたことは、大人になってからのスポーツは準備体操や筋トレなどを十分に行わずにプレイに入ることが多かったと反省しています。体の使い方の癖をそのままにしていたことも怪我につながったのではないかと思います。再発防止のためにも、筋肉をつけ、正しく体を使うということがとても大切だと感じます。

編集部編集部

医療機関や医療従事者に望むことはありますか?

NorikoさんNorikoさん

私はたまたま膝の怪我をした時に、「ネイルパテラ症候群」というかなりレアな遺伝性の病気を指摘され、そこから緑内障が発覚しました。実を言うと、それまでも膝のレントゲンは何度か撮っていたのですが、指摘をされたことはありませんでした。ネイルパテラ症候群は、海外では5万人に1人、日本ではもっと少ないという珍しい病気で、先生によっては病気自体を知らないそうです。そのため、膝のお皿や爪を見ても気づかない人の方が多い、と言うネット投稿を目にしたことがあります。私の場合は、運良く素晴らしい医師に出会い、指摘をしてもらったおかげで、緑内障にも気付く事が出来ました。怪我をしてこの先生に出会わなければ、私は今でも緑内障に気づかず、もしかしたら失明していた、なんて事もないとは限りません。先生が幅広い知識を持っていると、専門外の病気が見つかり、救われる患者がいるという事を是非知ってもらいたいと思います。

編集部編集部

最後に、読者に向けてのメッセージをお願いします。

NorikoさんNorikoさん

緑内障はゆっくり進行することも多いのですが、痛みなどが生じることは少ないため、気づいていない方が沢山いる可能性があります。特に私の場合は、コンタクトで定期的に眼科検診を受けていたにも関わらず、緑内障の診断に必要な検査は行われませんでした。一度ダメージを受けてしまった視神経は回復する事はないですが、早期発見ができれば、早期治療につながり、失明に至る確率を減らすことができます。40歳を過ぎたら、また家族に緑内障を発症している方がいたら、緑内障の可能性が高くなることを考えて定期的に緑内障の検査や健康診断の眼底検診を受けることを強くおすすめします。

編集部まとめ

一般的に、結膜炎などの診察やコンタクトレンズの定期検診の際に、緑内障を調べる眼圧、眼底検査をするとは限らないそうです。そのため医学的知見が浅い私たちが、「眼科で何も言われていないから緑内障の不安はない」と考えてしまうのは危険かもしれません。緑内障は、進行してからでないと症状が現れにくい病気です。Norikoさんが言うように、早期発見のためにも、意識して検査や健康診断を受けた方が良いでしょう。

この記事の監修医師

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