【闘病体験】歯ぐきの出血や手荒れに始まった異変は難病「皮膚筋炎」だった(2/2ページ)

自分が難病になるまで知らなかったこと

編集部
現在の体調や生活はどうですか?
yumiyumidietさん
寒い日の朝は軽い関節痛があったり、冷えると指先の血流が途絶えて真っ白になるレイノー症状というものが現れたりしますが、基本的には元気に過ごしています。薬は飲み続けなければいけないので、通院は続けており、難病申請も毎年続けています。私自身、皮膚筋炎になるまでは、難病申請をすると医療費助成があることなどを知りませんでした。高額な薬を飲み続ける必要があるので、とてもありがたく思っています。
編集部
お薬はどのようなものを服用されているのですか?
yumiyumidietさん
ステロイドと免疫抑制剤と胃薬は毎日、あとは抗生物質を週に3回飲んでいます。あとは、週に1回、骨粗しょう症予防のお薬も服用しています。
編集部
医療機関や医療従事者に望むことはありますか?
yumiyumidietさん
大きな病院では予約していても待ち時間がとても長いので、暇つぶしができるような設備や施設があると嬉しいですね。
編集部
最後に、読者に向けてのメッセージをお願いします。
yumiyumidietさん
私は職場のつながりから助言を受けて、病院を受診したことで、早期に治療受けることができました。何か軽い不調であっても、それが長く続く場合は、念のため受診した方がいいと思います。また、治療については納得いくまで医師と相談してから進めていくことをお勧めします。私は診察が終わってから「あれ、聞いておけばよかった」ということが何度かあったので、聞きたいことはポストイットに書いておき、診察待ちの間に復習しています。あとは、「ヘルプマーク」をできるだけ多くの方に認知していただけたら嬉しいですね。
編集部まとめ
ヘルプマークは、最近少し目にするようになってきました。最近は公共交通機関内の優先座席にも、マタニティマークと並んでヘルプマークが表示されるようになってきているそうです。少しずつ認知が拡大されると良いですね。また、yumiyumidietさんは、職場の同僚の助言で「念のために」受診したことが結果的に早期の治療につながりました。不調が続く場合は、放置せずに受診するのをお勧めします。yumiyumidietさん、ありがとうございました。