FOLLOW US

目次 -INDEX-

  1. Medical DOCTOP
  2. 医科TOP
  3. 医科コンテンツ
  4. 訪問診療の選び方|確認するべきポイント・探す方法・往診との違いについてご紹介します

訪問診療の選び方|確認するべきポイント・探す方法・往診との違いについてご紹介します

 更新日:2023/11/09
訪問診療の選び方

訪問診療は医師や看護師が自宅や施設などに出向いて診察や治療を行うサービスです。
患者さんの生活環境や家族の状況などを直接見ることで、より適切な医療や介護の提供が可能になります。通院が困難な方にとっては安心して医療を受けられることがメリットです。
訪問診療を受けるには事前に申し込みや手続きが必要となります。自分の住んでいる地域の医療機関を選ぶことになりますが、利用できる範囲や条件は限定的です。
そこで、訪問診療をどう選ぶか・確認するべきポイントなどを解説しますので、ぜひ参考にしてください。

河井 誠

監修医師
河井 誠(かわいクリニック)

プロフィールをもっと見る
千葉大学医学部卒業。その後、東京大学医学部附属病院、東芝病院(現・東京品川病院)、関東中央病院呼吸器内科に勤務。2006年、東京都大田区に「かわいクリニック」を開院。「病院よりも近く、安心できる存在」をモットーに、24時間365日体制で患者やその家族の要望に合わせた診療をおこなう。日本内科学会専門医、日本呼吸器学会専門医。

訪問診療とは?

通院が困難な患者さんのもとへ、医師が定期的に訪問し診察することです。訪問診療と似たようなサービスに、往診というものがあります。医師に診察してもらうという点は同じですが、訪問診療と往診ではサービス内容が異なります。
訪問診療とはどのようなサービスなのか、解説します。

訪問診療について

計画的・定期的に患者さんのもとへ訪問し、治療や看護・健康管理などを行います。患者さんの体調が急変したときは臨時で訪問をしたり、入院先の手配をしたりします。
訪問診療を行うことで病態が悪化することを未然に防げる可能性が高まります。その結果、寝たきり・転倒・肺炎・床ずれなどの予防ができ、入院が必要となる状態を防げる可能性があります。

定期訪問と往診の違いは?

定期訪問と往診は、どちらも自宅で医療サービスを受けられる在宅医療です。両者は訪問方法や目的に違いがあります。
定期訪問は、計画的・定期的に医師が患者さんの自宅に訪問し診察を行うことです。訪問頻度は患者さんの病態によって様々ですが、毎月定期的に訪問します。
往診とは発熱や体調不良、病態が急に悪化した際などに、訪問依頼を受け訪問することを往診と言います。
往診は診察を行ったうえで、病態によっては自宅療養が困難と判断した場合はご家族と相談し、病院へ受診するために病院受診の手配を行うことがあります。
往診を依頼するためには、医療機関に定期的に訪問診療で介入してもらう必要があるため、あらかじめ訪問診療で対応が可能な医療機関に相談しておくことが必要です。

訪問診療の選び方

訪問診療の選び方
訪問診療を受けるにはまず、かかりつけの医師に相談しましょう。医師が訪問診療の必要性を判断した上で、訪問診療の申し込みについて説明があります。
訪問診療を行う医師はかかりつけの医師と同じか、あるいはかかりつけの医師が紹介する医師です。訪問診療を行う医師や看護師は患者さんの病状や生活環境に応じて、適切な頻度や時間で訪問します。
訪問診療の利用で患者さんは自宅で安心して治療を受けられます。また、入院や施設入所を避けることができますし、家族や介護者の負担も軽減できます。

医師との相性も重要

訪問診療では、医師は患者さんの健康状態や生活環境を直接見られます。プライバシーや信頼関係が重要になるため、訪問診療を選ぶ際は医師との相性も重要な要素の一つです。訪問診療は、医師は患者さんの自宅や施設に入り込み長期的な関係になります。相性が合わないとストレスや不満がたまる可能性が高いです。
そこで、次のような点について医師との相性をチェックしましょう。

  • 医師の専門分野や経験が合っているか
  • 対応や説明が丁寧で分かりやすいか
  • コミュニケーションがスムーズにできるか
  • 安心感や信頼感があるか

訪問診療を選ぶときに確認するべきポイント

確認するべきポイント
訪問診療は一般的な外来診療とは異なり、患者さんの状態や環境に応じて柔軟に対応する能力が求められます。緊急時に迅速に対処できる体制や連携が整っているかも重要です。訪問診療を行っている医療機関や医師の資格や経験をよく確認しましょう。
訪問診療は保険適用外のサービスも多く自己負担が高くなる場合があります。また、訪問診療の範囲や回数は医師の判断で変わる可能性があるため、事前相談が望ましいです。訪問診療の内容・費用・頻度などは事前に確認しましょう。
訪問診療のメリットは、通院ができなくても自宅で安心して治療を受けられることです。デメリットは、病院とは違い検査・治療の方法が限られることや、外来で診てもらうよりも費用が高くなってしまう場合がほとんどだということです。訪問診療を受けることで生じるメリットやデメリットをよく把握しましょう。

対象エリア

訪問診療の対象エリアは、医師や患者さんのニーズに応じて設定できます。ただし、保険で訪問診療を行えるのは、訪問診療を行う保険医療機関から半径16km以内です。
対象エリアが半径16kmを超えた場合は、原則として保険対象外となり自由診療対象となります。例外として保険の対象になる場合は、次のとおりです。

  • 患者さんの所在地から半径16km以内に必要な診療について専門的に対応できる保険医療機関が存在しない場合
  • 診療について専門的に対応できる保険医療機関は存在していてもその保険医療機関が往診等を行っていない場合など
  • 冬期の積雪期間に通常車両の運行ができないため往診に相当の時間を必要とする場合
  • 道路事情がきわめて悪く相当の行程を徒歩で行かなければならず往診に相当の時間を必要とする場合など

上記のように、絶対的な理由や特殊な事情がある場合は、保険診療の対象になります。

診療科目

訪問診療では、患者さんの症状や状態に応じて適切な診療科目を選択する必要があります。診療科目は診療報酬点数表に基づいて、内科系・外科系・その他の分類が一般的です。内科系訪問診療は内科・小児科・神経内科・心療内科などです。その場合は、生活習慣病・慢性疾患の管理予防や精神的なケアなどを行います。
外科系訪問診療は外科・整形外科・形成外科・皮膚科などです。例えば、創傷の処置・感染の予防やリハビリテーションなどを行います。その他の訪問診療は眼科・耳鼻咽喉科・歯科などです。具体的には、視力聴力の検査・補聴器の調整や口腔ケアなどを行います。

連携先

訪問診療で介入している医療機関は、病院・診療所・地域包括支援センター・居宅介護支援事業所・訪問看護事業所などと連携し、患者さんの状態やニーズに応じて適切な対応をします。
訪問診療では対応が難しい検査や治療が必要な場合や、重症化し手術が必要になった場合は、病院を紹介します。訪問診療を行う医師は、病院と連携して患者さんの情報や治療方針を伝えます。
また、地域包括支援センターは高齢者や障害者などの在宅生活を支援するための窓口です。訪問診療を行う医師は地域包括支援センターと連携し、患者さんの生活全般にわたる支援を行います。
居宅介護支援事業所は介護保険サービスを受ける要介護者の在宅介護に関する相談や計画、連絡、調整を総合的に引き受ける事業所です。ケアマネージャーが常駐しており、患者さんの介護サービスを把握し、状況によって調整を行います。医師は介護サービスの介入において必要な情報をケアマネージャーに連絡し、介護サービスに支障が出ないように情報を共有します。
訪問看護事業所は訪問看護師が在住しており、患者さんの自宅に訪問し、病状の観察や処置を行います。家族へ診療上の指導など介護に重点を置いた看護サービスを行います。医師は訪問看護指示書を発行し看護師が訪問します。看護の介入時に必要な情報を連絡し共有します。

24時間365日対応可能か

訪問診療の時間は基本的には平日の日中ですが、夜間や休日にも対応できる医療機関もあります。行われるのは、診察・問診・処方・指導・医療処置・特殊医療・看取り支援などです。急変時や緊急時には24時間365日体制をとっている医療機関もあります。訪問診療を受ける場合は、事前に担当医と時間帯や頻度などを相談しておくことが大切です。
また、通院困難な患者さんであれば病気の種類や障害の種類に関係なく訪問診療を受けることが可能です。病院へ通院することが困難な人や自宅での療養を希望される方に対し、基本的に2週に1度のペースで医師が定期的に訪問診療を行います。病状によっては1週間に1回というふうに訪問回数を増やすことも可能です。

看取りまで対応可能か

終末期を住み慣れた自宅で過ごしたり、自宅で最期のときを過ごしたいと希望する方は少なくありません。訪問診療・訪問看護により痛みや苦しみを和らげたり、心理的精神的ケアを行ったりして、ターミナルケアと看取りが行われています。
訪問診療では、自宅での急変時には24時間365日の体制で対応します。その際に訪問看護と連携し、合わせて介入してもらうことが可能です。訪問看護が介入することにより在宅で安心して療養ができ、ターミナルケアなどのサービスが受けられます。

訪問診療を受ける医療機関を探す方法は

医療機関を探す方法
訪問診療を受けるには、まず自分の住んでいる地域にある訪問診療を行っている医療機関を探す必要があります。訪問診療を行っている医療機関を探す方法には次のようなものがあります。

  • ケアマネジャーからの紹介
  • かかりつけ医や入院先の病院に相談する
  • インターネットで探す
  • 自宅のある地域で探す

これらの方法で訪問診療を行っている医療機関を見つけたら、電話やメールなどで連絡して自分の症状や状況を伝えます。訪問診療の受け入れ条件や手続きは医療機関によって異なりますので、詳しくは各医療機関にお問い合わせください。

ケアマネジャーからの紹介

厚生労働省では、在宅医療・介護を一体的に提供できる体制を構築するために地域の医師会等との連携を図っています。ケアマネジャーは介護支援の専門員で、主な職場は居宅介護支援事業所・高齢者施設・地域包括支援センターなどです。
介護を必要とする人が介護保険サービスを受けられるようにケアプランの作成を行ったり、サービス事業者との調整を行ったりしています。訪問診療は医師が患者さんの自宅や入居している高齢者施設などに訪問して行う医療の提供です。
介護との関係で訪問診療が必要な場合には、ケアマネジャーから訪問診療の紹介を受けることが可能です。まず、ケアマネージャーが決まっていない場合は近くの地域包括支援センターなどに相談するとよいでしょう。

かかりつけ医や入院先の病院に相談する

かかりつけ医とは普段から患者さんの健康管理や相談に応じる医師のことです。患者さんが在宅医療や入院治療が必要になった場合には、適切な医療機関への紹介や連携も行います。
一般的に訪問診療を受ける前にかかりつけ医や入院先の病院に連絡して、訪問診療の目的・内容・期間などを伝えることが望ましいです。
ただし、かかりつけ医や入院先の病院に相談する必要があるかどうかは個々の事情により異なります。また、すべてのかかりつけ医が訪問診療を行っているわけではありません。
訪問診療は、信頼できる医師であることやコミュニケーションが取れる医師であることが重要です。相談する医師がいない場合は、地域の医師会や保健所などに相談できます。

インターネットで探す

インターネットで訪問診療を探すことも可能ですが、国・自治体・医師会関係などの信頼できるサイトを利用することが大切です。全ての訪問診療医療機関がインターネットに掲載されているわけではなく、自分の住む地域に対応しているとは限りません。インターネットで探すだけではなく、電話やメールなどで直接問い合わせることも必要となります。
訪問診療の受け入れ状況や条件などは個別の確認が必要です。また、訪問診療を受けるとき、かかりつけ医の紹介や同意が必要な場合もあります。

自宅のある地域で探す

訪問診療を受けるには、自宅のある地域に訪問診療を提供する医療機関があることが必要となります。
自宅から近い医療機関を選ぶことで交通費や時間を節約できますし、他の医療機関や介護サービスなどと連携しやすく、必要に応じて迅速に対応することが可能です。
ただし、訪問診療の内容・費用・利用方法などは医療機関によって異なる場合があります。希望する医療機関や、サービス内容に沿った訪問診療を受けられるとは限りません。そのため、事前に十分な情報収集や相談を行い、自分に合った訪問診療を見つけることが大切です。

自宅近くで訪問診療を探すには次のような方法があります。

  • 自治体の福祉課や保健所などに問い合わせる
  • かかりつけ医や担当の主治医に相談する

訪問診療ならかわいクリニックへご相談を

かわいクリニック
訪問診療を中心に行っているかわいクリニックは、高齢者や障害者など通院が困難な方のために自宅や施設で医療サービスを提供しています。

扱っているのは、内科・循環器内科・呼吸器内科・消化器内科・皮膚科・ 精神科・アレルギー科・耳鼻咽喉科などの診療や必要な検査・処置などです。

患者さんの健康と安心を第一に考え、質の高い医療の提供を目指しています。

地域のパイプを活かした連携で、患者さんの状態や病状に沿ったケアができます。また、地域の医療機関と親密な関係を構築して密接な連携を行っています。

24時間365日医師が待機してサポート

かわいクリニック診察
かわいクリニックの24時間365日医師が待機してサポートする訪問診療は、新しいサービスです。

このサービスは、訪問診療を利用して定期的に医師が訪問し在宅医学時総合管理料を算定されている患者さんが、電話連絡で開院時間外でも医師に相談できま。また、必要に応じて自宅に医師が往診します。時間外であっても、医学的にお困りの際には電話で相談が可能です。

医師は患者さんの状況を常に把握できるため適切な診断や治療が可能です。

時間外であったとしても、状態に応じて往診し、患者さんやご家族に対して万全のフォローができるような体制を整えています。

内科全般・皮膚科・精神科などの専門の医師による訪問診療や専門検査環境が整う

訪問診療のかわいクリニックの診療科目は、内科・循環器内科・呼吸器内科・消化器内科・皮膚科・ 精神科・アレルギー科・耳鼻咽喉科です。

男性医師・女性医師ともに幅広い年齢層の常勤専門の医師が在籍し、内科については全般をカバーする幅広い診療ができます。

皮膚科・精神科・耳鼻咽喉科・嚥下評価を専門とした医師も在籍していて、通院が困難になったときにも総合的なサポートが行えるように努めています。

カルテやマニュアルを電子化することで迅速かつ正確なケアを実現

かわいクリニックでは、カルテやマニュアルを電子化することで迅速かつ正確なケアを提供しています。電子化されたカルテやマニュアルは、患者さんの病歴や治療方針をいつでも確認できます。訪問先での検査結果や処置内容をリアルタイムに記録でき、情報の共有や管理が容易です。

かわいクリニックは、電子カルテや業務マニュアルはクラウド化し、業務効率化や万一のトラブル防止の徹底を図っています。より早くより正確に情報を共有して、タイムリーに必要なサービスを提供しています。

訪問診療を検討されている方は、かわいクリニックにご相談してみてはいかがでしょうか。

かわいクリニックの訪問診療の流れと費用はこちら

かわいクリニックの基本情報

アクセス・住所・診療時間

JR京浜東北線 蒲田駅 徒歩7分

東京都大田区西蒲田7丁目37−10 グリーンプレイス蒲田3階

診療時間
9:00~18:00

この記事の監修医師