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補聴器とは

 更新日:2023/03/27

補聴器とは

補聴器とは、耳に付け聞こえを補う医療機器です。入力された音を聴力に合わせて周波数ごとに調整し、イヤホンから出力します。
大きく分けて耳かけ型補聴器、耳穴型補聴器、ポケット型補聴器の3種類があります。
安価な集音器とは周波数別での調整が可能な点が異なります。

メリット

・会話がスムーズになる
・学習・趣味や社会活動の幅が広がる
・長期的に認知症の予防ができる可能性がある

デメリット

・使いはじめは不快感を感じる場合がある
・付けたいという本人の意思がないとうまくいかない
・医療保険は適応されない

治療期間

適正な聴力検査の後、試用して装用効果が実感できた場合に購入することをお勧めします。
病院もしくは補聴器外来のある耳鼻咽喉科、認定補聴器技能者のいる店舗での購入を検討しましょう。

費用相場

価格はタイプによって異なり、ポケット型は数万円、耳かけ型は片耳で12万円以上、耳穴型は15万円以上が一般的な相場になります。
小型なほど高価な傾向があり、「耳かけ型」がオーソドックスモデルです。
聴力が規定以下の場合身体障害者として認定され、障害者総合支援法により補助が受けられる場合があります。小児両側難聴では自治体によって補助が受けられる場合があります。

この記事の監修医師