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忙しい人のための健康診断ガイド|健康診断の所要時間と再検査・要精密検査の考え方

 公開日:2026/01/30
忙しい人のための健康診断ガイド|健康診断の所要時間と再検査・要精密検査の考え方

仕事や家事、育児に追われる日々の中で、健康診断を受ける時間を確保するのは簡単ではないでしょう。所要時間がどれくらいかかるのか、もし要再検査や要精密検査と言われたらどうすればいいのか、こうした不安を抱えたまま健診を先延ばしにしている方もいるのではないでしょうか。
健康診断は病気の早期発見に欠かせない大切な機会ですが、その後のフォローまで見据えて受診することで、より安心感を持って日常生活を送ることができます。本記事では、健康診断にかかる時間の目安から検査項目別の所要時間、さらに異常が見つかった場合の対応まで、忙しい方が知っておきたい情報をわかりやすく解説します。

鈴木 隆二

監修医師
鈴木 隆二(千葉柏駅前胃と大腸肛門の内視鏡・日帰り手術クリニック 健診プラザ)

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聖マリアンナ医科大学卒業。その後、東京女子医科大学消化器病センター助教を務める。2020年8月、「筑波胃腸病院」(茨城県つくば市)の理事長に就任。 2024年4月、「千葉柏駅前胃と大腸肛門の内視鏡・日帰り手術クリニック 健診プラザ」(千葉県柏市)を開院。医学博士。日本消化器内視鏡学会 消化器内視鏡専門医、日本外科学会 外科専門医。麻酔科標榜医、産業医、難病指定医。

健康診断にかかる時間の目安

健康診断にかかる時間の目安
健康診断を受ける際に気になるのが、実際にどれくらいの時間がかかるかでしょう。検査項目や受診する施設によって所要時間は異なりますが、一般的な目安を知っておくことで、スケジュールを組みやすくなります。ここでは、基本的な健康診断の所要時間や、時間に差が出る理由、短時間を重視する際の注意点について説明します。

一般的な健康診断はどれくらいで終わる?

雇用前健診や定期健診といった基本的な健康診断では、身体測定、血圧測定、視力・聴力検査、胸部レントゲン、血液検査、尿検査、心電図検査、問診などが行われます。これらの項目をスムーズに受診できれば、所要時間は30分〜1時間程度で終わることが多いです。ただし、受診者の人数や検査の混雑状況によっては、待ち時間が発生して全体の所要時間が延びる場合もあります。
人間ドックのように胃カメラや腹部超音波検査、婦人科検査などが含まれる場合は、検査項目が増えるため2時間〜3時間程度を見込んでおくと安心です。特に胃カメラ検査を受ける場合は、鎮静剤を使用するかどうかによって検査後の休息時間が必要になることもあるため、余裕を持ったスケジュール調整が大切になります。

健康診断がすぐ終わる人と時間がかかる人の違い

健康診断の所要時間に差が出る要因として、まず挙げられるのが検査項目の数です。
基本的な定期健診だけであれば短時間で終わりますが、オプション検査を追加したり人間ドックを受けたりする場合は時間がかかります。また、血液検査で採血がスムーズにいかない場合や、レントゲン撮影で体位の調整に時間がかかる場合なども、所要時間に影響を与えます。
もう一つの大きな要因が、事前の準備状況です。健康診断では問診票の記入や保険証の提示、前日からの食事制限の遵守などが求められます。これらの準備が整っていないと、当日の受付や検査で時間がかかってしまいます。事前にWeb問診を済ませておいたり、必要な書類を用意しておいたりすることで、スムーズに受診できるでしょう。

短時間を重視する人が知っておきたい注意点

忙しい方は、健康診断を短時間で終わらせたいと考えるかもしれませんが、時間を優先して必要な検査項目を省いてしまうと病気の早期発見の機会を逃してしまう可能性があります。特に40歳以上の方は、胃がんや大腸がん、生活習慣病のリスクが高まる年代であり、症状が現れていなくても定期的に詳しい検査を受けることが推奨されています。
短時間で健診を終わらせたい場合でも、年齢や健康状態、家族歴などを考慮して、最低限必要な検査項目は受けるようにしましょう。また、健診後に異常が見つかった場合、再検査や精密検査を受けるために再度時間を確保しなければならないこともあります。最初から必要な検査をしっかり受けておくことで、結果的に時間の節約につながる場合もあるのです。

検査項目別に見る健康診断の所要時間

検査項目別に見る健康診断の所要時間
健康診断は、さまざまな検査項目を組み合わせて実施します。それぞれの検査にどれくらいの時間がかかるのかを知っておくことで、受診計画を立てやすくなるでしょう。ここでは、基本的な健診項目から胃の検査、大腸検査まで、検査別の所要時間について見ていきます。

基本健診項目(採血・尿検査・レントゲン)の時間

身体測定や血圧測定、視力・聴力検査といった基本的な項目は、それぞれ数分程度で終わります。これらは特別な準備も必要なく、順番に進めていけばスムーズに完了します。
採血は通常、5分〜10分程度で終わります。血管が細い方や血管が見えにくい方の場合、少し時間がかかることもありますが、熟練した検査技師が対応すれば大きな問題にはなりません。尿検査は検査容器に尿を採取するだけなので、数分で済みます。ただし、当日に尿が出にくい場合は、少し時間をおいてから採取することもあります。
胸部レントゲン検査は、撮影自体は数分で終わりますが、着替えや撮影室への移動時間を含めると10分〜15分程度かかることがあります。心電図検査も、電極を装着して波形を記録するまでに10分程度を要します。これらの基本項目を合わせると、待ち時間を除いても30分〜40分程度は見込んでおくと良いでしょう。

胃の検査(胃カメラ・胃バリウム)にかかる時間

胃の検査には、胃カメラ検査(上部消化管内視鏡検査)と胃バリウム検査(上部消化管造影検査)の2種類があります。胃バリウム検査は、バリウムを飲んでレントゲン撮影を行う検査で、検査時間は10分〜15分程度です。ただし、バリウムを飲むのが苦手な方や、撮影時の体位変換に時間がかかる方もいるため、余裕を持って20分程度を見込んでおくと安心です。
胃カメラ検査は、口または鼻から内視鏡を挿入して胃の中を直接観察する検査です。検査自体の時間は5分〜10分程度ですが、鎮静剤を使用する場合は検査前の準備や検査後の休息時間が必要になります。鎮静剤を使わない場合でも、検査前の説明や検査後の状態確認を含めると、30分程度かかることが一般的です。鎮静剤を使用する場合は、検査後に30分〜1時間程度の休息が必要になるため、トータルで1時間半〜2時間程度を確保しておくとよいでしょう。
胃カメラ検査は、胃がんや食道がん、慢性胃炎、ピロリ菌感染などの早期発見に大変有効です。特に40歳以上の方は、がんのリスクが高まる年代であるため、バリウム検査よりも精度の高い胃カメラ検査を選択することが推奨されています。

大腸検査を含む場合の時間と当日の注意点

大腸の検査として精度が高いのが、大腸カメラ検査(大腸内視鏡検査)です。大腸カメラ検査を受ける場合、検査前日から食事制限が必要になり、当日は下剤を飲んで腸内をきれいにする必要があります。下剤を飲んでから腸がきれいになるまでには、通常2時間〜3時間程度かかります。
検査自体の時間は15分〜30分程度ですが、腸の状態や観察する範囲によって変わります。ポリープが見つかった場合、その場で切除することもあり、その場合は検査時間が延びることもあります。鎮静剤を使用する場合は、検査後に休息時間が必要になるため、下剤の準備時間から検査後の休息まで含めると、半日程度の時間を確保しておくことが望ましいです。
大腸がんは日本人の死因として多い病気であり、40歳を過ぎたら定期的に検査を受けることが大切です。便潜血検査で陽性となった場合や、家族に大腸がんの方がいる場合は、大腸カメラ検査を受けることが推奨されます。検査当日は、下剤の服用後にトイレに何度も行く必要があるため、自宅で準備できる施設を選ぶか、施設内で準備できる環境が整っているクリニックを選ぶと安心でしょう。

健康診断で「異常」「要再検査」「要精密検査」と言われたら

健康診断で「異常」「要再検査」「要精密検査」と言われたら
健康診断を受けた後、結果に「異常あり」「要再検査」「要精密検査」といった記載があると、不安になる方も多いでしょう。しかし、これらの判定が必ずしも深刻な病気を意味するわけではありません。結果の見方を正しく理解し、適切な対応を取ることが大切です。

「異常あり」はすぐに病気を意味するわけではない

健康診断の結果で「異常あり」と記載されていても、すぐに病気があると確定したわけではありません。検査結果の数値が正常範囲を少し外れているだけで、生活習慣の改善や経過観察で対応できることも多くあります。例えば、血圧が少し高めであったり、血糖値がわずかに基準を超えていたりする場合、食事や運動習慣を見直すことで改善できる可能性があります。
また、検査当日の体調や食事の影響、ストレスなどによって一時的に数値が変動することもあります。このような場合、再度検査を受けることで正常範囲に戻ることも珍しくありません。ただし、「異常あり」の結果を放置してしまうと、将来的に深刻な病気につながる可能性もあるため、医師の指示に従って適切な対応を取ることが重要です。

要再検査と要精密検査の違いを正しく理解する

健康診断の結果には、「要再検査」と「要精密検査」という2つの判定があり、それぞれ意味が異なります。
「要再検査」は、検査結果の数値が正常範囲を外れているものの、すぐに治療が必要なほどではない状態を指します。数値の変動が一時的なものか、継続的なものかを確認するために、もう一度同じ検査を受けることが推奨されます。
一方、「要精密検査」は、健康診断の結果から病気の可能性が疑われるため、さらに詳しい検査を受ける必要がある状態を指します。例えば、便潜血検査で陽性となった場合、大腸がんやポリープの可能性があるため、大腸カメラ検査を受けて詳しく調べる必要があります。また、胸部レントゲンで影が見つかった場合は、CT検査などを行って原因を特定します。
「要精密検査」と言われると不安になるかもしれませんが、精密検査を受けた結果、異常が見つからないこともあります。早期発見・早期治療のためには、指示された精密検査を速やかに受けることが大切です。

消化器系の要再検査・精密検査で多いケース

消化器系の健康診断で異常が見つかりやすい項目として、便潜血検査や肝機能検査、胃バリウム検査などがあります。
便潜血検査で陽性となった場合、大腸がんやポリープ、痔などによる出血が疑われるため、大腸カメラ検査を受けることが推奨されます。大腸カメラ検査では、大腸の粘膜を直接観察できるため、がんやポリープの早期発見に有効です。
肝機能検査では、AST(GOT)、ALT(GPT)、γ-GT(γ-GTP)といった数値が測定されます。これらの数値が高い場合、アルコールの摂り過ぎや脂肪肝、肝炎などが疑われます。肝臓は「沈黙の臓器」と呼ばれ、症状が現れにくいため、健康診断で異常が見つかったら早めに受診することが大切です。
バリウム検査で異常が見つかった場合、胃カメラ検査を受けて詳しく調べることが推奨されます。胃カメラ検査では、胃がんや胃潰瘍、慢性胃炎、ピロリ菌感染などを直接観察でき、必要に応じて組織を採取して病理検査を行うこともできます。

健診後まで考えるなら消化器専門クリニックがおすすめな理由

健診後まで考えるなら消化器専門クリニックがおすすめな理由
健康診断を受ける際、検査自体の時間や費用だけでなく、その後のフォロー体制まで考えることが大切です。特に消化器系の検査で異常が見つかった場合、速やかに精密検査を受けられる体制が整っているクリニックを選ぶことで、安心感を持って健康管理を続けることができるでしょう。

健診から精密検査まで同一施設で完結できるメリット

健康診断で異常が見つかった場合、別の医療機関に紹介されて精密検査を受けることが一般的です。しかし、紹介状をもらって新しい医療機関を予約し、改めて検査を受けるまでには、時間と手間がかかります。忙しい方にとって、複数の医療機関を受診するのは大きな負担になります。
消化器専門クリニックが運営する健診施設であれば、健康診断で異常が見つかった場合でも、同じ施設で精密検査を受けることができます。検査データも共有されているため、改めて同じ検査を繰り返す必要がなく、スムーズに次のステップに進むことができます。

胃・大腸内視鏡検査へのスムーズな移行

消化器系の精密検査で重要なのが、胃カメラ検査と大腸カメラ検査です。これらの内視鏡検査は、専門的な技術と経験を必要とするため、消化器内科や内視鏡の専門の医師が在籍するクリニックで受けることが推奨されます。
消化器専門クリニックでは、新しい内視鏡機器を導入しており、痛みや苦しさに配慮した検査を提供しています。内視鏡検査に対する不安や恐怖を軽減できる鎮静剤を使用したり、大腸カメラ検査でポリープが見つかった場合はその場で切除することも可能です。
健康診断で便潜血陽性や胃バリウム検査での異常を指摘された場合、速やかに内視鏡検査を受けることが大切です。消化器専門クリニックであれば、健診結果をもとにすぐに内視鏡検査の予約を取ることができ、早期発見・早期治療につながります。

忙しい人ほど「その後」を見据えた健診選びが大切

健康診断を受ける際、多くの方は検査項目や費用、所要時間に注目します。しかし、本当に大切なのは、健診後のフォロー体制です。異常が見つかった場合、速やかに精密検査を受けられる環境が整っているかどうかが、健康管理の質を大きく左右します。
忙しい方にとって、複数の医療機関を受診することは時間的にも精神的にも負担になります。最初から健診後のフォローまで考えて医療機関を選ぶことで、万が一異常が見つかった場合でも、スムーズに対応できるでしょう。また、同じ医療機関で継続的に健康管理を受けることで、医師も患者さんの状態を把握しやすくなり、より適切なアドバイスが期待できます。
健康診断は、病気の早期発見だけでなく、病気を未然に防ぐための大切な機会です。その後のフォローまで見据えた健診選びをすることで、長期的に健康を維持することができるでしょう。

健康診断は千葉柏駅前胃と大腸肛門の内視鏡・日帰り手術クリニック 健診プラザにご相談を

千葉柏駅前胃と大腸肛門の内視鏡・日帰り手術クリニック 健診プラザ
健康診断を受ける際、検査の質やその後のフォロー体制が整っているかどうかは重要なポイントです。千葉柏駅前胃と大腸肛門の内視鏡・日帰り手術クリニック 健診プラザは、消化器内科・内視鏡専門クリニックが運営する健診施設として、健診から精密検査まで一貫して対応できる体制を整えています。

消化器内科・内視鏡専門クリニックが運営する健診プラザ

千葉柏駅前胃と大腸肛門の内視鏡・日帰り手術クリニック 健診プラザは、消化器内科・内視鏡専門クリニックが母体となっています。理事長の鈴木 隆二先生は、外科や内視鏡、麻酔などの専門的な資格を持ち、東京女子医科大学消化器病センター外科や筑波胃腸病院などで豊富な経験を積んできたスペシャリストです。また、副院長の永井 瑞紀先生は、消化器内科の診療に精通しています。
このように専門性の高い医師が在籍しているため、健康診断で異常が見つかった場合でも、専門的な視点から適切な判断と対応が行われています。また、先進的な医療機器を導入しており、精度の高い検査を短時間で提供できる体制を整えられています。

健診から精密検査・内視鏡検査まで一貫対応

千葉柏駅前胃と大腸肛門の内視鏡・日帰り手術クリニック 健診プラザ
健康診断で便潜血陽性や胃の異常が見つかった場合、別の医療機関を受診する必要があると時間と手間がかかります。千葉柏駅前胃と大腸肛門の内視鏡・日帰り手術クリニック 健診プラザでは、健診で異常が見つかった場合でも、同じ施設で胃カメラ検査や大腸カメラ検査といった精密検査を受けることができます。
内視鏡検査は、鎮静剤を使用して痛みや苦しさに配慮した検査を提供されているので、初めて内視鏡検査を受ける方でも安心感を持って検査を受けることができるでしょう。また、大腸カメラ検査でポリープが見つかった場合、その場で切除することも可能であり、大腸がんの予防につなげられているそうです。

忙しい方でも受けやすい効率的な健診体制

千葉柏駅前胃と大腸肛門の内視鏡・日帰り手術クリニック 健診プラザは、JR線・東武線 柏駅西口から徒歩1分という便利な立地にあります。仕事や家事で忙しい方でも通いやすい場所にあるため、健康診断を受けやすい環境が整っています。また、土日も健診を実施しているため、平日に時間が取れない方でも受診できます。
健診メニューも充実しており、雇用前健診や定期健診、標準人間ドック、協会けんぽの生活習慣病予防健診、柏市の特定健診・がん検診など、さまざまなニーズに対応しています。特に、標準人間ドックでは胃カメラ検査や腹部超音波検査、血液検査など、詳しい検査を受けることができます。
さらに、女性に配慮したメディカルアンダーウェアを導入したり、女性専用の健診スペースも用意されているため、女性の方でも安心して受診できるでしょう。
健康診断の結果は、最短で翌日午後に返却されるため、結果を早く知りたい方にも適しています。また、専用アプリを使用して予約や問診、結果の確認ができるため、忙しい方でも効率的に健康管理を行うことができます
健康は明日への一歩です。千葉柏駅前胃と大腸肛門の内視鏡・日帰り手術クリニック 健診プラザでは、新しい検査機器と先進的な健診システムを駆使して、短時間で詳細な検査結果を提供されています。健康の疑問や不安を解消し、明るい未来への一歩を踏み出すために、一度健康診断を受けてみてはいかがでしょうか。

千葉柏駅前胃と大腸肛門の内視鏡・日帰り手術クリニック 健診プラザの基本情報

アクセス・住所・診療時間・費用

JR線・東武線 柏駅 徒歩1分

千葉県柏市旭町1丁目1-2 YK-7ビル 2階

9:00〜12:00 -
14:00〜17:30 -

▲:予約検査のみ

【費用(税込)】
 一般健康診断
  一般健康診断(定期健診):11,700円
  雇用前健康診断:9,500円

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