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ばれない性病検査とは?パートナーや家族にばれずに性病検査する方法を解説!

 更新日:2024/02/08
ばれない性病検査とは?パートナーや家族にばれずに性病検査する方法を解説!

意外と身近に潜んでいるかもしれない性病。自覚症状がないまま進行するものもあるので、自分は大丈夫なのだろうかと心配になったことはありませんか?しかし、医療機関への受診はパートナーや家族にばれる可能性があると考え、なかなか検査に踏み切れない方も多いと思います。今回は、そのような方のために、周りの方々に知られずに性病検査を受ける方法を紹介します。

村上 知彦

監修医師
村上 知彦(薬院ひ尿器科医院)

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長崎大学医学部医学科 卒業 / 九州大学 泌尿器科 臨床助教を経て現在は医療法人 薬院ひ尿器科医院 勤務 / 専門は泌尿器科

性病とは

性病とは

まずは、性病とはどういう病気を指すのか、どのような種類があるのかという基礎部分から説明します。性病検査とはどういう内容の検査なのかも併せて紹介していきます。

性病とは

性病とは、性行為感染症のことで、その名の通り性行為を通して人から人へと感染していく病気のことを総称して性病と呼びます。性器周辺に症状が出る場合もあれば、喉などに症状が出る場合もあります。

もう少し詳しく触れると、性病は、粘膜と粘膜が接触することで感染するものなので、必ずしも男女間だけで感染するというわけではありません。オーラルセックスやキスなどでも感染する可能性があるので注意が必要です。基本的にはこうした粘膜同士の感染が多いですが、まれに性行為をしていなくても感染するケースがあります。

例えば、タオルや下着などの衣類の共用、トイレや浴室の共用、妊娠時の母親から子どもへの母子感染などです。確率としては低いですが、このような日常的な物品の共有でも感染する可能性があるので、もし性病であった場合は速やかに家族やパートナーに知らせて治療を受けるようにしましょう。

主な性病の種類

性病は、感染するウイルスの種類によっていくつかの種類があります。時期や年齢によってかかりやすい性病もありますが、近年では新種のウイルスなども出てきているので一層注意が必要です。ここでは症例数の多い身近な性病をいくつか紹介します。

まずは、クラミジア感染症です。男性の場合であれば尿道、女性の場合であれば尿道のほか膣に感染するのが特徴の病気です。症状としては排尿時の痛みやおりもの異常が起きます。咽喉に感染した場合は喉の痛みを感じることがあります。

次に、淋病についてです。淋菌感染症とも呼ばれる淋病は、クラミジアと同じような症状ですが、潜伏期間が短く、症状がクラミジアよりも強いことが特徴です。

次に梅毒です。梅毒は患者数が少なかったものの近年患者数が増えてきており、性器やその周辺にできものができる性病です。手足に発疹が出ることもあるのが特徴です。梅毒放置すると命に関わるケースもあるので早急に治療をすることが大切です。

性器の周りにヘルペスができる性器ヘルペスという性病もあります。水ぶくれのようなものが性器にでき、痛みを伴います。ヘルペスは、一度できると免疫が落ちたときなどに何度も再発を繰り返す、やっかいな性病です。

最後にHIVについても紹介します。HIVは、発熱症状が続いたあとに無症状の期間があり、長いときでは10年前後何もなく過ごせる場合もあります。しかし症状が出ていない間にも病気は進行しており、放置すると免疫不全を起こし命の危険があります。性病の中でも最も注意が必要ともいわれているHIVは、医学の進歩で不治の病ではなくなりましたが、いまも死亡原因となった事例もあります。

性病検査とは

性病に感染しているかどうかを調べるための検査が、性病検査です。尿検査や、膣ぬぐい検査、咽喉への感染を調べるためのうがい検査、採血での検査などがあります。性器ヘルペスなど、目で見て分かるものに関しては医師の視診のみで診断が出る場合もあります。しかし、罹患している性病は1つでない可能性もあるため、なにか違和感を覚えた場合は、いくつかの性病を同時に検査してみるのが良いでしょう。

性病検査の方法の種類

性病検査を受けるためにはいくつかの方法があります。すぐに思い浮かぶのは、医療機関での検査でしょう。医療機関で性病検査を受ける場合、基本的にはかゆみや痛みなどの自覚症状がある場合は保険診療となり、自覚症状はないが検査だけ受けてみるという場合は自由診療となります。また、保健所で検査を受けることもできます。保健所での性病検査は調べられる項目数は限られているものの無料で検査できるのが最大の魅力です。また、自宅などで調べられる検査キットなども広く普及しています。

パートナーや家族にばれない性病検査の方法を比較

パートナーや家族にばれない性病検査の方法を比較

さまざまな方法がある性病検査ですが、パートナーや家族に検査を受けたことが知られないようにする方法はあるのでしょうか。ここでは匿名性やコストパフォーマンスの面から、それぞれの検査方法のメリットとデメリットを紹介します。

匿名性の高さで選ぶ性病検査の方法

匿名性を重視するのであれば、医療機関の性病検査を自由診療で受けるか、郵送タイプの性病検査キットを使用するかのどちらかがおすすめです。詳しくは後述しますが、自由診療であれば、クリニックで検査している現場を見られない限りはパートナーや家族にばれる可能性は低いといえます。また、郵送タイプの検査キットの場合も自宅などでこっそり1人で検査することができるので、周りに知られにくいという強みがあります。

コストパフォーマンスの良さで選ぶ性病検査の方法

費用面を抑えて検査を受けたい場合は、保健所での性病検査を受けることがおすすめです。先ほども紹介した通り無料で検査を受けることができるので、急な出費や金欠状態でも問題ありません。同様の理由で、医療機関での保険診療の性病検査もコストパフォーマンスが良いでしょう。無料ではありませんが、3割負担で検査を受けることができ、もし結果が陽性だった場合でも、そのまま治療を行うことができます。

性病検査がパートナーや家族にばれてしまうケース

性病検査がパートナーや家族にばれてしまうケース

性病検査を受けたことがパートナーや家族に知られてしまう場合、どのようなケースが考えられるのでしょうか。ここでは、ばれてしまったケースをいくつかの場面に分けて紹介します。

保険証の明細を見られる

まずは、医療機関で保険適用の検査を受けたときにばれるケースを紹介します。通常、医療機関を受診すると、3カ月~半年に1回、保険組合から保険証を利用した履歴のまとめ書類が自宅などに郵送されます。そのため、郵送された書類をパートナーや家族が見た際に泌尿器科や婦人科のクリニックの名前があると、違和感を持たれ追及されてしまう可能性があります。絶対にばれたくない場合は、追及から逃れるために、「前立腺が腫れていた」「生理が重いのが心配だった」などの言い訳を用意しておくと良いでしょう。

通院した際に知り合いなどに見られる

次に、医療機関や保健所で検査を受けたときのケースです。通院している場面を誰かに見られたことが原因で追及される可能性があります。この場合も先ほどのパターンと同様に、クリニックを受診したもっともな理由を用意しておきましょう。

郵送された検査キットを誤って開封されてしまう

最後は、検査キットが自宅などに郵送されたときにばれるケースについてです。パートナーや家族と同居していて郵送物を勝手に開けられてしまう関係性の場合は、自分以外に検査キットを見られるかもしれないという意識を持っておかなくてはいけません。包装したものであればなかなかわからないかもしれませんが、中を開けられてしまうと確実にばれてしまうので、言い逃れが難しいケースです。

パートナーや家族にばれない性病検査なら郵送タイプの性病検査キットがおすすめ

パートナーや家族にばれない性病検査なら郵送タイプの性病検査キットがおすすめ

どうしても性病検査を受けたことを周囲に知られたくない場合は、郵送タイプの検査キットを利用するのが良いでしょう。ここでは郵送タイプの検査キットを選ぶポイントや、先ほどのばれてしまった事例を起こさないようにするための注意点も紹介するので参考にしてください。

郵送タイプの性病検査キットのポイント

医療機関での検査は1項目ずつに費用がかかるのが一般的ですが、検査キットの場合は複数の性病を一度で調べられるので費用を抑えられるというメリットがあります。また、自覚症状がない場合は医療機関を受診すると自由診療になってしまうため、念のための検査という場合は検査キットを使用するのが良いでしょう。検査キットはインターネット上で購入することができますが、種類がたくさんあるので迷ってしまう方が多いと思います。まずは自分の体に出ている症状や調べたい性病の症状の特徴と照らし合わせて、検査できる性病の種類から購入するキットを絞り込んでいきましょう。

送付先を郵便局留めや運送センター留めにすればさらに安心

検査キットを購入したことがばれないようにするためには、検査キットの送付を郵便局留めや運送センター留めにすることがおすすめです。自宅に届いてしまうと、自分以外の誰かに見られる可能性がありますが、郵便局や運送センターで留めておけば、自分以外が開封する心配はまずないでしょう。もう1つのポイントとして、購入時の決済方法にも注意が必要です。クレジットカードの場合は明細が残ってしまうため、コンビニ払いなどに支払い方法を変更しておくことを忘れないようにしましょう。

性病検査の結果が出たら

性病検査の結果が出たら

ばれずに性病検査を受ける方法を紹介してきましたが、実際に結果が出たらどうしたら良いのでしょうか。ここでは、陰性だった場合と陽性だった場合それぞれについて紹介します。

陰性だった場合

陰性だった場合は、ひとまず安心して問題ないでしょう。しかし、不特定多数との性行為などは控え、性病に感染するリスクを下げましょう。また、コンドームを使用することで避けられる性病も多くありますので、正しい知識を付けて性病を予防しましょう。また、ご症状がでてくるような場合には、偽陰性という可能性もありますので、再検査や医療機関の受診も検討されるとよいでしょう。

陽性だった場合

陽性だった場合は、パートナーや家族に速やかに伝えましょう。冒頭で説明した通り、性病はさまざまな経路からほかの人に感染してしまうので、自分が感染していた場合はパートナーや家族も感染しているリスクが高い状態といえます。正直に伝え、一緒に治療をしていきましょう。

まとめ

本記事では、主な性病の種類や性病検査方法の種類、性病検査がパートナーや家族にばれてしまうケースなどについて説明しました。パートナーや家族にばれない性病検査なら、郵送タイプの性病検査キットがおすすめです。一方で、誰にも知られずに検査を受けられたとしても、検査結果が陽性であった場合は、パートナーや家族への感染のリスクが高いので、つつみ隠さず伝えて、しっかりと治療を受けるようにしましょう。

この記事の監修医師