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目の下のクマ治療とは?クマの原因・クマ取りの費用・クリニックの選び方を解説

公開日:2023/11/10  更新日:2023/11/17
目の下のクマ治療とは?

鏡を見たら気づかぬうちにクマができていたということはありませんか。クマがあると老けて見えてしまい、悩んでいる方は少なくありません。

クマにはいくつかの種類があり、タイプによって適切な治療方法が異なるため、自分のタイプ・適切な治療法を知ることが大切です。

そこで今回はクマの原因・治療法・クマ取りの費用・クリニックの選び方などについて解説しますので、自分の症状を照らし合わせてみてください。

土田 諒平

監修医師
土田 諒平(東京美専クリニック)

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京都大学工学部物理工学科卒業
奈良県立医科大学医学部卒業
ハーバード大学医学部Joslin Diabetes Center留学
奈良県立医科大学附属病院 勤務
近畿大学奈良病院 勤務
天理よろず相談所病院 勤務
東京美専クリニック 開業

目の下のクマの原因

目の下のクマの原因
目の下のクマの種類は大きく分けて黒クマ・青クマ・茶クマの3種類です。
クマは目元に影ができることによって発生したり、青黒い血が毛細血管から透けることによって発生します。種類によって発生するメカニズム・改善方法が異なるため、クマの種類を確認してからアプローチすることが大切です。それぞれのクマの原因を詳しく解説していきます。

黒クマの原因

黒クマの主な原因は加齢・紫外線ダメージです。老化が進むと目元の筋力が低下し、目の下の眼窩脂肪が前へ出たふくらみにより影が作られ、これが黒クマになります。
目元の筋肉をつけると改善していくため、目元の筋肉へアプローチをすることが改善に効果的です。また、紫外線が肌の張りを低下させてたるみが引き起こされ、これによって影ができて黒クマになるケースもあります。
紫外線は曇りの日でも放射しているため、毎日しっかり日焼け止めを塗ることが対策方法として適切です。黒クマは肌の凹凸によって現われるため、目の下の皮膚を横に引っ張った時に消えるかどうかで判断できます。

青クマの原因

青クマの主な原因は血行不良です。血行不良は血液がスムーズに循環しないため酸素不足となり、血液が鮮やかな赤から黒みがかった赤へ変化します。
目の下の皮膚は薄いため、この黒い血液が皮膚から透けて見えて青クマになります。血行不良は運動不足・ストレス・冷え・喫煙などが原因で起こりやすいため、これらの状態を改善することが青クマの解消に繋がりやすくなります。
青クマは毛細血管が透けて見えることで発生するクマのため、目の下の皮膚が薄い人・肌の色が白い人は青クマができやすいです。

茶クマの原因

茶クマの原因は色素沈着です。目の下の皮膚を引っ張った時に薄くならず、皮膚と一緒にクマが動いた場合には茶クマと判断できます。
色素沈着は目をこする・メイク・紫外線などによって発生します。そのため、茶クマを作らないためには目のかゆみがある時に目をこすらない・メイクをしっかり落とす・紫外線対策をすることが大切です。
茶クマができてしまった時には、良質な睡眠を取るなどしましょう。色素沈着の度合いが軽度であれば、睡眠を取ることにより、肌のターンオーバーで改善する可能性があります。

目の下のクマ治療

目の下のクマ治療
目の下のクマを取る治療法は主に経結膜的脱脂術・ヒアルロン酸・コラーゲン注射・レーザー・再生医療などです。経結膜的脱脂術ではたるみによるクマの改善に効果があり、ヒアルロン酸・コラーゲン治療では目元の凸凹の改善によってクマを取る効果が期待できます。
施術方法によってクマに対する効果・痛み・効果が変わってくるため事前に確認しておくことが大切です。具体的な施術方法・施術時・施術後の痛みなどを詳しく解説していきます。

施術の種類は?

施術の種類は先述した通り、主に以下の4種類があります。

  • 切らないクマ取り(経結膜的脱脂術)
  • ヒアルロン酸・コラーゲン注射
  • レーザー
  • 再生医療

それぞで詳しくみていきましょう。

切らないクマ取り(経結膜的脱脂術)

経結膜的脱脂術とは、たるみ・くぼみなどを改善するための施術です。まぶたの裏にある結膜からたるみの原因である余分な量の眼窩脂肪を取り除き、たるみの改善にアプローチします。結膜を切開して行うため、顔の表面に傷がつきません。
この施術方法はたるみによる黒クマの改善に効果的な方法です。ただし医師の技術によっては適切な量の脂肪を除去できず、眼窩脂肪が残った結果、クマが改善しない可能性がある点はデメリットです。
なお、使用する脂肪注入の種類によって、生着率・生着期間・所要時間が異なります。種類に応じて金額も変わってくるため、よく考えた上で治療方法を選択するようにしましょう。自分に合った適切な治療法を選ぶために、カウンセリング時に医師とよく相談することが大切です。

ヒアルロン酸・コラーゲン注射

ヒアルロン酸・コラーゲン注射は目の下の凹み・たるみによるクマ改善が期待できる治療法です。症状の度合いに合わせて硬い薬剤・柔らかい薬剤を駆使してなめらかな表面にします。ヒアルロン酸・コラーゲンは、そのままの状態だと早くに吸収されてしまうため、吸収されにくくする加工を加えたうえで使用します。
この治療法は目の下の凸凹を改善するため、黒クマに有効な治療法です。ヒアルロン酸・コラーゲンの持続期間は基本的に6ヶ月~1年程度となっています。
また、体質的に合わない場合があり、注入剤が硬くなってしまうこと・膨張してしまうこと・青く透けてしまうことがデメリットです。そのため、施術前にカウンセリングで体質に合うかどうかよく相談することが大切となります。

レーザー

レーザー治療はピーリング・ターンオーバーの改善・コラーゲン増殖の促進効果が期待できる治療法です。レーザーの種類によりますが、個人でのアプローチでは難しい真皮の治療ができます。そのため、真皮の色素沈着による茶クマの改善に効果的です。
また、茶クマのみならず黒クマ・青クマにも効果が期待できるため、どのタイプのクマにも対応可能なオールマイティな治療法といえます。ただし、稀ですが白斑・点状出血色素沈着が起こる可能性があるため、施術前には注意が必要です。カウンセリング時に医師とよく相談した上で治療を受けるようにしましょう。

再生医療

再生医療とは治療者本人から採取した血液からPRPを抽出し、クマに注入する治療法です。肌組織の修復・肌の自己治癒能力の向上などの効果が期待できます。
この治療法は主にたるみによる黒クマに効果的といわれています。メリットは患者さん自身の血液から治療を行うため、副作用などが起きにくく安心して受けやすい治療です。一方、デメリットは治療時の血液の状態によっては、安定した効果が得られない可能性があります。

クマ取りの痛みは?

クマ取りの痛みは施術方法によって異なります。経結膜的脱脂術については、施術時に局所麻酔・静脈麻酔を行うため、麻酔時に痛みがありますが施術時の痛みはほとんどありません。施術後の痛みに関しては3日程鈍い痛みがありますが、大半は時間が経つにつれて落ち着いていきます。
ヒアルロン酸・コラーゲン注入の施術の痛みについては、経結膜的脱脂術と同様に麻酔を行うため、施術時の痛みはほとんどありません。場合によって注射した部分に内出血が起きることがありますが、ほとんどは時間の経過とともに引いていきます。
レーザー治療についても麻酔を行うため痛みはほとんどありませんが、少しあるのはピリピリとした痛みです。施術後は軽度なやけどに似た痛みがあるため、痛み止めなどを使用するといった対処を行います。
再生医療についてはヒアルロン酸・コラーゲン注入と同様に注射を使用するため、麻酔時に痛みがあります。施術時には麻酔が効いているためほとんど痛みはありません。
施術時の痛みが心配な場合には、カウンセリング時などに医師とよく相談するようにしましょう。

クマ取りのダウンタイムは?

クマ取りのダウンタイムは施術方法によって異なります
経結膜的脱脂術については腫れ・内出血といった状態が長くて2週間程度です。肌を傷つけないため、施術後直後からメイクできます。
ヒアルロン酸・コラーゲン注入のダウンタイムは腫れが長くて1週間程度あり、内出血が出た場合は長くて2週間程度でしょう。化粧・洗顔は施術後すぐに可能ですが、シャワーは次の日から可能でコンタクトレンズをつける場合は1週間後から可能となります。
レーザー治療のダウンタイムについては施術後に1時間程度のヒリヒリとした痛みがありますが、洗顔・メイク・シャワーは当日から可能です。ヒリヒリとした痛みは軽いやけどによるものなので、保冷剤をタオルで包み冷やすようにしましょう。

クマ取りの費用

クマ取りの費用
クマ取りの費用は施術方法・クリニックによって金額が異なります。高額な治療から気軽に受けられる治療など様々です。
同じ治療名でもクリニックによって金額が異なる場合もあるため、クリニックを選ぶ際・治療法を選ぶ際にはよく確認しましょう。なお、一般的な費用は下記の通りです。

  • 経結膜的脱脂術:約300,000円(税込)
  • ヒアルロン酸:10,000〜90,000円(税込)
  • レーザー:10,000〜120,000万円(税込)
  • 再生医療:約100,000円(税込)

施術を選ぶ際の参考にしてみてください。

クマ取りのクリニックの選び方

クマ取りのクリニックの選び方
クリニックを選ぶ際のポイントは安さで選ばないこと・症例が豊富かチェックすることなどです。クリニックによって得られる効果・サービスなどが異なります。どのように選べばいいのか詳しく解説しますので、選ぶ際の参考にしてください。

費用の安さだけで選ばない

クマ取りの治療は安さだけで選ばないようにしましょう。治療方法によっては手を出しにくい金額のものもあります。しかし、安さだけで選んでしまうとその治療法が自分の症状に対して適切ではなく期待した効果が得られなかったり、最悪の場合さらに老けて見えてしまったりすることになりかねません。
また、同じ施術名でも施術方法が異なる場合があるため、金額に対しての施術内容を確認することも大切です。費用が安いかどうかではなく、自分の症状に合うかどうかで治療方法を選ぶようにしましょう。

症例が豊富かチェック

クマ取りの施術は施術方法によって難易度が異なります。特にヒアルロン酸注入については肌が凸凹にならないように、滑らかに仕上げなければなりません。
バランスが大切となり、この加減が上手くできないとさらに老けて見える状態になってしまうことがあります。そうならないためには、経験・知識が豊富な医師に施術をしてもらうことが大切です。
これは病院の症例が豊富かどうかが判断材料となるため、クリニックを選ぶ際は症例の豊富さを確認するようにしましょう。

カウンセリングからアフターフォローまで充実しているかチェック

クマ取りはクマの種類によって適切な施術方法が異なる治療です。高い費用を払ったのに、症状に対して不適切なアプローチだったため効果がないということがあります。出費に対して見合う効果を得やすくするためには、カウンセリングが充実しているクリニックを選ぶことが大切です。
また、施術後に問題が発生した場合に向き合って対応してくれる、アフターフォローが充実しているクリニックを選ぶことも重要といえます。例えば、ヒアルロン酸注射をした後に施術部が硬くなってしまった場合、すぐに処置をしてくれるクリニックなどです。
アフターフォローがしっかりしていないと、失敗してしまった際に再度治療をするなど自分で対処しなければなりません。施術後のサポートが手厚く、アフターフォローが充実しているクリニックを選ぶことが大切です。

目の下のクマ取りなら東京美専クリニックにご相談を

東京美専クリニック
東京美専クリニックでは、経結膜的脱脂術をメインとした目の下のクマ取りを行っており、クマの原因や患者さんの希望によって、柔軟に対応しています。

アフターフォローにも力を入れているため、万が一ダウンタイム時に悩みがあっても相談しやすいクリニックです。

難易度の高い施術も行える医師が在籍しているため、目の下のクマ取りを検討している方は、ぜひ相談してみてはいかがでしょうか。

切らないクマ取り(経結膜的脱脂術)に対応

東京美専クリニックは、切らないクマ取り(経結膜的脱脂術)を行っています。皮膚を傷つけない治療のため、治療後当日からメイク・洗顔・シャワーができるのが魅力です。

日帰り(※)手術で一般的にダウンタイムも短くて済むため、短期間での治療を希望する方にもおすすめです。

(※)手術自体は当日で終わりますが、検査や経過観察のため前後の通院をお願いする場合があります。

専門的な知識を持った医師による丁寧なカウンセリング

東京美専クリニック院長
カウンセラーではなく、施術を行う専門的な知識を持った医師が直接カウンセリングを行います。患者さんの悩みを親身に診察し、先進的な医療機器や診療器具で患者さんの心身の健康と幸福を考えた治療を提供しています。

専門的な知識が豊富な医師が丁寧に症状を診たうえで治療法を提案してくれるため、安心して治療法を選択できるでしょう。

24時間体制の専用相談窓口があるなど手厚いアフターフォロー

一般的には営業時間内での対応となりますが、東京美専クリニックでは24時間相談できる専用の相談窓口があります。

施術後、もし夜中に問題が起きたときでも、すぐに相談することができます。いつでも困った時に早急な対応が得られるため安心でしょう。

東京美専クリニックの基本情報

アクセス・住所・診療時間・費用・治療期間・治療回数

東急東横線渋谷駅 徒歩1分

東京都渋谷区渋谷1丁目14-9 藤和宮益坂ビル10F

診療時間
9:30~18:00

※保険診療も行っております。

【費用】
経結膜的脱脂術(切らないクマ治療) 286,000円(税込)
脱脂追加オプション 脂肪注入 209,000円(税込)
脱脂追加オプション PRP注入 143,000円(税込)
脱脂追加オプション PRP+bFGF注入 176,000円(税込)
脱脂追加オプション ベビーコラーゲン注入 96,800円(税込)
脱脂追加オプション ベビーコラーゲン注入(ハーフ) 53,900円(税込)
表ハムラ 385,000円(税込)
表ハムラ+下眼瞼余剰皮膚切除 528,000円(税込)
裏ハムラ 385,000円(税込)
下眼瞼余剰皮膚切除 308,000円(税込)

治療期間:2~4週間に1回
治療回数:1~5回

この記事の監修医師