目次 -INDEX-

  1. Medical DOCTOP
  2. ドクターインタビュー
  3. すっぴんでもきれいな唇をキープ!デンタルアートメイクの特徴とメリットとは?【大阪府茨木市 くらとみ歯科クリニック】

すっぴんでもきれいな唇をキープ!デンタルアートメイクの特徴とメリットとは?【大阪府茨木市 くらとみ歯科クリニック】

 公開日:2025/08/29
すっぴんでもきれいな唇をキープ!デンタルアートメイクの特徴とメリットとは? すっぴんでもきれいな唇をキープ!デンタルアートメイクの特徴とメリットとは?

口紅を塗り直す手間が省け、理想の色と形の唇を叶えられるリップアートメイクに興味を持つ人が増えています。唇のくすみを取って色素を入れることにより、メイクなしできれいな唇を実現できる魅力がある反面、施術時の痛みや効果の持続性に対して不安を感じる人も多いのではないでしょうか。幅広い歯科診療に携わり、デンタルアートメイクも手掛けるくらとみ歯科クリニック院長の蔵富康浩先生にお話を伺いました。

Doctor’s Profile 蔵富 康浩(くらとみ やすひろ) くらとみ歯科クリニック 院長
2003年岡山大学歯学部卒業後、大阪府の歯科医院に歯科医師として勤務。大阪府茨木市にて、2010年くらとみ歯科クリニックを開院。「地域の方の健康に貢献できるクリニック」をモットーに、新しい治療法を積極的に取り入れ、むし歯・歯周病、審美治療矯正治療根管治療など幅広い歯科診療に対応している。2025年よりデンタルアートメイクを提供。 顎咬合学会会員、日本顎咬合学会 咬み合わせ認定医、日本口腔インプラント学会所属。

目次 -INDEX-

くすみを取って自然な色を加え、唇本来の美しさを取り戻す

まず、デンタルアートメイクとは何かということをお聞かせください

専用の器具を用いて、唇に色素を入れていく施術です。施術は基本的に2回セットで、まずは紫外線などの影響でくすんだ唇をきれいにして、本来の色を取り戻します。その後、色素を入れて好みの色や形にしていきます。 デンタルアートメイクは医師免許を持つ医師のみが行うことができる医療行為です。2024年、歯科医師の指導下であれば歯科衛生士が施術できることが公に発表され、提供する歯科医院が少しずつ増えてきました。

くすみを取って自然な色を加え、唇本来の美しさを取り戻す

美容外科が行うリップアートメイクと、歯科医院が行うデンタルアートメイクの違いについて教えてください

一番の特徴は麻酔の違いです。アートメイクは専用の針で唇に色素を入れていくため、施術時に麻酔が必要です。美容外科ではクリーム状の表面麻酔ですが、歯科医院では口腔内麻酔(浸潤麻酔)を使用するため、痛みを感じることがほとんどありません。施術時の出血が少なく、色素が定着しやすいメリットもあります。処置時間もデンタルアートメイクのほうが短く、30分~45分ほどで済みます。 施術は、デンタルアートメイクの専門知識や技術を身に付け、資格を取得した歯科衛生士が歯科医師の指導の下で行います。また、歯科医院では唇と歯の関係や、口元全体のバランスを大切にしています。ご希望に応じて、矯正やホワイトニングなどを組み合わせた治療も可能です。

施術を受けることで、どのようなメリットがありますか?

メイクをしなくても血色がよく見えて、いつも若々しい印象になります。水に濡れたり汗をかいたりしても落ちることはなく、メイクをする手間が省けるなど、さまざまなメリットがあります。唇の輪郭や左右差など形に悩んでいる方にとっては、自分が望む形に近づけることができます。 日焼けなどでくすんだ色を健康的に戻したり、小さな傷跡の改善などを目的とした治療も行っています。

デンタルアートメイクはどれくらい持続しますか? いわゆるタトゥーとはどのように違うのでしょうか。

個人差はありますが、2回の施術で2~3年持続するといわれています。タトゥーとの違いは、色素を注入する深さです。タトゥーは皮膚の深い層まで色素を入れますが、アートメイクは皮膚の浅い層に入れるため、肌のターンオーバーによってだんだんと薄くなってきます。

施術の前後で、唇の形が変わったりしないでしょうか?

施術前にカウンセリングをしっかり行い、形をデザインしますので、ご本人の希望がない限り、元々の唇の形が変わってしまうことはありません。

くすみを取って自然な色を加え、唇本来の美しさを取り戻す

デンタルアートメイクをした唇と、口紅を塗った唇では、どのような印象の違いがありますか?

デンタルアートメイクは本来の色を取り戻すことを大事にしており、一人ひとりの顔色に合った色素を選ぶので、よりナチュラルな印象になります。 アートメイクの上から口紅やグロスを塗ることもでき、その日の気分や洋服に合わせて変化も楽しんでいただけます。

丁寧なカウンセリングによる、一人ひとりに合った施術

丁寧なカウンセリングによる、一人ひとりに合った施術

施術するうえで心配があるとすれば、どのようなことが考えられますか?

治療中は麻酔をしますが、なかには痛みを感じる方がいるかもしれません。その場合は麻酔を追加して処置をしていきます。唇の表面に小さな傷を付けて色素を入れていくので、体調が悪いときなどは施術後にヘルペスができることがあります。 ダウンタイムの期間が1週間ほどあり、唇が渇かないように保湿剤を塗るなど注意点がいくつかあります。施術後のケアについては、丁寧にご説明しています。 また、色素が2~3年は持続しますので、消すことができないというのがメリットでもあり、デメリットにもなり得る点ですね。

施術は誰でも受けられますか?

当院では20歳以上を対象にしています。施術は基本的に2回ですが、1回のみご希望の方も可能です。ご希望があれば女性に限らず、男性も受けていただけます。 施術を受けられないのは、「唇に急性期の炎症がある」「免疫治療中」「ケロイド体質」「アトピー治療中」「麻酔アレルギー」「金属アレルギー」「妊娠中の方」などです。

人によって仕上がりに違いはありますか?

同じ色を入れたとしても、人によって定着の仕方は少し違いがありますね。もともとの皮膚の色によって、少し違う色合いに見えることもあります。

貴院での施術の流れについて教えてください

最初に歯科衛生士がカウンセリングをしっかり行います。どんな色や形にしたいのかご希望を伺い、注意事項を伝え、禁忌症に当てはまらないか確認します。カウンセリングの後、歯科医師が問診を行い、お口の写真を撮ってから処置に入ります。 1回目の施術で唇のくすみを取り、2回目の施術で色素を入れます。通常は1カ月ほど間を空けて2回目を行うことが多いです。

施術前に患者さんが気をつけることや、準備することはありますか?

治療の2週間前から唇と周辺の保湿を心掛け、リップティントや刺激の強い化粧品の使用も避けていただきます。体調を整えておくことも大切です。 普段使用している口紅や、理想の唇の色や形の画像などがあると参考になりますので、できるだけ準備をお願いしています。

施術後に気をつけることがあれば教えてください

保湿が重要なので、治療後5日間はお渡しする専用保湿剤で保湿をしていただきます。治療当日はシャワー浴で、その際は唇を専用保湿剤で覆うようにします。洗顔する際も同様で、その上からやさしく洗顔します。 唇に傷を付けるため口唇ヘルペスのリスクがあり、予防薬を3日間内服していただきます。体調不良だとヘルペスが出やすくなりますので、お気をつけください。 食事に関しては、治療後3日間は着色するような色の濃い食べ物や、刺激の強い食べ物は控えてください。治療後1週間ほどは、激しい運動や多量の飲酒、たばこを避けます。また、感染対策のために、サウナや温泉なども控えていただきます。

丁寧なカウンセリングによる、一人ひとりに合った施術

口元に自信を持ち、笑顔で過ごせる毎日をサポート

口元に自信を持ち、笑顔で過ごせる毎日をサポート

デンタルアートメイクではどんな機材が使われますか?

デンタルアートメイクマシンという機材と専用ニードル(針)、ピグメント(色素)各種を使って施術を行います。施術時には麻酔も必要となります。

先生がデンタルアートメイクで一番大事だと思うことは何でしょうか?

口元との調和を一番に考えています。1回目の施術でくすみが取れるだけでもきれいになるので、治療前後の写真を撮って違いを見ていただくようにしています。色素はその方に合うものを使い、お顔全体が明るくなるような治療を心掛けています。コンプレックスが解消され、笑顔で毎日過ごせるようになっていただけたらうれしいですね。

口元に自信を持ち、笑顔で過ごせる毎日をサポート

貴院でデンタルアートメイクを受ける場合の費用を教えてください

1回目の治療費が88,000円、2回目の治療費が66,000円で、いずれも税込みです。治療費にはカウンセリング、施術、保湿剤などのお薬が含まれています。 デンタルアートメイクに関するご相談・カウンセリングは無料で承っています。

これからデンタルアートメイクを考えている方や、Medical DOCの読者の方にメッセージをお願いします

私たちがデンタルアートメイクで目指しているのは、紫外線や加齢の影響などによってくすんでしまった唇を本来の色に戻し、自然で美しい色や形にしていくことです。そして、唇の血色がよくなって肌のトーンがアップし、若々しい印象になって笑顔になっていただければと思っています。 唇に悩みがある方、気になっている方は、ぜひお試しいただきたいと思います。ご相談は無料で承っておりますので、お気軽にお問い合わせください。

編集部まとめ

唇の色で顔全体の印象はガラリと変わります。口紅いらずの便利さに加え、いつでも素顔に自信が持てれば、気持ちも明るくなるのではないでしょうか。 デンタルアートメイクは医療行為なので、信頼できる歯科医院で施術を受けることが大切です。興味のある方は、まずは無料カウンセリングができるクリニックに相談し、気になる点をクリアにしてから決めることをおすすめします。

くらとみ歯科クリニック

医院名

くらとみ歯科クリニック

診療内容

デンタルアートメイク 審美治療 など

所在地

大阪府茨木市東太田1-5-36

アクセス

JR東海道・山陽本線「摂津富田」駅より徒歩15分 JR東海道・山陽本線「JR総持寺」駅より徒歩15分

この記事の監修歯科医師