総入れ歯の方もOK。注目のインプラント技術で生涯しっかり噛める歯を目指して【大阪市西区 フリージア歯科クリニック オリックス本町ビル院】

歯をほとんど失っている方や総入れ歯の方、あるいは歯周病で多くの歯がボロボロになっているような場合、インプラント手術を断られてしまうケースがある。代替歯の治療数が多くなってくると、個々のインプラントで対応するのが困難になってくるからだ。しかし、口腔内の状況を問わず、多くのケースに適応可能な「オールオンフォー」と呼ばれるインプラントの技術もある。高い安全性、そして身体的・経済的負担が抑えられる治療法として現在注目されている。その特徴について、「オールオンフォー」による治療を数多くこなしているフリージア歯科クリニックの浦栄吾院長に話を伺った。
上顎、下顎トータルで歯を再構築する新技術
「オールオンフォー」と、従来のインプラント治療はどこが違うのでしょうか?


見た目や費用面で、従来のインプラントとの違いはあるのでしょうか?
「オールオンフォー」は、最終の被せ物に歯茎の部分がついてきます。見た目として、そこを気にされる方がいらっしゃるかもしれませんが、トータルに歯並びを治しますので、「歯並びのきれいさ」という意味では理想的といっていいと思います。 1本ずつインプラントを入れていく形ですと、残っている歯との位置調整で、歯並びがガタガタしてしまう可能性もありますからね。昨今はマスクなしでの日常生活が始まりましたが、口を大きく開けて笑っても違和感はないと思います。 費用については、従来のインプラントに比べてリーズナブルです。ただし、一度にトータルに歯を入れますので、合算すると、どうしても高額になります。当院では片顎のみで297万円(税込)、上下で550万円(税込)という料金でセラミックの被せものまで入ります。また4本でも6本でも値段は変わりません。
2段階の仮歯を経て、最終歯をつくって綿密に調整

仮歯や歯茎の調整はどのように行うのでしょうか?
術後はすぐに第一段階の仮歯を入れますが、そこから歯茎の形が3カ月くらいは変化しますので、その様子を見ていきます。元の歯の抜歯後にすぐに手術をするので、一度歯茎が痩せて、その後自然に歯茎が収縮するのと同時に骨が治っていくのを待つというわけです。 この変化が落ち着いたタイミングで第二段階の仮歯を入れ、再び噛み合わせを綿密に調整します。そして、最終の被せ物の型取りをして、これをデザインして装着するという工程が全体の流れになります。
治療中の身体への負担という視点で、従来のインプラントとの違いはありますか?
「オールオンフォー」で用いる貴院の治療設備や体制について教えてください
当院では「オールオンフォー」の治療におけるさまざまな工程を可能な限り内製化しています。そのための治療機器を数多く揃え、歯科技工士も在院しています。手術を担当する私と歯科技工士、歯科衛生士がチームとなって治療に当たることで、患者さんに大きなメリットをもたらすと考えています。 「オールオンフォー」の治療に使用する機器で特徴的なのは、インプラントの表面を活性化させる「光機能化」の機器です。これを使うことで、インプラントの接着をよくしたり、骨との結合をよくすることができます。 そのほか、1本のセラミックから「オールオンフォー」で使用する12本の歯を削り出す機器や、手術用のガイド装置をつくるための3Dプリンターなども揃えています。

「しっかり噛んで、しっかり食べる」当たり前の事ができる喜びを感じてほしい!







