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内科的細菌除去療法とは

 更新日:2023/03/27

内科的細菌除去療法とは

内科的細菌除去療法(歯周内科治療)とは、位相差顕微鏡を用いて口腔内に感染している細菌・カビ(カンジダ)・スピロヘータ(歯周病菌)などを特定し、菌や微生物を特異的に除去する薬剤によって行う治療です。
また、薬剤を含んだ歯磨き粉やマウスウォッシュで口腔内を清潔に保つ指導や、歯石の除去も行います。さらに歯科衛生士による定期的なクリーニングを行うことで、除菌後の口腔環境を維持します。
予防歯科治療としても近年多く行われています。

メリット

・むし歯や歯周病を予防できる
・顕微鏡の画像を活用して口腔内の微生物や細菌を視覚的に確認できる
・視覚的に確認できることで、患者さんのモチベーションに繋がる

デメリット/副作用

・自費診療である
・元々内服薬がある方は相談が必要

治療期間

医療機関によって異なりますが、顕微鏡での検査から薬の処方までは1日で行う場合が多いです。その後は2~3ヶ月に一度の定期クリーニングで経過観察を行います。

費用相場

医療機関によって異なりますが、5千円~1万円(薬がない場合は安くなります)程度です。

注意点

治療期間や費用は、医療機関や治療内容などによって大きく異なる場合があります。

この記事の監修歯科医師