「大人の寝ている時の咳」を止める”3つの対処法”とは?医師が詳しく解説!

夜中の咳を落ち着かせる対処法とは?メディカルドック監修医が、部屋の加湿や水分補給、上半身を少し上げて寝る工夫のほか、喘息発作時の対応や受診のタイミングを詳しく解説します。
※この記事はメディカルドックにて『「大人の寝ている時の咳」は何が原因かご存知ですか?考えられる病気を医師が解説!』と題して公開した記事を再編集して配信している記事となります。

監修医師:
伊藤 陽子(医師)
目次 -INDEX-
「大人の寝ている時の咳」の正しい対処法は?
夜間に咳が出る場合、原因により対処法は異なります。乾燥による刺激が咳の原因の場合には、水分を少し取り、咳を落ち着かせるのも良いでしょう。また、部屋を加湿して乾燥しないようにすることで症状が改善することもあります。
喘息と診断され、発作の時に使用する吸入薬を処方されている場合には使用しましょう。咳や喘鳴、息苦しさが改善されるようであれば良いですが、息苦しさが持続する場合には救急外来の受診も検討しましょう。横になると苦しくなる場合には、クッションなどで上半身を少し上げて寝ることで咳や息苦しさが軽減することがありますので試してみてください。
「大人の寝ている時の咳」症状についてよくある質問
ここまで症状の特徴や対処法などを紹介しました。ここでは「大人の寝ている時の咳」についてよくある質問に、メディカルドック監修医がお答えします。
大人で咳が出ない寝方などはありますか?
伊藤 陽子(医師)
咳が出ない寝方は原因により異なります。心不全での咳では、上半身を少し起こして寝る事で咳や息苦しさが軽くなることがあります。また、胃食道逆流症に伴う咳の場合にも上半身を少し起こすことで咳込みが軽減する可能性があります。喘息による咳の場合には、冬場であれば室温を暖かくし、加湿をすることも大切です。寝る部屋の、環境を整えることから始めましょう。また、せき込みが強い時には上半身を少し起こして寝ることで咳が出にくくなります。
寝ている時に咳き込んでしまうのはなぜですか?
伊藤 陽子(医師)
寝ているときにせき込む原因は、さまざまです。寝ているときには、副交感神経が優位となり気道が狭くなります、このため喘息発作が起こりやすくなります。また、夜の寒い冷気や、寝具についているダニやハウスダストがアレルゲンとなり気道を刺激し咳が出ることもあります。別の原因として、胃の中の胃酸が横になることで逆流し、気道を刺激することも咳の原因です。心不全の場合には、横になることで肺うっ血をきたすためせき込みやすくなります。
寝ている時に咳が止まらなくなり起きてしまう時はどうしたらいいでしょうか?
伊藤 陽子(医師)
寝ていると咳が止まらなくなり、起きてしまう時は少し上体を起こしてみましょう。また、のどが乾燥している場合には、少量水を飲むことで落ち着く場合もあります。
まとめ 寝ているときに咳が出るときは呼吸器内科を受診しよう
寝ているときに咳が出る場合、気管支喘息の可能性が高いです。気管支喘息は夜間から早朝にかけて咳や喘鳴などの発作が起こりやすいからです。しかし、そのほかにも胃食道逆流症や心不全などの病気により夜間の咳の症状が出ることもあります。いずれにしても、肺や心臓などの病気の可能性があり、治療により改善する可能性があります。そのまま放置せずに、内科、呼吸器科の外来を受診しましょう。
「大人の寝ている時の咳」症状で考えられる病気
「大人の寝ている時の咳」から医師が考えられる病気は5個ほどあります。各病気の症状・原因・治療方法など詳細はリンクからメディカルドックの解説記事をご覧ください。
循環器系の病気
消化器系の病気
呼吸器科の病気
- 気管支喘息
- 咳喘息
耳鼻科系の病気
「大人の寝ている時の咳」に似ている症状・関連する症状
「大人の寝ている時の咳」と関連している、似ている症状は6個ほどあります。各症状・原因・治療方法などについての詳細はリンクからメディカルドックの解説記事をご覧ください。



