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夜中に目覚めてしまった時の対応法はご存じですか? 「意外な飲み物」も中途覚醒の原因に【医師解説】

 公開日:2026/04/19
夜中に目覚めてしまった時の対応法はご存じですか? 「意外な飲み物」も中途覚醒の原因に【医師解説】

中途覚醒は正しい対処と生活習慣の見直しによって改善が期待できます。本稿では夜中に目が覚めたときの適切な行動や、再発を防ぐための予防策を紹介します。焦りや不安を軽減し、スムーズに再入眠するための具体的なポイントを押さえていきましょう。

田頭 秀悟

監修医師
田頭 秀悟(たがしゅうオンラインクリニック)

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鳥取大学医学部卒業。「たがしゅうオンラインクリニック」院長 。脳神経内科(認知症、パーキンソン病、ALSなどの神経難病)領域を専門としている。また、問診によって東洋医学的な病態を推察し、患者の状態に合わせた漢方薬をオンライン診療で選択する治療法も得意としている。日本神経学会神経内科専門医、日本東洋医学会専門医。

中途覚醒への対処法と予防策

中途覚醒を改善するためには、その原因を特定し、適切な対処法を実践することが必要です。多くの場合、生活習慣の見直しや環境調整により、症状の軽減が期待できます。

夜中に目が覚めたときの対応方法

夜中に目が覚めてしまった際の対応は、中途覚醒の改善において重要なポイントです。目が覚めても、焦らずにリラックスした状態を保つことが大切です。時計を見て時間を確認する行為は、「もうこんな時間なのに眠れない」という不安を増大させるため避けるべきです。15〜20分経っても再入眠できない場合は、無理にベッドにとどまらず、一度起き上がって別の部屋で静かな活動(読書や音楽鑑賞など)を行い、眠気が戻ってきたら再びベッドに入るという方法が推奨されます。この際、強い光やスマートフォンの画面は避け、間接照明程度の弱い光の下で過ごすことが望ましいとされています。深呼吸や筋弛緩法などのリラクゼーション技法も、心身の緊張を和らげ、再入眠を促す効果が期待できます。

中途覚醒を予防する生活習慣

中途覚醒を予防するためには、日中からの生活習慣が重要です。アルコールは入眠を促進する効果がある一方で、睡眠の後半に覚醒作用が現れるため、中途覚醒の原因となります。寝酒の習慣は避け、飲酒する場合も就寝の3〜4時間前までに済ませることが推奨されます。夜間の頻尿を防ぐため、就寝前の水分摂取は控えめにし、カフェインや利尿作用のある飲料は夕方以降避けることが望ましいでしょう。寝室の温度や湿度、音環境にも注意を払い、快適な睡眠環境を維持することが大切です。また、日中の活動量を適度に保ち、規則正しい生活リズムを維持することで、夜間の深い睡眠が得られやすくなります。ストレス管理も重要で、就寝前にリラックスできる時間を設けることで、夜間の覚醒を減らす効果が期待できます。

まとめ

良質な睡眠は、心身の健康を維持するために欠かせない要素です。不眠症は適切な対処により改善が期待できる疾患であり、睡眠薬に頼らない方法も数多く存在します。生活習慣の見直しや環境調整、認知行動療法などの非薬物療法を継続的に実践することで、自然な睡眠リズムを取り戻すことができます。中途覚醒に悩む方も、その原因を特定し適切な対処法を取り入れることで、症状の軽減が見込めます。自分に合った方法を見つけるためには、まず自身の睡眠パターンや生活習慣を見直し、できることから少しずつ実践していくことが大切です。症状が改善しない場合や日常生活に支障が出ている場合は、専門医療機関への受診をご検討ください。

この記事の監修医師