目次 -INDEX-

  1. Medical DOCTOP
  2. 配信コンテンツ
  3. 納豆のアレルギーや疾患別の注意点とは?1日1パックを食べる前に知るべきリスク

納豆のアレルギーや疾患別の注意点とは?1日1パックを食べる前に知るべきリスク

 公開日:2026/01/03
管理栄養士に相談すべき納豆の摂取に関する注意点

納豆は健康的な食品ですが、すべての方に適しているわけではありません。特定の薬を服用している方や疾患をお持ちの方は、摂取を控えたり量を調整したりする必要があります。ここでは、医療的配慮が必要な場合やアレルギーへの対応など、納豆を摂取する際に注意すべき点について解説します。該当する方は医師や管理栄養士に相談してください。

中西 真悠

監修管理栄養士
中西 真悠(管理栄養士)

プロフィールをもっと見る
■経歴
2020年3月 女子栄養大学 栄養学部 実践栄養学科 卒業
2020年4月 株式会社野口医学研究所 入社
同年よりフリーの管理栄養士として活動開始、現在に至る

・法人向け健康経営支援サービスの立ち上げと推進(新規および既存顧客への営業活動を主導)
・食と健康に関する指導プログラムの実施(延べ2000人以上を対象にセミナーや測定会を通じて個別指導を実施)
・SNSでの情報発信によるブランディング
 ∟ Instagramにて食と健康に関する情報を発信し、フォロワー5万人超を達成
 ∟ 企業のSNS商品撮影代行やレシピ開発を400件以上実施
・サプリメントや雑貨のお客様相談室にてコールセンター業務を担当
・保険調査業務の実務を担当

管理栄養士に相談すべき納豆の摂取に関する注意点

納豆は健康的な食品ですが、すべての方に適しているわけではありません。特定の状況下では、摂取を控えたり、量を調整したりする必要があります。

医療的配慮が必要な場合

前述のとおり、ワルファリンなどの抗凝固薬を服用している方は、納豆の摂取を避ける必要があります。ビタミンKが薬の効果を著しく低下させてしまうためです。同様に、ビタミンK拮抗薬を使用している方も、医師の指示に必ず従ってください。

腎臓病でカリウム制限を受けている方は、納豆の摂取量に注意が必要です。納豆にはカリウムが多く含まれているため、過剰摂取は避けなければなりません。透析を受けている方も、リンの摂取制限がある場合があるため、管理栄養士に相談することが重要です。

痛風や高尿酸血症の方は、プリン体の含有量を考慮する必要があります。納豆は「低〜中程度のプリン体含有量」の食品に分類されますが、過剰摂取は避けるべきです。一般的に健康な方であれば適量(1日1パック目安)は問題ありませんが、症状が重い場合や、医師から食事制限の指示がある場合は、その指導に従ってください。

アレルギーや不耐症への対応

大豆アレルギーのある方は、納豆も食べることができません。大豆アレルギーは、子どもに多く見られますが、成人でも発症することがあります。納豆を食べた後に、じんましんや腹痛、呼吸困難などの症状が現れた場合は、速やかに医療機関を受診してください。

発酵食品に含まれるヒスタミンに敏感な方も、納豆で症状が出ることがあります。頭痛や発疹、消化器症状などが現れた場合は、納豆の摂取を控え、医師や管理栄養士に相談することが推奨されます。

納豆の独特な香り成分が、体質的に合わない方もいらっしゃいます。無理に食べる必要はありませんので、ほかの大豆製品(豆腐、豆乳、味噌など)で栄養を補うことを検討しましょう。管理栄養士に相談すれば、個人の体質や好みに合わせた食事プランを提案してもらえます。

まとめ

納豆は、古くから日本人に親しまれてきた優れた発酵食品です。たんぱく質、ビタミン、ミネラル、食物繊維など、多様な栄養素をバランスよく含み、血液の健康や腸内環境の改善など、さまざまな健康効果が期待できます。

混ぜ方や食べ方を工夫することで、より美味しく効果的に納豆を楽しむことができるでしょう。ただし、薬を服用している方や特定の疾患をお持ちの方は、医師や管理栄養士に相談してから摂取することが大切です。毎日の食生活に納豆を上手に取り入れ、健康的な生活を目指しましょう。

この記事の監修管理栄養士