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栄養ドリンクの主役「タウリン」は疲労回復だけじゃない?驚きの”5つの効果”を解説!

 公開日:2026/02/13
疲労回復に効く「タウリン」は「とりすぎる」とどうなる?管理栄養士が解説!

タウリンをとりすぎるとどうなる?メディカルドック監修医が一日の摂取量・効果などを解説します。

※この記事はメディカルドックにて『疲労回復に効く「タウリン」は「とりすぎる」とどうなる?管理栄養士が解説!』と題して公開した記事を再編集して配信している記事となります。

神尾 澄恵

監修管理栄養士
神尾 澄恵(管理栄養士)

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病院、介護老人保健施設、特別養護老人ホーム、介護付き有料老人ホームにて15年にわたり給食管理業務に従事。管理栄養士取得後は病院で栄養管理業務に従事。栄養指導、特定検診保健指導、他NST、褥瘡回診など幅広く活躍中。東京都糖尿病療養指導士取得。患者さん、入居者さんが楽しめる食事提供を心がけています。

「タウリン」とは?

「タウリン」とは?

タウリンは含硫アミノ酸様化合物の一種で、イカやタコ、貝類、甲殻類に多く含まれています。
水溶性であり、肉類、乳製品、魚介類にも豊富に含まれています。
特に、牡蠣、しじみ、あさり、ホタテなどの貝類や、イカ、タコなどの軟体動物に多く含まれていることが知られています。
ヒトの体内では、胆汁の生成を促進する働きがあり、コレステロールを正常にする働きがあります。神経系の伝達、浸透圧の調整、解毒作用、細胞膜の安定化など、多岐にわたる役割を果たしています。動物実験では、タウリンが欠乏すると網膜機能に障害を起こすことも知られています。

タウリンの一日の摂取量

タウリンの一日の摂取量

タウリンはヒトにとって必要な栄養素ではないため、食事摂取基準では決められていません。栄養剤などに含まれるタウリンは100cc中に1000㎎や300mgほど配合されているものが多いですが、体内で余ったタウリンは排出されるため、摂れば摂るほど効果が得られるわけではありません。また、栄養剤は糖分の摂りすぎにも注意が必要です。

タウリンの効果

タウリンの効果

肝機能を高める

タウリンには、肝臓の解毒作用をサポートし、アルコール代謝を助ける働きがあるとされています。また、胆汁の分泌を促進することで、コレステロールの排出を助け、肝機能の維持に寄与すると考えられています。さらに、インスリンの分泌をサポートする作用があることから、糖代謝にも関与している可能性が指摘されています。これらの作用により、タウリンは肝機能の保護や修復を助ける成分として注目されています。

高血圧予防

血圧を調整しているのは、副腎から分泌されるカテコールアミン(アドレナリン・ノルアドレナリン・ドーパミン)です。この物質が交感神経を刺激して血管を収縮させます。血管が収縮すると血圧が高くなります。タウリンは、カテコールアミンの分泌を抑制すると考えられており、高血圧予防にも効果的です。

脳・目の機能維持

視力の衰えを防ぎ、新生児の脳や網膜の発育を助ける作用もあります。運動時の脂肪燃焼の効率を上げることも確認されており、体重減少を助ける効果も期待されています。

疲労回復をサポート

筋肉の疲労や摩耗の原因となる、老廃物の除去を助け、筋肉細胞へのダメージや酸化ストレスを軽減する効果が期待されています。これらの効果から、身体的な疲労感を解消する可能性があると考えられます。
タウリンのほとんどは筋肉中に含まれています。筋肉の疲労によってたまった物質を除去する効果があります。栄養ドリンクにタウリンが多く含まれているのは、疲労回復のためです。

皮膚の機能回復

タウリンは、浸透圧を調整する作用を持ち、表皮の水分保持や細胞の体積調節に関与していると考えられています。加齢や紫外線の影響により皮膚中のタウリン量が減少するという報告もあり、培養細胞や一部の研究では、タウリンの補給が皮膚機能の回復に役立つ可能性が示唆されています。ただし、ヒトにおける十分な臨床研究は限られており、効果については今後の研究によって明らかになることが期待されています。

「タウリンのとりすぎ」についてよくある質問

「タウリンのとりすぎ」についてよくある質問

ここまでタウリンのとりすぎについて紹介しました。ここでは「タウリンのとりすぎ」についてよくある質問に、メディカルドック監修医がお答えします。

タウリンは肝臓に負担をかけるのでしょうか?

神尾 澄恵神尾 澄恵

タウリンは、解毒、代謝、胆汁の生成を助ける、肝臓に蓄積した中性脂肪を体外に排出させる、血中コレステロールを下げる。以上の効果から負担は軽減され、肝機能を助ける役割をします。

まとめ

タウリンはアミノ酸様物質の一つで、体内でもある程度合成される成分です。主に疲労回復や肝機能のサポートなど、体の機能維持に関与しています。摂取の目安は食事摂取基準に定められていませんが、通常の食生活で不足することは少ないとされています。ただし、新生児や未熟児などでは合成能力が十分でない場合があるため、注意が必要です。また、栄養ドリンクやサプリメントなどで過剰に摂取すると、糖分やカフェインの摂りすぎにつながることがあります。貝類や魚介類などの食品からの摂取を基本とし、必要に応じて補助的に利用することが望ましいでしょう。

「タウリン」と関連する病気

「タウリン」と関連する病気は8個ほどあります。各病気の症状・原因・治療方法など詳細はリンクからメディカルドックの解説記事をご覧ください。

循環器系の病気

皮膚科の病気

  • かゆみ

眼科の病気

  • 網膜神経

「タウリン」と関連する症状

「タウリン」と関連している、似ている症状は5個ほどあります。
各症状・原因・治療方法などについての詳細はリンクからメディカルドックの解説記事をご覧ください。

関連する症状

  • だるい
  • 動脈硬化
  • 肝機能
  • 魚介アレルギー

この記事の監修管理栄養士

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