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関節痛に注目の「再生医療」とは?PRP療法やPFC-FD療法の仕組みと効果【医師解説】

 公開日:2026/05/07
再生医療とは?

加齢とともに、体にガタがきていることを実感する人は多いはず。変形性股関節症や膝関節症などの治療で用いられる「再生医療」は、体が本来持っている能力を最大限に活かし、痛みなどの症状改善が期待できる治療法です。しかし、一方で「副作用は?」「リスクはないの?」といった疑問も浮かぶと思います。そこで今回は、再生医療について「いでた整形外科クリニック」の出田先生に解説していただきました。

出田 聡志

監修医師
出田 聡志(いでた整形外科クリニック)

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自治医科大学卒業。その後、長崎医療センター、福岡大学病院、長崎県上五島病院、長崎県島原病院などで経験を積む。2020年、長崎県島原市に「いでた整形外科クリニック」を開院。日本整形外科学会 専門医・指導医・認定スポーツ医・認定リハビリテーション医。難病指定医、日本DMAT隊員、厚生労働省緩和ケア研修会修了医師。

編集部編集部

再生医療について、もう少し詳しく教えてください。

出田 聡志先生出田先生

簡単に言えば、病気やケガなどで機能を失った組織や臓器を再生させ、機能を回復させる治療法で、医療領域で注目を集めています。再生医療にはいくつかの種類があり、「患者さん自身の細胞や組織を用いたもの」「iPS細胞やES細胞を用いたもの」「患者さん以外の細胞を用いたもの」など、様々な再生医療の研究が進んでいます。

編集部編集部

肩や膝、腰などの悩みに用いられる再生医療とは、どのようなものですか?

出田 聡志先生出田先生

よく知られているものに、患者さんの血液を活用する「PRP療法(多血小板血漿)」という再生医療があります。PRP療法は、患者さんの体から少量の血液を取り出して遠心分離機にかけ、血小板を多く含むPRP(血漿)を作成します。PRPには、傷の修復を促す成長因子が豊富に含まれています。PRPを患部に注射することで、痛んだ組織を元通りに治そうする自己治癒のプロセスが始まるのです。

編集部編集部

PRP療法は、著名なスポーツ選手が受けたことでも話題になりましたね。

出田 聡志先生出田先生

そうですね。PRP療法は、患者さんが本来持っている自己治癒力をサポートする治療法です。ヨーロッパやアメリカで始まり、現在は日本でもスポーツ選手を中心に多くの人が採用するようになりました。そして今では、スポーツ選手だけでなく、一般の人も受けるようになりました。

編集部編集部

PRP療法以外の再生医療があれば教えてください。

出田 聡志先生出田先生

PRP療法に似たもので、「PFC-FD™療法」という方法もあります。PFC-FD™療法は、PRPから成長因子のみを取り出し、フリーズドライにして用います。PRP療法とは異なり、成長因子だけを取り出しているので、高い効果と優れた安全性が期待できます。

※この記事はメディカルドックにて<加齢とともに体にガタがくる… 肩・膝・股関節の痛みの治し方はご存じですか? 医師が解説!>と題して公開した記事を再編集して配信しており、内容はその取材時のものです。

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